【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り
音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。
なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。
日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。
この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。
この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。
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【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(21〜30)
夜鷹の夢Do As Infinity

男女2人組音楽ユニットDo As Infinityによる楽曲。
夜鷹とはアメリカ空軍機ナイトホークのことで湾岸戦争などで実際に使われているそうです。
軍人の目線で描かれたこの楽曲には「国が勝つためには人間の命を奪ってもいいのか」と自問自答に苦しむ様子が描かれており、聴いていると自然と涙がこぼれそうになります。
ボーカルの伴都美子さんの力強い歌声が反戦への意識を高めてくれる名曲でもあるので、気になる人はぜひ聴いてみてください。
ハナミズキ一青窈

2001年にアメリカでおこった同時多発テロを受け、現地に居た友人からのメールをキッカケに制作されたというエピソードが有名なこの曲は、シンガーソングライター一青窈さんの代表曲の一つ。
大切な人の幸せを願う気持ちを優しい言葉でつづった歌詞が美しいんですよね。
そうした歌詞を見ていると、戦争がなくなり、いつまでも平和に暮らせる世界になってほしいと心の底から感じるはず。
あなたもご自身の大切な人を思い浮かべながら聴いてみてください。
【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(31〜40)
IMAGINE忌野清志郎

平和を願う曲といえばジョン・レノンさんの『Imagine』ですよね。
こちらは2009年に惜しまれながもこの世を去った、愛すべきロックシンガー忌野清志郎さんが『Imagine』を日本語で歌ったものです。
愛や平和を心から信じ、願った彼らが歌うからこそ届くメッセージがそこにはあります。
1985THE BLUE HEARTS

伝説的なロックバンド、THE BLUE HEARTSによる楽曲です。
1995年にリリースされたベストアルバム『SUPER BEST』に収録されています。
タイトル通り、1985年当時に彼らが抱いていた思いをそのまま歌詞にしたパンクロックチューンで、等身大で真っすぐな気持ちが伝わってきます。
戦争に負けた過去を持つ日本……その行く末を案じるメッセージ性に、共感できる方は多いかもしれません。
ここは一つ、音量を上げて聴いてみては。
TriangleSMAP

国民的アイドルSMAPによる反戦歌。
日本テレビ系『24時間テレビ28「愛は地球を救う」~生きる~』の中でも披露されました。
2008年度に音楽の教科書にも掲載されるなどさまざまな人に聴いてほしい名曲です。
僕の目、君の手、僕らの声がみんな違っていても命はみんな同じというメッセージが込められていますよね。
少しの違いで戦争をする愚かさ、悲しさ、虚しさを伝えています。
少しでも気になった人はぜひ聴いてみてください。
愛の世代の前に浜田省吾

広島県出身の浜田省吾さんによる、強烈な反核メッセージが込められたロックナンバーです。
1981年9月に発売されたアルバム『愛の世代の前に』の表題曲で、彼の平和への揺るぎない意志が感じられます。
この楽曲で描かれるのは、核の脅威のもとで生きる世代の虚無感や、未来を案じる切実な思い。
歌詞の中に出てくる閃光という言葉は、原爆の悲劇をありありと想起させますよね。
音楽の力強さとともに、争いのない日常がいかに大切かを改めて考えさせてくれる、魂を揺さぶる1曲です。
原爆を許すまじ木下 航二

1954年、ビキニ環礁上で水爆実験がおこなわれ、第五福竜丸が被爆したことをきっかけに原水爆反対の署名運動に参加した木下航二さんが独学で作曲した反戦歌です。
原爆が落とされた後の町の風景や人々の気持ちが痛々しいほどに伝わってくる曲です。






