【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り
音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。
なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。
日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。
この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。
この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。
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【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(71〜80)
さとうきび畑夏川りみ

第二次世界大戦末期の最も過酷だったといわれる沖縄戦で散っていった人々の魂を鎮める楽曲を沖縄県出身の夏川りみさんがカバー。
真夏のさとうきび畑に流れる風の音を特徴的なリフレインで表現しています。
夏川さんの透き通った歌声で心が穏やかになるとともに、戦争を知らない私たちが沖縄戦に思いをはせるきっかけになればよいですね。
同タイトルはちあきなおみさんや森山良子さんのバージョンもありますので、ぜひ聴いてみてください。
heiwaRIZE

RIZEが2000年に放った反戦メッセージが込められた楽曲『heiwa』。
この一曲は、ただ単に心地良いメロディをリスナーに届けるだけでなく、彼らが抱く戦争への強い否定と平和への願いをダイレクトに伝えます。
日本のロックシーンで独特の存在感を示してきた彼らですが、本作ではエネルギッシュなサウンドとは対照的に、しみじみとした感情がリスナーの心をつかみます。
とくに、今日の平和への意識を再考させてくれる力強い内容は、すべての世代に共感を呼んでくれるはずです。
平和に関する曲を探している方、心に響くメッセージを音楽で感じたい方にオススメですよ!
果てなき大地の上に加藤登紀子

加藤登紀子さんの『果てなき大地の上に』は、ただひたすらに平和への願いを斉唱する反戦歌です。
曲名そのままに、戦火の絶えない地にさらされる人々へ対する深い共感と期待が詩に織り込まれており、その言葉たちには震えるほどの説得力が宿っています。
彼女の声に添えられたメッセージが、真っすぐに人々の心に届くことを願わずにはいられません。
一人ひとりが歌の世界に心を寄せ、その真実に目を向けることで、二度と繰り返されてはならない過ちを思い出す重要性をあらためて認識できるのではないでしょうか。
極東戦線異状なしソウル・フラワー・ユニオン

日本固有の民族が持つ民謡をはじめとした幅広い音楽性を融合したサウンドで精力的に活動しているソウル・フラワー・ユニオンの11作目のシングル曲。
時の権力者を実名で名指したストレートな反戦声明は、誰もが多かれ少なかれ持っている感情を代わりに歌ってくれているようなカタルシスを感じられるのではないでしょうか。
トラディショナルな空気感を持つメロディーとシニカルなメッセージは、音楽が持つパワーを信じさせてくれる説得力がありますよね。
戦争がもたらす現実と人々の心の叫びが集約された、ノスタルジックな空気感を持つ反戦歌です。
Only One,Only YouGLAY

ヴィジュアル系ロックバンドとして、20年以上を第一線で活躍する、GLAY。
彼らが2022年にリリースした、60枚目となるシングル『Only One, Only You』は、リーダーであるTAKUROさんがウクライナへの侵攻をきっかけに作った、反戦歌です。
日常が壊れていく様子や、がれきとなった街並みが描かれた歌詞は、ニュースやSNSなどで目にした悲しい現実とリンクする方が多いのではないでしょうか。
戦いをやめて、自分だけじゃなくみんなの平和を願おう。
そうした強い思いを感じる1曲です。
The War SongCulture Club

1970年代にイギリスで流行したニューロマンティックを代表するバンドであるカルチャー・クラブが歌う反戦歌といえば、1984年にリリースされたシングル『The War Song』です。
全英チャートでは第2位にランクインし、戦争がいかに無益で愚かな行いかを歌っているんですよね。
ボーカルを務めるボーイ・ジョージさんは親日家としても知られていて、『The War Song』の最後には日本語でのメッセージも込められているんです。
折り鶴梅原司平

シンガーソングライターの梅原司平さんによる楽曲で、広島と長崎の原爆をテーマとしたメッセージ性の強い歌です。
さまざまな平和運動の現場で歌い継がれています。
児童合唱団によってカバーされるなど、教育の現場でも合唱曲として定着しています。