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【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り

音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。

なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。

日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。

この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。

この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(121〜130)

フランシーヌの場合新谷のり子

ベトナム戦争への抗議のためにパリの路上で焼身自殺したフランシーヌ・ルコントさんのことを歌った反戦歌で、この事件は多くの日本人に衝撃を与えました。

たった一人の人間の死が世界を変えることなどないけれど、人々の心に残り続けているという大きなメッセージが込められています。

WarBruce Springsteen

アメリカンロックを代表するアーティストとして世界的な知名度を誇るシンガーソングライター、ブルース・スプリングスティーンさん。

ソウルミュージックシンガー、エドウィン・スターさんが1969年に発表した『War』を、彼が1987年にカバーリリースしました。

力強くストレートな彼の歌声が印象的で、反戦の強い意志を感じさせます。

「戦争は罪のない人を傷つけるものであり、決してあってはならない」というメッセージの詰まったソウルフルなナンバーです。

花はどこへ行った加藤登紀子

花はどこへ行ったWhere have all the flowers gone?
花はどこへ行った加藤登紀子

2022年、反戦や平和への思いを込めて加藤登紀子さんがリリースしたアルバム『果てなき大地の上に』。

このアルバムに収録されているこの曲『花はどこへ行った』は世界的に最も有名な反戦歌と言っても過言ではない、アメリカの歌手ピート・シーガーさんの楽曲。

この曲は日本でもYMOや忌野清志郎さんなど数々のアーティストがカバーソングを歌っている1曲。

戦争は自分たちには関係のない遠い国で起こっていること、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

この曲を聴いてもまだ同じ気持ちでいられるでしょうか?

自分や家族に置き換えて考えて、聴いてみたい1曲です。

Happy Xmas(War Is Over)Awich

ベトナム戦争反対のメッセージが込められたジョン・レノンさんの楽曲といえば『Happy Xmas』です。

全英チャートで最高第2位にランクインし、クリスマスソングとしても愛されている名曲ですよね。

数多くのカバーバージョンがありますが、2020年にリリースされた沖縄県出身の女性ラッパーAwichさんのバージョンがオススメです。

Awichさんのソウルフルな歌声が聴いていると心が熱くなる名演なんですよね。

映画『サイレント・トーキョー』のエンディングテーマにも起用されているんです。

ジョン・レノンさんの遺志を継いだ、反戦のメッセージが感じられる1曲になっています。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(131〜140)

Too Young To DieJamiroquai

Jamiroquai – Too Young To Die [Official Video]
Too Young To DieJamiroquai

ボーカリストとして知られるジェイ・ケイさんのソロユニットとして活動し、ファンクとアシッドジャズをベースとした音楽性で人気を博しているジャミロクワイの楽曲。

1stアルバム『Emergency on Planet Earth』からの2ndシングル曲で、ソウルフルな歌声とファンキーなアンサンブルが絶妙なナンバーです。

未来ある若者が声を上げることもできずに戦争に巻き込まれ、命を落としていくことを痛烈に批判しているメッセージは、いつの時代にも変わらない戦争の理不尽さが描かれていますよね。

憂いを感じさせるアレンジが心を震わせる、戦争への怒りを感じさせるナンバーです。

時代遅れのRock’n’Roll Band桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎

桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎 – 「時代遅れのRock’n’Roll Band」 (Official Audio)
時代遅れのRock’n’Roll Band桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎

争いのない平和な世界が訪れることを願って制作された『時代遅れのRock’n’Roll Band』。

世界中で起こる戦争に対しての切実な思いがこめられたメッセージソングです。

桑田佳祐さんと同世代のミュージシャンたちによる華やかなコーラスワークやバンド演奏が印象的で、明るい未来や戦争のない社会を想像させてくれますね。

困難に直面している世界中の子供たちを守る活動「セーブ・ザ・チルドレン」のチャリティーソングにも起用されました。

時代や国境をこえて届ける反戦への熱い思いを受けとってみてはいかがでしょうか?

BLUE ENCOUNT

BLUE ENCOUNT – RAINBOW (虹) [VECTOR] [2018]
虹BLUE ENCOUNT

BLUE ENCOUNTの楽曲のなかで、世界平和や戦争について考えさせられる曲として注目を集めているのがこの曲。

力強いロックサウンドとともに、平和への願いを込めた歌詞が心に響きます。

爆風に逆らう鳥の群れや、平和を謳歌する老人など、象徴的な表現で戦争の悲惨さと希望を描いています。

2018年3月にリリースされたこの曲は、バンドの新たな一面を見せる作品として話題になりました。

ライブでも人気の高い1曲で、ファンの間で熱い支持を得ています。

平和について考えたいときや、世界の現状に向き合いたいときにオススメの曲です。