RAG MusicEmotion
素敵な感動ソング
search

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り

音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。

なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。

日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。

この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。

この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(51〜60)

からたち野道ザ・ブーム

『島唄』などの曲でもおなじみのバンドTHE BOOMによる、日本の風景を表現したようなおだやかな楽曲です。

三味線や和太鼓の音色が取り入れられたバンドサウンドが印象的で、日本という国への深い愛情が伝わってきます。

歌詞は大きな悲しみを経験して、そのような悲しみが二度と起こらないように強く願うような内容です。

平和な世の中が続いていくことへの願い、目の前に広がる風景が壊れないことへの願いが表現された、やさしい雰囲気の楽曲です。

mabatakiVaundy

mabataki / Vaundy:MUSIC VIDEO
mabatakiVaundy

Vaundyさんの楽曲『mabataki』は戦争をテーマにした曲ではありませんが、その歌詞を見て、戦争に反対する意思や平和を願う気持ちを感じた方も多いのではないでしょうか?

曲中で度々繰り返される「もし〇〇ならばどうだっただろうか」という問いかけからは、お互いを思いやり合う平和な世界を望んでいることがうかがえます。

マルチアーティストとしてのVaundyさんの繊細な感性が、曲全体を通してリスナーの心に深く訴えかけますね。

音楽を通して平和への思いが感じられるこの曲は、音楽が持つ力をあらためて感じさせる素晴らしい作品です。

Heal The WorldMichael Jackson

Michael Jackson – Heal The World (Official Video)
Heal The WorldMichael Jackson

『Heal The World』は、マイケル・ジャクソンさん自身による作詞作曲。

プロモーションビデオでは、内戦や政府による抑圧、人種差別や貧困で苦しんでいるさまざまな人種の子供たちと、兵器を捨てて平和に目覚める兵士たちが描かれています。

彼はこの作品の発表を契機に、1992年に「ヒール・ザ・ワールド財団」を設立しました。

千の風になって秋川雅史

テノール歌手の秋川雅史さんの楽曲『千の風になって』。

2006年のNHK紅白歌合戦にも出演した楽曲ですが、歌詞のメッセージはとても深く印象的です。

この低い歌声で歌われる有名なメロディと歌詞ですが、深く歌詞を読み取れば人の一生に対しての思いやりがうかがえる楽曲です。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(61〜70)

原爆を許すまじ木下 航二

1954年、ビキニ環礁上で水爆実験がおこなわれ、第五福竜丸が被爆したことをきっかけに原水爆反対の署名運動に参加した木下航二さんが独学で作曲した反戦歌です。

原爆が落とされた後の町の風景や人々の気持ちが痛々しいほどに伝わってくる曲です。

ひろしま平和の歌作詞:重園贇雄/作曲:山本秀

広島の原爆被害を後世に伝え、世界平和を願う思いが込められた珠玉の合唱曲。

1947年8月6日の第1回「平和祭」で初めて披露されたこの作品は、平和への祈りを力強く表現しています。

広島市の平和記念式典で毎年歌われ続けており、2018年には広島出身の指揮者・大植英次さんの指揮により、広島心音オーケストラと広島県合唱連盟の協力でCDも制作されました。

また2023年には「ひろしま国際平和文化祭」の一環として英語版の動画も公開。

平和への願いを胸に抱くすべての人に、そして広島の魂に触れたいと思う方々に心から響く1曲です。

The War SongCulture Club

1970年代にイギリスで流行したニューロマンティックを代表するバンドであるカルチャー・クラブが歌う反戦歌といえば、1984年にリリースされたシングル『The War Song』です。

全英チャートでは第2位にランクインし、戦争がいかに無益で愚かな行いかを歌っているんですよね。

ボーカルを務めるボーイ・ジョージさんは親日家としても知られていて、『The War Song』の最後には日本語でのメッセージも込められているんです。