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【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り

音楽にはときに人の心を動かし、社会に大きな影響を与える力があります。

なかでも平和への願いを込めた反戦歌は、時代をこえて多くの人々に戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えかけてきました。

日本の音楽史に刻まれた反戦歌には、現代を生きる私たちが決して忘れてはならない深いメッセージが込められているのです。

この記事では、邦楽曲を中心に日本の反戦歌をピックアップし、楽曲の背景や歌詞に込められた思いについて解説します。

この機会に、改めて戦争と平和について、思いを巡らせてはいかがでしょうか。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(51〜60)

himeyuri~ひめゆりの詩~MONGOL800

「沖縄 慰霊の日」himeyuri ~ひめゆりの詩~ / MONGOL800
himeyuri~ひめゆりの詩~MONGOL800

「ひめゆり」というと、ひめゆり学徒隊やひめゆりの塔など、沖縄戦に関する出来事を思わせます。

この曲には、楽曲が公開された2015年からたった70年前に沖縄で起きたそうした悲惨な出来事を、戦争になじみが薄くなった今の若い世代にも知ってもらうキッカケになるようにとの思いが込められています。

平和を願う気持ちがつづられた歌詞の中には、平和について考えさせられる言葉がたくさん込められていて心を打たれるはずです。

千の風になって秋川雅史

テノール歌手の秋川雅史さんの楽曲『千の風になって』。

2006年のNHK紅白歌合戦にも出演した楽曲ですが、歌詞のメッセージはとても深く印象的です。

この低い歌声で歌われる有名なメロディと歌詞ですが、深く歌詞を読み取れば人の一生に対しての思いやりがうかがえる楽曲です。

NO WAR in the futureけやき坂46

【フル歌詞付き】 NO WAR in the future – けやき坂46 (monogataru cover)
NO WAR in the futureけやき坂46

平和を願う歌はいろいろな形で歌われています。

彼女たちの反戦歌といえるこの曲はライブでも盛り上がり、戦争を知らない時代の人々にきちんと届けられていることが素晴らしいですよね。

もちろん彼女たちメンバーも戦争は遠い昔のこと。

でもこうして平和を願う気持ちは日本だけではなく世界にむけてどんどんと歌ってほしいですよね。

明日なき世界RCサクセション

世界中でさまざまな争いが起こっているが、自分の身の回りで起こっていなければどこか他人事のように感じてしまうといった心情が描かれています。

実感がないうちに戦争は迫っているかもしれないといった危機感も歌われています。

【心に刺さる反戦歌】日本の名曲が伝える平和への祈り(61〜70)

ウージの唄かりゆし58

かりゆし58「ウージの唄」Live ver. 2010.2.23@赤坂BLITZ
ウージの唄かりゆし58

沖縄で生きる人々の心の内、その優しさを描き出した作品です。

『アンマー』のヒットでも知られているロックバンド、かりゆし58による楽曲で、2006年にリリースされたセカンドアルバムの表題曲。

第二次世界大戦で戦場になった沖縄。

悲しいこと、つらいことがたくさん起きたその場所に住む人たちが抱いている思い……察するにあまりあります。

ただ、この『ウージの唄』にある通り、生に誇りを感じることこそが、1番大切なのでしょう……。

聴けば「自分もそうありたい」という気持ちが芽生えます。

サザンオールスターズ

サザンオールスターズ – 蛍 [Live at 宮城スタジアム, 2013]
蛍サザンオールスターズ

爽やかでありながらもどこか哀愁や切なさを感じさせるアレンジで唯一無二のサウンドを生み出している5人組ロックバンド、サザンオールスターズの楽曲。

54thシングル『ピースとハイライト』に収録されている楽曲で、映画『永遠の0』の主題歌として書き下ろされたナンバーです。

戦争により失われた命の尊さやはかなさ、残された人の祈りを感じさせる歌詞からは、どんな悲劇にも負けない人間の強さを感じさせられるのではないでしょうか。

ピアノとストリングスをフィーチャーした奥行きのあるサウンドが心を癒やしてくれる、未来へと歌い継がれていくであろう名曲です。

明日なき世界高石友也

代表曲『受験生ブルース』で知られる、日本におけるフォークソングのパイオニアの高石友也さん。

『明日なき世界』は、1969年のフォークアルバム第3集『坊や大きくならないで』に収録された楽曲です。

バリー・マクガイアさんが歌った『Eve of Destruction』が原曲となっており、RCサクセションのカバーでも知られています。

原曲は放送禁止になったほどの残酷な光景を描いた歌詞で、高石さんのバージョンは話しかけられているように訳されています。

長年たった現在もこのような状況が当てはまるというのは到底許されることではありません。

反戦を歌うことやその歌を聴くことも発信の一つであり、声をあげ続けていくことを痛感させられます。