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J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介

現在流行っている曲は、クラシックだけでなくポップスもジャズも含め、これまでの作曲家が大きく関わっています。

なかでもクラシックは音楽の基礎と言われていますが、そのなかでも「音楽の父」で有名なヨハン・ゼバスティアン・バッハは、まさに音楽の土台を作った一人と言っても過言ではないでしょう。

そんなバッハの音楽は、宗教的な色彩を持ちながら、哲学的な深さと細部まで緻密に洗練されている構成が特徴的で、メロディも非常に美しい作品ばかりです。

史上最高の作曲家であるヨハン・ゼバスティアン・バッハの音楽の世界を、ぜひご覧ください。

J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(151〜160)

平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 BWV 846 プレリュードJ.S.Bach

【平均律クラヴィーア 第1巻 1.プレリュード 】バッハ ピアノ 三浦コウ/【Prelude in C Major】J.S. Bach – Piano Ko Miura
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 BWV 846 プレリュードJ.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の鍵盤楽器のための作品集『平均律クラヴィーア曲集』。

24のすべての調によるプレリュードとフーガで構成された全2巻の曲集の中で最も耳にする機会が多い作品といえるのが、第1巻に収録された『第1番 BWV 846 プレリュード』です。

この曲は、フランスの作曲家シャルル・グノー作曲の『アヴェ・マリア』の伴奏としても知られていますよね。

譜読みも演奏もそれほど難しくありませんが、美しい演奏に仕上げるためには、指の確かなコントロールが非常に重要!

弾く側にとっては、緊張感をともなう作品といえるかもしれません。

フーガト短調J.S.Bach

小フーガ ト短調 BWV578 (バッハ)
フーガト短調J.S.Bach

「小フーガト短調」の愛称で親しまれているこちらの曲は、音楽の父と呼ばれるバッハの曲の中でもかなりポピュラーな1曲ではないでしょうか。

作品は4声のフーガとして、対位法を用い精密に構成されています。

教会で神にささげる音楽といった役割が大きく、荘厳で重厚な響きは聴けば聴くほどすばらしく、あきることがありません。

無伴奏パルティータ「シャコンヌ」J.S.Bach

『無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ』第2番の5曲目にあたる「シャコンヌ」。

「シャコンヌ」というのは舞曲の形式を表す名前で、冒頭に短い定型の旋律・和音が登場し、それがその後ひたすら繰り返されていきながら、さまざまに発展していくという形式の曲です。

この曲も冒頭の8小節にテーマが提示され、その構造がその後30回繰り返される間に、無伴奏バイオリンの演奏とは思えないほど壮大な音楽が展開していきます。

Air on the G StringJ.S.Bach

最後に、インスト曲の宝庫であるクラシックから1曲だけ紹介します。

17世紀の作曲家であるJ.S.バッハは、数々の作曲技法を整理し、また生み出した、恐らく西洋最大の作曲家です。

「G線上のアリア」の和声進行は、今でも西洋のポピュラーミュージックに援用され続けています。

Goldberg Variations, BWV 988J.S.Bach

Glenn Gould plays Bach – The Goldberg Variations, BMV 998 (Zenph re-performance)
Goldberg Variations, BWV 988J.S.Bach

映画などのサウンドトラックとして起用されたがゆえに、恐怖と結びついてしまったクラシック音楽、実は結構ありますよね。

「音楽の父」と称される、バッハが1741年に発表したチェンバロのための変奏曲、俗称『ゴルトベルク変奏曲』として知られるこちらの楽曲もその1つでしょう。

楽曲としては高度な演奏技術が求められる作品であり、世に衝撃を与えた天才ピアニストのグレン・グールドさんによる名演をはじめとして、世界中の演奏家が挑戦し続けるクラシック音楽の傑作です。

同時に、ある映画を見た方であればこの楽曲はあまりにも不吉なものとして感じられるのではないでしょうか。

1990年に公開された大傑作映画『羊たちの沈黙』において、衝撃的なシーンでこの曲が使われており、恐怖を最大限にまで高める演出が成されているのです。

曲のイメージすら変わってしまうかもしれませんから、まだ映画をご覧になっていない方は要注意です。

主よ、人の望みのよろこびよJ.S.Bach

「主よ、人の望みの喜びよ」J.S.バッハ 【初心者でも絶対弾ける!動画で分かるピアノの弾き方】レベル☆☆
主よ、人の望みのよろこびよJ.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の『主よ、人の望みのよろこびよ』は、もとは管弦楽と合唱のための作品であるにもかかわらず、ピアノ学習者からの人気が高く発表会でも頻繁に演奏されるクラシックの名曲です。

上品で穏やかな雰囲気は、プレゼントやごちそうでちょっとリッチな気分にひたりたいクリスマスにピッタリ!

パーティや家族でのお食事の際に披露するのもオススメですよ。

パーティ後の余韻を、この曲のピアノ演奏とともに静かに楽しむのもよいかもしれませんね。

J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介(161〜170)

主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

バッハが1723年に主の母マリア訪問の祝日のために作曲したといわれる教会カンタータで、全10曲からなり、最後のコラールは『主よ、人の望みの喜びよ』の名前で広く知られています。

現代ではクラシックのBGMとしても聴いたことがある方は多いのではないでしょうか。

音楽の父と呼ばれるバッハは、洗練された対位法を用いた曲をたくさん作りました。