簡単にできる高齢者のレクリエーションにオススメの体操
デイサービスなどの介護施設や、高齢者の方が集まる場のレクリエーションにオススメの体操を紹介します!
高齢者の方の中には、足腰がなかなか自由に動かせなかったり、立つことが難しいという方も多いですよね。
ですが、全く体を動かさずにいるともっと体の動きが悪くなり、転倒や寝たきりのリスクが高まってしまいます。
そこでこの記事では、高齢者の方が簡単に体を動かせる体操を集めました。
座ったままでもできるものが多いので、ぜひ周りのお友達と一緒に運動不足を解消しましょう!
簡単にできる高齢者のレクリエーションにオススメの体操(101〜110)
タオルを使って体幹運動

椅子に座った状態でタオルを持ち、体幹を鍛えていく運動です。
タオルを使うことで腕の幅が一定に保たれるので、全身にしっかりと力が加えられますね。
タオルを持った状態で全身をゆっくりと傾ける運動で、腰の筋肉に力が入っていることを確かめながら進めていきましょう。
体を傾ける動きやひねる動きをゆっくりと繰り返せば、筋肉を鍛えつつ可動域も広がっていきますよ。
タオルをつかむ手の力もしっかりと意識すれば、体幹だけでなく握力も同時に鍛えられる体操です。
テンポよくあいうべ体操

爽快なドラムやギターのロック風のサウンドで、テンポよく「あいうべ体操」をしてみましょう。
口を「あ」や「い」や「う」と大きく開いたり、「べ」で舌を突き出すあいうべ体操。
虫歯予防や鼻呼吸にできる効果があり、体調を整えてくれることにつながるそうです。
ロック風のメロディーに、歌も加えた体操ならストレスも発散できそうですよね。
アレンジして、手拍子を加えたり腕を上げるなどの体操を組み合わせることもできますよ。
高齢者施設ではもちろん、ご家庭でお孫さん達とおこなうこともオススメな体操です。
バタ足だけ!ながら体幹トレーニング

椅子やソファーに座ってくつろぎながらでも、ベッドに寝そべりながらでもできるバタ足運動です!
大きく足を上下させることで、脚の筋肉だけでなく腹筋や背筋も同時に鍛えられます。
大きく足を上下できない場合は、足首が固まっている可能性あり!
足指と手指を絡ませて足首を大きくグルグル回して、足首まわりの筋肉や筋を緩めてから再びバタ足すると、ずいぶん楽に動くようになっているはずです。
テレビを見たり談笑したりしている間にもできる「ながら運動」で、体幹をしっかり鍛えましょう。
バランスクッション

体幹を鍛える際に利用されることの多いバランスクッションで、体のバランスに意識を向けつつ、足の力を鍛えていきましょう。
バランスクッションの上に立ち、体を安定させるというトレーニングで足の全体に意識を向けるのが定番ですね。
ただし、ひとりでおこなうと転倒のおそれもあるため、支える人を配置するなど、すぐにクッションから降りられる状態を作っておくようにしましょう。
力が弱っている場合にはバランスを取ることも難しいため、イスに座った状態で、足元のバランスクッションに力を加えるというトレーニングからはじめていくのがオススメです。
パタカラ体操と手拍子

口を動かす体操に手拍子を加えることで、腕や手の動きにも意識を向けてもらえる内容です。
それぞれの発音の間にはさむようなイメージで手拍子を加えれば、発音の前に余裕ができてよりしっかりとした発音や大きな口の動きにつながりますよ。
また手拍子の回数が徐々に増えていくなどの考える要素が含まれると、脳トレの効果も期待されるのでこちらもオススメです。
リズムを意識しながら発音していくので、よりスムーズな口や下の動きにもつながっていくのではないでしょうか。