裏声が綺麗なカラオケソング
最近はK-POPの流入により、ひと昔前と比べて、邦楽の難易度がはるかに上がりました。
またリスナーの需要も少しずつ変わってきており、高音ボイスのアーティストも増えつつあります。
このような背景もあって、近年の楽曲の大半はファルセット(裏声)が登場します。
そこで今回は、裏声が綺麗なカラオケソングをピックアップしました!
単純に綺麗な裏声が出やすい楽曲というだけではなく、カラオケでのウケも考えて選曲いたしましたので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
裏声が綺麗なカラオケソング(81〜100)
不思議星野源

星野源さんの12thシングルで、2021年4月27日、配信限定でリリース。
TBS系火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』の主題歌として書き下されたものだそうです。
中高域の歌声にとても魅力のある星野源さんですが、その歌唱力、表現力はこの楽曲でも健在!
ファルセットによる優しいハイトーンを巧みに使った歌唱を披露してくれています。
ミックスボイス〜ファルセットの練習曲としても最適な一曲と言っても良いのではないでしょうか。
エメラルドback number

back numberの2作目のデジタル配信シングルで2020年10月に配信スタート。
TBS系日曜劇場『危険なビーナス』の主題歌に起用されていました。
この楽曲では、サビの最後の部分やワンコーラス目のサビ前のパートで、とても効果的かつわかりやすく裏声が使われているので、これから裏声による歌唱に挑戦してみようとお考えの方の練習素材としても最適なんじゃないかなと思います。
地声領域で使われている音域もそんなに広くないので、多く方に歌ってお楽しみいただける楽曲のように感じますので、ぜひ歌ってみてください。
今 逢いに行くUru

Uruさんのセカンドアルバム『オリオンブルー』収録曲で、2020年3月リリース。
裏声がきれいなシンガーとして紹介していますが、楽曲全体としてはミックスボイスで歌われていると思われる部分が多く、いわゆる「裏声」が出てくるのは、曲中では優しく高音を歌う一瞬だけというような使い方なのですが、この一瞬のフッと抜くような優しい裏声の使い方は非常に秀逸です。
こんなふうに発声を素早く適切に切り替えて歌うのって、なかなか難しいんですよね。
またサビ部分などのミックスボイス の使い方などからも、とても高度な発声、歌唱技術を持っているシンガーということがわかる楽曲です。
裏声、ミックスボイスなどのファルセットの発声の練習に使う楽曲としても、とてもオススメの1曲です!
楓スピッツ

日本のロックバンド、スピッツの通算19作目のシングルで、カップリングの『スピカ』との両A面シングルとして1988年7月にリリースされ、TBS系『COUNT DOWN TV』のオープニングテーマに起用されていました。
とてもゆったりとしたバラードソングですが、そのサビパートの高音箇所を中心に、ボーカルの草野マサムネさんの非常に張りのある裏声による歌唱を楽しむことができます。
おそらくは地声成分を多く含んだ裏声を使った、いわゆるミックスボイスに近い発声をされているのかな?という気もしますが、男性ボーカルで裏声を効果的に使った好例と言えますので、ぜひよく原曲を聴いて練習してみてください。
#Love feat. Ann, gakusupercell

supercellのシングル曲で、2019年9月リリース。
この楽曲はデュエット曲となっており、女性ボーカリストのAnnさんと、男性ボーカリストのgakuさんの2名が歌唱を担当しています。
この2人は以前開催されたsupercellのボーカルオーディションで選出されたそうです。
なお、supercellが男性のボーカリストを起用するのはこの曲が初めてだそうです。
一聴すると「この曲のどこに裏声が??」と思われる方も少なくないかもしれませんが、Aメロ部分などのAnnさんの優しい歌声はミックスボイス〜ファルセット(裏声)を巧みに使った歌唱になっていると思います。
デュエット曲なのでカラオケで選曲するのはちょっと難しいかもしれませんが、ぜひ歌ってみてくださいね。