オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(121〜130)
ビーバーすりぃ

ホーンセクションの音色が耳に残る、ハイセンスなボカロ曲です。
『テレキャスタービーボーイ』『ジャンキーナイトタウンオーケストラ』などのヒット作でも知られているボカロP、すりぃさんの楽曲で、2020年に公開されました。
にぎやかさとクールさが絶妙に混ざり合ったサウンド、さすがすりぃさんと言いたくなりますね。
どんな状況であってもとにかく自分らしくやるしかないんだ、という意志が感じられる歌詞も魅力的。
そして曲後半の、EDMが取り入れられた展開、かっこいいです。
もう、溶けた。Meal errand

ジャジーなサウンドスケープに引き込まれます。
Meal errandさんによる楽曲で、2023年8月に公開されました。
鳴花ヒメの落ち着いた歌声と自由気ままに展開していく曲調が印象的。
歌詞は現代社会における孤独や自己否定、手放せない感情をテーマにしており、つい自分のことに置き換えて聴いてしまいます。
静寂と躍動が交錯する本作は、夜の部屋で1人、内なる思いと向き合いたい時にぴったりですよ。
ババロアTAK

韓国の音楽プロデューサー、TAKさんが2025年7月にリリースした、人生の奥深さをデザートに喩えたポップな作品。
試練や涙にくれる日々も、時間をかければ甘く優しい思い出になるというメッセージが、聴く人の心にそっと寄り添います。
UKガラージやトラップを基盤とした躍動感あふれるサウンドは、まるで炭酸の泡が弾けるかのよう。
本作の甘くほろ苦い哲学に、少し落ち込んだ気持ちも優しく包み込んでもらえるはずです。
余熱MIMI

ピアノの音色で切ない世界観をつむぐボカロP、MIMIさんによる1曲です。
過ぎ去った日々の記憶が胸の奥で熱を保ち続け、未来へ踏み出すための光になるという希望が歌われています。
心に残った小さな温もりこそが自分を動かすのだと語りかける歌詞に、胸が熱くなる方はいらっしゃるはず。
本作は2025年7月、七夕の夜に公開された作品。
何かをやり遂げた後、静かな寂しさを感じている時、ぜひ聴いてみてください。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(131〜140)
ルルージュMIMI

何かを求めているのにそれがなんなのかわからない……そんな思いにかられたことのある方、いらっしゃるのではないでしょうか。
『モーメント』などの作者としても知られているボカロP、MIMIさんの楽曲で、2020年に公開されました。
ピアノ、リズムトラック、ベース、そして歌というシンプルな構成の作品ですが、奥行きが素晴らしいです。
じっくりと聴き入るのにぴったりなナンバー。
そして、胸にうずまく孤独についてが等身大な言葉でつづられた歌詞、胸に来ます。
オペ蜂屋ななし

和太鼓の曲なんかでありそうなリズムに、ラップとお経を混ぜたような独特な歌がうまく調和しててすごくオシャレです!
バンドサウンドにEDM、ピアノと、さまざまな音色が使われた複雑な構成なんですが、まったく違和感なく聴けます。
イヤホンやヘッドホンで聴くと分かりますが、ベースも動きまくっててかっこいいです。
エイトリアムR Sound Design

洗練されたギターサウンドにひかれる、透明感のあるボカロ曲です。
『帝国少女』などの作者としても知られているボカロP、R Sound Designさんによる楽曲で、2018年にリリースされました。
左右に揺れるようなサウンドアレンジがとても心地いいんですよね。
音像とv flowerの丸みのある歌声と相性ばつぐん、目を閉じて聴きたくなります。
音源が欲しい方はアルバム『Delights』収録曲なので、ご購入を検討してみてはどうでしょうか!