オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(141〜150)
人造人間ナマミマンマッハ人生

退廃的な雰囲気の歌詞とたたみかけるようなサビが印象的です。
学校や仕事の帰り道に1人で聴くのにぴったりな感じがします。
バンドが地下のライブハウスで演奏しているような雰囲気をかもし出していますね。
2015年に公開された作品です。
-4℃佐藤乃子

冷たさの中に温もりを感じる、優しい電子音楽です。
ボカロP、佐藤乃子さんによる2025年の作品。
「SNOW MIKU 2025」のコンピアルバム『クリスタルディスパージョン』収録曲です。
シンセサイザーが織りなす繊細な音の粒が次々と耳にすべり込んでくるような感覚を味わえます。
静かな冬の日、心に深いものを抱えているときにぜひ聴いていただきたい1曲です。
KISS MEOsanzi

ロマンチックな雰囲気たっぷりのエレクトロポップチューンです。
ボカロP、Osanziさんによる作品で、2023年1月に発表されました。
初音ミクのきらびやかな歌声とポップな曲調が見事に調和した仕上がり。
歌詞では、恋する2人の心が通じ合っていく様子が表現されており、聴いているだけで自然と笑顔になってしまいます。
デートの待ち合わせ前や、大切な人と過ごす時間のBGMにぴったりの1曲です。
11 vapor lamp歩く人

都市の夜景に寄り添うような、心癒やされるサウンドスケープが印象的な作品です。
ボカロP、歩く人さんによる楽曲で、2020年11月に公開されました。
シティポップとエレクトロニカを融合させた、浮遊感のある音作りがとてもステキ。
そして初音ミクのウィスパーボイスが、高速道路を舞台にしたアーバンな景色を優しく描き出しています。
孤独感にひたりたい時や、喧騒から少し距離を置きたい気分の時にぴったりです。
明日には良くなるからね。アメリカ民謡研究会

アメリカ民謡研究会ことHaniwaさんの楽曲で、2024年11月に発表されました。
エレクトロニカを基調としつつ、複数の音声合成技術を駆使した実験的なアプローチが特徴。
明日への願いを抱く、希望と不安が入り混じる主人公の心情が、グリッチされたリーディングに乗っかっているよう感じられます。
深み、奥行きのあるサウンドアレンジにも注目しながら聴いてみてくださいね。
大女優さんいよわ

最後の最後まで、MVをしっかり観切ってほしいのがこちらの作品。
かわいいのにどこか怖かったり、明るいのに悲しかったり……独創的な音楽を次々に発表している人気ボカロP、いよわさんによる楽曲で『大女優さん』は2023年3月に発表。
どこか調子外れなサウンドとポエトリーリーディングから始まる、出だしから引きつけられるボカロ曲です。
ストーリー仕立てなので歌詞に意識を向けるのがオススメ。
と言っても、その後ろで鳴る音色たちも聴き逃せないんですよね。
なので何度も何度も聴きまくってください。
ひみつのガオーでんの子P

でんの子Pさんによる、蒼姫ラピスを起用した楽曲です。
独創的な表現力が発揮された作品で、2025年4月にリリース。
スクリームや動物の鳴き声が取り入れられたサウンドアレンジ、実験的なリズム、かわいさと怖さを同時に味わえる歌詞世界が、絶妙なバランス感覚で支えあっています。
これほどキャッチーなのにカオスな曲って、なかなかないんじゃないでしょうか。
でんの子Pさんワールド、ハマると抜け出せなくなります。