オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(101〜120)
ルルージュMIMI

何かを求めているのにそれがなんなのかわからない……そんな思いにかられたことのある方、いらっしゃるのではないでしょうか。
『モーメント』などの作者としても知られているボカロP、MIMIさんの楽曲で、2020年に公開されました。
ピアノ、リズムトラック、ベース、そして歌というシンプルな構成の作品ですが、奥行きが素晴らしいです。
じっくりと聴き入るのにぴったりなナンバー。
そして、胸にうずまく孤独についてが等身大な言葉でつづられた歌詞、胸に来ます。
才能なんか午後ティー

飾らない、つまり等身大の言葉が胸に刺さる、さわやかで切ないギターロックナンバーはいかがでしょうか。
ゲーム実況や演奏してみた動画を公開するなど、多面的に活動しているボカロP、午後ティーさんの楽曲で、2019年に発表。
創作が趣味の人なら共感しかない、現実味のある歌詞が特徴的です。
クランチギターの小気味いいリフや軽快なリズムが気持ちよく、それが曲のメッセージ性をより強いものにしているように感じられます。
sneerこめだわら

浮遊感のある、独創的なサウンドスケープが広がる楽曲です。
こめだわらさんが手がけた本作は2025年3月に公開。
大人びた曲調と音街ウナのしっとりとした歌声が見事に調和しています。
歌詞は社会や人間関係の複雑さがつづられた、共感性の高い内容。
そしてゆったり肩を揺らしながらノれる曲調も魅力です。
じっくり考え事をしたい夜にぴったりな音楽だと思います。
ヘイヴン煮ル果実

ダンサンブルかつアートな、煮ル果実さんの『ヘイヴン』。
現代社会の生きづらさや自己の葛藤を描きつつ、前向きに生きていこうとするメッセージが込められています。
2025年1月に公開された本作は『プロジェクトセカイ カラフルステージ!
feat.初音ミク』のユニット、Vivid BAD SQUADのために書き下ろされた楽曲。
エネルギッシュでリズミカルなサウンドが特徴で、ラップ調のフレーズや高音域のメロディー、ピアノ弾き語りパートが登場するなど、多面的な魅力があります。
自分を見失いそうなときや、心の拠り所を探したいときにぴったりの1曲。
ぜひ聴いてみてください!
11 vapor lamp歩く人

都市の夜景に寄り添うような、心癒やされるサウンドスケープが印象的な作品です。
ボカロP、歩く人さんによる楽曲で、2020年11月に公開されました。
シティポップとエレクトロニカを融合させた、浮遊感のある音作りがとてもステキ。
そして初音ミクのウィスパーボイスが、高速道路を舞台にしたアーバンな景色を優しく描き出しています。
孤独感にひたりたい時や、喧騒から少し距離を置きたい気分の時にぴったりです。