オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(201〜210)
コトノネKanjosen

初音ミクがこちらに語りかけてくる、そのメッセージ性と美しい音像に惹かれるボカロ曲です。
Kanjosenさんの楽曲。
2025年6月にリリースされました。
エレクトロニカサウンドに、深いリバーブがかかった歌声が合わさり、独特な浮遊感を生み出しています。
言葉では伝えきれない気持ちを抱えている時や、静かな夜に自分の心と向き合いたい時にぴったりだと思いますよ。
明日、僕が消える前に雨良

ピアノを基調としたエモーショナルなイントロが胸を打つ、ボカロP雨良さんの作品です。
本作は「僕なりの夏」をテーマにしており、さわやかでありながらどこか切ないサウンドが特徴。
自分が消えてしまう前に何をしたいか、その心の内を吐露した歌詞に共感してしまう方は多いんじゃないでしょうか。
夏の終わりに少し感傷的な気分にぴったり。
雨良さんならではのサウンドに耳を澄ませてはいかがでしょうか?
orz…いーつ

チルなサウンドの奥に不穏な空気感がただよう、アンニュイなボカロ曲です。
ボカロP、いーつさんが手がけた『orz…』は、2024年7月にリリースされたナンバー。
浮遊感のある音像とミクの舌足らずな歌声が特徴的です。
歌詞の世界観は絶望の淵にいる主人公が天使に救いを求めるもの。
彼女に何があったのか……歌詞やMVで考察がはかどります。
かわいくて病んでいる曲をお探しであればぜひチェックしていってくださいね!
明日には良くなるからね。アメリカ民謡研究会

アメリカ民謡研究会ことHaniwaさんの楽曲で、2024年11月に発表されました。
エレクトロニカを基調としつつ、複数の音声合成技術を駆使した実験的なアプローチが特徴。
明日への願いを抱く、希望と不安が入り混じる主人公の心情が、グリッチされたリーディングに乗っかっているよう感じられます。
深み、奥行きのあるサウンドアレンジにも注目しながら聴いてみてくださいね。
㋰責任集合体マサラダ

聴いているだけで鳥肌が立つような、圧倒的な音楽性を持ったボカロナンバーです。
2024年5月に公開されたマサラダさんの作品で、重音テトの力強い歌声が印象的です。
アップテンポなビートに乗せて、現代社会への鋭い批評が展開されていきます。
歌詞の内容は重いのに、なぜかノリノリで聴けてしまうのが不思議。
暴れまわるシンセサウンドがクセになる、熱量全開の1曲です。
音楽で現実逃避したい時や、気分転換したい時におすすめ。
爆音で聴いて、独特の世界観を堪能してください。
幽霊みたい佐藤乃子

『幽霊みたい』はチームとなかいのかかと名義で制作された、楽曲投稿イベント「ボカデュオ」への参加曲。
繊細でオシャレ、都会的なサウンドアレンジに引き込まれる、独特な世界観を持ったボカロ曲です。
その浮遊感のある音像にか歌愛ユキの子供っぽい歌声がぴたり。
そして夜の街を幽霊のように徘徊する主人公の心の内、共感してしまう方は多いんじゃないでしょうか。
ということで考え事をしたい、夜の散歩のおともにぴったりだと思いますよ。
天国のポスト歩く人

どこか日常から遠く離れた、静かな時間へと誘う心地良いボカロ曲です。
歩く人さんによる楽曲で、2024年5月にリリースされました。
ゆったりとしたリズムに体と心が安らぐ、とても優しい音楽です。
初音ミクの歌声も力感がなくて、癒やされますね。
日々の喪失感や孤独を描きつつも、その中にある小さな希望を歌う歌詞も魅力。
MVの佇まいともマッチしています。
ニコニコ動画のVOCALOIDランキングでは、毎時ランキング1位を獲得。
疲れたときに聴けば、きっと心が休まるはずです。





