オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(211〜220)
導火線是

スリリングなバンドサウンドが印象的な作品です。
是さんもメンバーの1人である、ボドゲ音楽同好会のボカデュオ2025参加曲ボカロ版で、コンピアルバム『ボドボカ』収録曲。
些細な一言から疑心暗鬼が連鎖していく、ボードゲーム的な人間模様を描いています。
互いを探り合い、追い詰めていく歌詞は、時に人を信じられなくなる私たちの危うい心そのもの。
かっこいいし考えさせられる、多面的な魅力を持った楽曲です!
鬼ごっこHaruno

Harunoさんが、ボカロPとして約7年ぶりに公開した楽曲です。
2025年6月にリリースされた本作は、ダウナーで美しい世界観を幻想的に深化させた1曲。
洛天依の歌声の響きとオリエンタルなサウンドを絡ませ、独特の浮遊感を生み出しています。
闇夜の鬼ごっこをモチーフに、抗いがたい引力に心を侵されていく様が描かれた歌詞は、まるでミステリアスな物語を読んでいるかのよう。
この妖しさに引き込まれる世界に迷い込んでみてはいかがでしょうか?
ナンチャッテ!NEKOZUME

「Dark DE Kawaii」を掲げる音楽ユニットNEKOZUMEが手がけた一曲は、重音テトと雨衣をボーカルに迎えた作品です!
表向きは軽やかでかわいらしいのに、実は心にチクリと針を忍ばせているような、シニカルな歌詞の世界観がたまらないですよね。
ポップなEDMサウンドと、つい口ずさみたくなるキャッチーなメロディーも最高です。
モヤモヤを痛快に吹き飛ばしたい時、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか?
あいとうTonbi

Tonbiさんが2025年1月に発表した本作『あいとう』は、歌愛ユキのやわらかな歌声が印象的。
またエレクトロポップなサウンドはオシャレな仕上がりで、歌詞には失われた愛や過去の痛みが描かれています。
MVに登場する2人の関係性に思いをはぜずにはいられなくなりますね。
悲しみを抱えている人や、昔の恋愛を思い返したい人に聴いてみていただきたいです。
Cake雄之助

甘いタイトルとは裏腹な、ビターなメッセージを秘めたナンバーです。
『PaⅢ.SENSATION』なども手がけてきた人気ボカP、雄之助さんによる作品で、2024年9月に公開されたEP『Vanguard』に収録。
2025年6月にMV公開されました。
アンニュイな雰囲気の歌声、サウンドアレンジが印象的。
歌詞にはあっけなく断ち切られてしまう人間関係のはかなさが描かれていて、考えさせられます。
少し複雑な気持ちを抱えた夜に、このサウンドが寄り添ってくれるかもしれません。
ソルティメロウMIMI

ボカロP、MIMIによる本作は、2025年2月にリリース。
「りぼん×ボカコレ×魔法のiらんど 小説&まんがコンテスト」という企画から生まれた作品です。
夜の寂しさや不安、大切な人との温かい繋がりを求める心情が描かれており、その思いが胸に迫ります。
ピアノの繊細な音色と可不の真っすぐな歌声が、曲の世界観を見事に表現しているんですよね。
あなたの心に寄り添ってくれる音楽です。
ロビンバラバラ

ピッチ感のズレた音像と巻き舌調のボーカルワークにひかれます。
ボカロP、バラバラさんによる作品で、2022年12月に発表されました。
その特徴的な調声から全編英語歌詞にも聴こえますが、実際は日本語と英語がほぼ半々。
ボカロで曲制作をおこなっている方なら、とくにアレンジテクニックのすごさがわかってもらえるんじゃないでしょうか。
フロウと退廃的なリリック、そしてトラップミュージックなサウンドがぴたりとハマっています。





