オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(231〜240)
パレードkaede

浮遊感のあるサウンドにどこか切ない歌詞が響く、都会的でオシャレな一曲です。
kaedeさんが2024年6月にリリースした本作は、華やかさと儚さを併せ持つ独特な世界観が魅力。
ファンキーなベースソロも耳を惹きます。
「本当の自分とは」と問いかける歌詞には、深い共感を覚えるはず。
日本テレビやJR九州のCMソングに起用された過去作同様、今作も多くの人の心に刻まれることでしょう。
夜の街を歩きながら聴くのがおすすめです。
考え事をしたいときや、自分と向き合いたいときにぴったりの曲ですよ。
恐山ル・ヴォワールかぴたろう

ジャンプ漫画『シャーマンキング』の作中に登場する歌詞に、ボカロPのかぴたろうさんが曲をつけたものです。
動画公開されたのち、原作者の武井宏之さんに公認され、話題に。
その後、声優の林原めぐみさんが『シャーマンキング』の登場人物、恐山アンナ名義でカバーしました。
しっとりしたやわらかいメロディーが印象的。
リビングデッドバンデッドすぴぃちゃん

社会風刺とメタルが融合した、独特の世界観を持つボカロナンバーです。
すぴぃちゃんさんのプロデュースで2024年3月にリリースされました。
疾走感あふれるベースラインと可不のパワフルなボーカルが印象的で、ポップでキャッチーなメロディがリスナーの心を掴みます。
可愛らしいビジュアルとは対照的なシャウトパートも魅力の一つ。
ハイスピードでリズミカルな演奏は、聴いているだけでテンションが上がります。
社会批評に関心がある方や、新しいボカロのジャンルに触れたい方におすすめの一曲。
きっとあなたの心に響く何かが見つかるはずです。
パープルキャンディラブポーションはかめ

紫色のキャンディのように甘く切ない恋心を描いた、おしゃれなボカロナンバーです。
はかめさんの作品で2024年5月に公開されました。
初音ミクの透き通る歌声に乗せて、恋に落ちる瞬間の甘美さとはかなさを表現しています。
ポップでどこかノスタルジックなメロディーラインが特徴的で、ギターと電子音の絶妙な組み合わせが耳に心地よく響きます。
第22回プロセカNEXTへの応募曲としても注目を集めました。
失恋したときや、胸がキュンとなりたいときにぴったり。
本作を聴けば、あなたの中にも甘い恋の記憶が蘇るかもしれません。
流行りのアイスもちうつね

不思議な世界観と中毒性のある曲調が印象的なボカロナンバーです。
もちうつねさんの作品で、2024年2月にリリースされました。
ボカコレ2024冬のTOP100に参加し、11位を獲得。
流行りのアイスクリームをテーマに、人生の儚さや感情の移ろいを巧みに表現しています。
4つ打ちのトラックに乗せて、初音ミクの歌声が心に染み入ります。
現代社会の消費文化や流行に疑問を感じている方、日常の中に隠れた哲学を見出したい方におすすめです。
プリマドンナケダルイ

滑らかなメロディーとシャープなビートが織りなす、洗練されたポップチューンです。
ケダルイさんが手掛けた楽曲で、2024年2月に公開されました。
現代社会への痛烈な批判が込められた歌詞が印象的です。
表面的な魅力や他人の評価に振り回される世の中を皮肉っているんですよね。
でも、そんな重いテーマを感じさせない軽快なサウンドが魅力的。
自分らしさを見失いそうな時に聴くと、ハッとさせられるかもしれません。
心地よいリズムに乗せて、自分と向き合う時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ハイド・アンド・シーフヤマギシコージ

ドラマティックな展開を楽しめる、渋谷系ボカロナンバーです。
ヤマギシコージさんの楽曲で2023年に『無色透名祭II』に参加。
一夜限りの秘密のソワレを舞台に、冒険心をくすぐる物語が展開されます。
初音ミクの歌声が魅力的で、アニメの主題歌のような雰囲気も。
退屈な日常から抜け出したい人にぴったり。
2024年2月にはMVも公開され、さらに世界観が広がりました。
聴き終わったあとはミュージカルを観たような気分に浸れる、聴き応えのある1曲です。