【高音注意!】歌うのが難しい高い曲
日本の音楽シーンはグルーヴの意識が低いかわりに、高音の楽曲がやたらに多いことで知られています。
特に最近はようやく日本も海外の音楽を本格的に取り入れ始めたので、楽曲のレベルが一気に上がりましたよね。
というわけで今回は、邦楽の高い曲をピックアップしました。
シンプルに音域が広い楽曲から、ピンポイントで高いパートがある楽曲、全体を通して高音域が続く楽曲など、幅広い観点からセレクトしましたので、ぜひ自分に合った楽曲を見つけてみてください!
【高音注意!】歌うのが難しい高い曲(146〜150)
群青YOASOBI

日本の音楽ユニット、YOASOBIの5作目のデジタル配信限定シングルで2020年9月リリース。
YOASOBIは、ボーカロイドプロデューサーのAyaseさん」とシンガーソングライターのikuraさんの2人によるユニットですが、この『群青』でも、ボカロプロデューサーらしいサウンドメイクの手法、手腕は存分に発揮されており、とくにボーカルパートには積極的にピッチ修正エフェクトをかけることで、独特の「ボカロっぽさ」を演出することに成功しています。
これをこのままカラオケで歌って再現するのはかなりハードルが高い…というより不可能だと思いますが、ご自慢の高音ボイスを生かして、できるだけ正確なピッチで歌うようにしてみましょう!
グッバイ宣言Chinozo

関西出身のボカロP、Chinozo。
こちらの『グッバイ宣言』で全国的な人気を集めるようになり、ボーカロイド作品としては初めてのYouTubeでの1億回再生を叩き出しました。
そんな本作は高音が非常に難しい作品でもあります。
全体的に高いわけではありませんが、サビでは無類の高さをほこります。
ボカロなのでイメージがつかみづらい感じですが、ほとんどの場合はファルセットで歌う必要があるほどです。
幸いにもロングトーンはないので、ぜひ挑戦してみてください。
KissHugaiko

aikoの24作目のシングルで2008年7月リリース。
ご本人の歌唱を聴くと、特にAメロ等のいわゆる平歌部分が、いい意味であまりプロっぽくない発声で歌われているような印象で、この曲なら、あまり歌の経験のない声の高い女性の方もとても歌いやすいのではないでしょうか。
サビの高音部などで使われるファルセットボイス(裏声)への切り替えが、ご本人のようにうまくできるかどうかが、この曲を歌う上でのキーポイントになってくると思います。
ビーナスバグ星街すいせい

『ビビデバ』のヒットから常にヒットチューンを飛ばし続けている星街すいせいさん。
彼女の魅力といえば、スムーズなファルセットと地声の入れ替えですが、新曲であるこちらの『ビーナスバグ』は、そんな彼女の魅力がいたるところで登場します。
ファルセット自体の高さはほどほどなのですが、とにかく登場回数が多いので、高い難易度をほこります。
特に低いファルセットというのはピッチコントロールや声量面で問題を抱えやすいので、本作を難なく歌いこなせるようになれば、低音ファルセットは間違いなく習得できるでしょう。
うれしくていきものがかり

いきものがかり、34作目のシングルで2023年9月リリース。
今回ここでご紹介している『うれしくて』と『ときめき』の両A面シングル。
東映系アニメ映画「映画 プリキュアオールスターズF」主題歌に採用されています。
シンフォニックなアレンジがとても印象的な楽曲に仕上げられていますが、そのシンフォニックなサウンドと明るい曲調、そしてボーカルの吉岡聖恵さんのブライトな歌声が絶妙にマッチしたサウンドプロデュースとなっています。
この原曲の雰囲気をカラオケで歌って再現できるのは、もともとの高音女子のみなさんの特権ではないでしょうか。
ボーカルメロディ的には、とてもスムーズで歌いやすいものになっているところもオススメポイントです。
声を口の中で上顎に当てると歌声がより明るくなりますので、ぜひお試しください。