【合唱曲】中学生におすすめ!感動を呼ぶ合唱作品&合唱アレンジ集
中学校では、クラスや学年で合唱を披露する機会がたくさんありますよね。
音楽の授業、合唱コンクール、入学式や卒業式をはじめとする校内行事……。
とくに合唱コンクールは、力を入れる学校が増えているようです。
しかし、「完成度高く仕上げたい」「ほかのクラスと被らずに注目を集められるような選曲をしたい」と思うと選曲が難しく、毎年悩まれている先生方も多いはず。
この記事では、中学生にオススメの合唱曲をピックアップしました。
定番曲から隠れた名曲まで、心に響く作品を動画とともに紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
【合唱曲】中学生におすすめ!感動を呼ぶ合唱作品&合唱アレンジ集(71〜80)
夢の世界を作詞:芙龍明子、作曲:橋本祥路

新たな日々の始まりを予感させる合唱曲『夢の世界を』。
数多くの合唱曲を制作する橋本祥路さんが作曲を、芙龍明子さんが作詞を担当しました。
クラスの団結力や一体感を高められる合唱曲です。
軽やかなピアノ伴奏とともに展開する透きとおったメロディが胸を打ちます。
中学生の皆さんが歌唱するのであれば、混声三部合唱の構成がオススメ。
「夢」や「未来」を描く希望に満ちた歌詞が心を温めるでしょう。
合唱コンクールでの歌唱だけでなく、入学式や卒業式など学校生活のあらゆるシーンで使える合唱曲です。
GiftsSuperfly

第85回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲として、2018年に書き下ろされたのがSuperflyさんの『Gifts』です。
同年のNHK『みんなのうた』でも放送された、多感な時期で「自分は何者なのか」と悩む中学生の気持ちに寄り添うミドルテンポのバラードなんですよね。
MVでは歌詞をかみ締めるように歌うSuperflyさんと、さまざまな悩みを打ち明ける中学生たちが描かれています。
「みんな同じなんだ」と知ることが大きな意味を持つ中学生たちにとって、とても大切な楽曲になると思います。
予感作詞:片岡輝、作曲:大熊崇子

2002年に開催されたNHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲だったのが『予感』です。
砂漠化が進む地域で植林を続けた農学者・遠山正瑛さんがモデルで、砂漠に木を植えている様子からインスピレーションを受けて作詞されたそうです。
歌詞の中には夢や希望を表現した言葉が数多くあり、明るい未来を持つ中学生たちにはピッタリの楽曲なんですよね。
コンクール課題曲ということでテンポが変わったり転調したりなど難易度は少し高めですが、ぜひ『予感』に挑戦してみてください!
親知らず子知らず岩河三郎

個性的な合唱曲を探している、という人にオススメなのがこちら。
少し暗めの雰囲気と時代を感じる口語表現の歌詞が、とても独特です。
最初はゆったりと落ち着いたメロディですが、途中で一気のテンポがあがり、畳みかけるようなメロディに変わります。
1曲を通して劇を上映しているような曲なので、表現力がとっても大切。
ぜひ合唱上級者に挑戦してほしい曲です。
青葉の歌

クラス一丸となって声を合わせるのにピッタリなのが『青葉の歌』です。
小林香子さん作詞、熊谷賢一さん作曲により、1987年発表された合唱曲なんですよね。
歌詞には青葉を通して世界平和を願う、平和活動家でもあった小林さんの思いが込められています。
演奏については楽曲の冒頭から全員によるユニゾンで声が出せるので、声の迫力で聴いている人を圧倒できます。
力強いソプラノと男声が魅力のクラスなら、ぜひ挑戦してほしい1曲です!
大地讃頌作詞:大木惇夫、作曲:佐藤眞

カンタータ『土の歌』の終曲として制作された『大地讃頌』。
壮大な自然風景をイメージさせる大らかなメロディが印象的。
「男女による混声合唱でインパクトのある合唱を届けたい!」という方にオススメです。
「静」と「動」のコントラストがみごとに表現された楽曲なので、緊張感のある合唱コンクールの舞台にマッチしていますね。
ほかのクラスと被らずに注目を集められるでしょう。
和音を中心に展開するダイナミックなピアノ伴奏とともに情熱的な歌唱を届けてみてください。
春よ、来い松任谷由実

懐かしい思い出と切ない別れを優しく包み込む、松任谷由実さんの名曲。
大切な人への思いを織り込んだ歌詞は、聴く人の心に深く染み入ります。
1994年10月にリリースされ、NHK連続テレビ小説の主題歌として起用された本作は、合唱曲としても人気が高く、多くの女声合唱グループに愛されています。
卒業式をはじめとする学校行事やイベントでの合唱にも最適。
澄んだ歌声と美しいハーモニーが、会場を温かな雰囲気で満たしてくれるでしょう。