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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(851〜860)

meet the grahamsKendrick Lamar

ヒップホップ界の重鎮、ケンドリック・ラマーさんが放つ衝撃のディストラック。

2024年5月、ドレイクさんとの激化した確執の中で制作されたこの一曲は、ジャズとウェストコーストの融合した重厚なサウンドが特徴です。

アルケミストさんがプロデュースを手掛け、ラマーさん特有の鋭いリリックと緻密な言葉選びが光ります。

ドレイクさんの家族や行動について厳しく批判し、社会問題にも切り込む内容は、ラマーさんのアーティストとしての力量を再確認させるものとなっています。

本作は、UKのヒップホップ/R&Bチャートで5位を記録。

現代ヒップホップの「今」を知りたい方にぜひ聴いてほしい一曲です。

Don’t Let The Devil (ft. EI-P, thankugoodsir)Killer Mike

Killer Mike – Don’t Let The Devil ft. EI-P, thankugoodsir (Official Music Video)
Don't Let The Devil (ft. EI-P, thankugoodsir)Killer Mike

俳優としても知られるキラー・マイクさん。

彼がリリースしたアルバム『MICHAEL』に収録されているのが『Don’t Let The Devil (ft. EI-P, thankugoodsir)』です。

こちらはエル・ピーさんを招いて手掛けた作品で、2人の掛け合いのようなパートが魅力です。

またコーラスが特徴的なトラック、前半の約1分が無音のMVなど注目ポイント満載ですよ。

まずはMVを見て、それから歌詞をじっくりチェックしてみてはいかがでしょうか?

Hit StickKodak Black

2024年8月にリリースされたこの楽曲は、コダック・ブラックさんの代名詞とも言えるダークでハードなスタイルが際立つ作品です。

トラップビートと劇的な要素を組み合わせた本作は、暴力的な状況や社会問題に対する彼の反応を反映しており、ストリートライフへの鋭い観察眼が感じられます。

タイトルはアメリカンフットボールのタックル技術に由来しており、敵に対する強い攻撃性を象徴しています。

ファンを魅了する新しい試みの一環として位置づけられる本作は、Don ToliverやKanye Westといった著名アーティストとのコラボレーションでも話題を集めているコダックさんの実力を示す一曲となっています。

Non BelieverKodak Black

Kodak Black – Non Believer [Official Audio]
Non BelieverKodak Black

宗教と自己探求をテーマにした曲で、コダック・ブラックさんの新たな一面を垣間見ることができます。

ユダヤ教やイスラム教など、様々な信仰に触れながら真実を追い求める姿が印象的ですね。

クランジーなフローと相まって、彼の内面の葛藤が生々しく伝わってきます。

2024年3月にリリースされる本作は、コダックさんのキャリアの中でも特に成熟した内容となっており、精神的な成長を感じさせます。

人生に迷いを感じている人や、自分自身と向き合いたい人にぴったりの1曲。

ヒップホップファンはもちろん、スピリチュアルな音楽を求める方にもおすすめです。

Proclivities (ft. Saweetie)LL Cool J

ヒップホップの王者が贈る新たな挑戦、それがLLクールジェイさんの11年ぶりのアルバム『The FORCE』からの先行シングルです。

Q-Tipさんがプロデュースを手掛けたこの楽曲は、90年代を彷彿とさせるソウルフルなビートに乗せて、LLクールジェイさんの特徴的なラップとサウィーティーさんのセクシーなボーカルが絶妙に融合しています。

本作は2024年8月9日にリリースされ、アルバムは同年9月6日に発売予定。

歌詞には性的な魅力や欲望が率直に表現されており、クラブでの一夜の出来事を描写しているようです。

MVも90年代を思わせる雰囲気満載で、ノスタルジックな気分に浸りたい方にもおすすめですね。

Like a MackLarry June

Larry June – Like a Mack (Official Video)
Like a MackLarry June

サンフランシスコ出身のLarry Juneさんが2024年7月に発表した楽曲は、リラックスしたフロウと陽気なビートが特徴的。

自己肯定感や成功への道のりを描いた歌詞は、彼らしいポジティブなメッセージに溢れています。

独自のライフスタイルと健康志向を反映した、いわゆる「オーガニック」なテーマも健在。

本作は彼のキャリアの中でも重要な1曲となりそうですね。

The Alchemistとのコラボアルバム『The Great Escape』でも話題を集めた彼の音楽は、リラックスしたい時やモチベーションを上げたい時におすすめです。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(861〜870)

ISSA PARTY (ft. BabyDrill)Latto

Latto – ISSA PARTY (Official Video) ft. BabyDrill
ISSA PARTY (ft. BabyDrill)Latto

アトランタというヒップホップシーンにおいては重要な土地で研ぎ澄まされた才能、Lattoさんとラップシーンを騒がせているBabyDrillさんのコラボ曲『ISSA PARTY』が話題です。

Lattoさんの強気で悪びれない歌詞は聴く人の気持ちを高ぶらせ、BabyDrillさんもまた独自の存在感を放ちます。

特に圧倒的なビートと各パートでの印象的なリリック交換は必聴ですね。

LattoさんはBTSのJung Kookさんによる大ヒット曲『Seven』でもフィーチャーされている注目の存在ですから、ぜひチェックしてみてください!