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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(861〜880)

VULTURES (Juice Version) feat. Bump J & Lil Durk¥$, Ye, Ty Dolla $ign

¥$, Ye, Ty Dolla $ign – VULTURES (Juice Version) feat. Bump J & Lil Durk
VULTURES (Juice Version) feat. Bump J & Lil Durk¥$, Ye, Ty Dolla $ign

エキセントリックな音楽性とファッションセンスで知られる¥$さん、Yeさん、Ty Dolla $ignさんによる意欲作が2024年2月にリリースされました。

アルバム『Vultures 1』の収録曲であるこの楽曲は、シカゴのストリートライフを強烈に反映したハードなリリックが特徴的です。

Bump JさんとLil Durkさんをフィーチャリングに迎え、現代のヒップホップシーンにおけるギャング文化の重要性を鋭く描き出しています。

本作は、アーティストたちの個人的な経験や社会的なコメントを織り交ぜながら、リスナーに強烈な印象を与える仕上がりとなっています。

ヒップホップファンはもちろん、リアルなストリートライフに興味がある方にもおすすめの1曲です。

Right There (Prod. Ojivolta)Lil Nas X

ゴスペル風コーラスが光るパワフルなヒップホップ・ナンバーが話題です。

自由でヘドニスティックなライフスタイルを謳歌する歌詞は、リスナーに強いメッセージ性を感じさせますね。

リル・ナズ・Xさんの新曲は、2024年4月にSoundCloudでリリースされました。

本作は次回作ミックステープ『Nasarati 2』からの先行シングル。

プロデュースはヒット曲『Industry Baby』でタッグを組んだOjivoltaが手掛けており、彼のキャリアに新たな1ページを刻む意欲作と言えそうです。

若者文化への洞察に富んだこの楽曲は、ファンならずとも聴いておきたい1曲ですよ。

Shimmyyvngxchris

バージニア州出身の若手ラッパー、yvngxchrisさん。

TikTokで話題を集めた『Blood On The Leaves』で知られる彼の新曲は、BPM151の速いテンポとD♭メジャーのキーが特徴的。

ダンス性74%、エネルギー52%と評価される本作は、ネガティブな雰囲気とダンスに適したリズムを併せ持つ興味深い1曲となっています。

2024年3月15日にColumbia Recordsからリリースされた本作は、yvngxchrisさんの独自性あるスタイルを存分に発揮。

エアリーでありながら力強いプラグビートに乗せたラップは、年齢を感じさせない成熟したポイズと存在感を示しています。

現代のヒップホップシーンに新しい風を吹き込む彼の音楽は、若い世代を中心に幅広い支持を集めていますよ。

F.A.F (ft. Rylo Rodriguez)Veeze

Veeze – F.A.F (ft. Rylo Rodriguez) [Official Music Video]
F.A.F (ft. Rylo Rodriguez)Veeze

デトロイト出身のラッパー、ヴィーズさんとアラバマのライロ・ロドリゲスさんによるコラボ曲が2024年7月に登場。

豪華な生活を誇示するリリックと、ヴィーズさんののんびりしたフロウ、ロドリゲスさんの鋭いラップが融合した楽曲は、トラップとセレブレーションをテーマにしたグランドなトラック。

テスラのサイバートラックをフィーチャーしたビデオクリップも話題を呼びました。

ヴィーズさんは2023年にアルバム『Ganger』をリリース、ビルボードのトップ200チャートで97位にランクインするなど、着実に成功を収めています。

本作は、トラップミュージックが好きな方にオススメですよ!

Lil AngelLil Peep

Lil Peep – Lil Angel (Official Audio)
Lil AngelLil Peep

ロングビーチを拠点に活動し、エモラップのパイオニアとして知られるリル・ピープさん。

2017年に21歳の若さでこの世を去った彼の楽曲が、2024年7月に新たにリリースされました。

ファンの間で長らく話題となっていた本作は、2016年のCrybabyセッションで制作されたものの、リリースが遅れていたんです。

孤独感や隔絶感、音楽を通じた不死への憧れなど、リル・ピープさんらしい複雑な感情を掘り下げた内容となっています。

自分の存在意義を見出すために音楽が唯一の手段だと示唆するリリックからは、彼の内面の葛藤や周囲の無関心さに対する反抗が感じられますね。