【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(161〜170)
Flyest In The RoomMike Dimes

軍人家庭で育ち、全米各地を転々としたユニークなバックボーンを持つテキサス出身のラッパー、マイク・ダイムズさん。
2021年には楽曲がTikTokでバイラルヒットを記録し、一気に注目を集めるようになりましたね。
そんな彼が2025年8月にリリースしたのが、自信と突破力に満ちた一曲です。
この楽曲は、周囲の嫉妬やヘイトをものともせず、むしろそれをエネルギーに変えて自分がその場で最もクールだと宣言する、強気なリリックが非常に印象的です。
深みのある声から放たれる鋭いラップは、聴く者の気分を高揚させてくれます。
アルバム『Texas Boy』に続く本作は、きたる新作への序章ともいえるでしょう。
何かに挑戦する前など、自分を鼓舞したいときに聴くとはまりそうですね。
BUFF BBYRexv2

ヒューストンを拠点に、18歳という若さでラッパー兼プロデューサーとして活動するレックスV2さん。
彼が2025年8月に公開したシングルは、アンダーグラウンドシーンの熱気を凝縮したような一曲です。
この楽曲は、自身を鍛え上げ、逆境さえもエネルギーに変えていくような力強い意志を感じさせます。
goopstroとの共同プロデュースによる実験的で破壊的なビートは、一度聴けば脳裏に焼き付くインパクト。
本作はアルバム『Aberration』への期待感を高める一曲ともなっており、彼の有り余る才能が爆発していますよ。
エッジの効いたヒップホップで気分を高めたい時にセレクトすれば、間違いなくテンションが上がるはずです。
The Devil Is A DemocratTom MacDonald

元プロレスラーという異色の経歴を持つ、カナダ出身のラッパー、トム・マクドナルドさん。
大手レーベルと契約せずに独立した活動を貫き、政治的なメッセージをストレートに打ち出すスタイルで知られていますね。
そんな彼が2025年8月にドロップした作品は、まさに彼の真骨頂といえる挑発的なヒップホップナンバーです。
本作では、特定の政治思想を悪魔になぞらえるという大胆なリリックで、現代社会の深刻な分断に鋭く切り込んでいます。
ヒップホップを軸にしながらも、ロックやフォークの要素を取り入れたサウンドアプローチも実に彼らしいです。
同年にアルバム『Proud To Be A Problem』もリリースしており、彼の創作ペースには驚かされます。
社会のあり方に疑問を持つ人や、彼の物議を醸すスタイルに惹かれるリスナーには必聴の一作でしょう。
High End FashionAsco ft. Young Adz (D-Block Europe)

ストリートの現実を映し出すアスコさんと、メロディックなスタイルでチャートを席巻するヤング・アズさん。
イギリスのラップシーンを代表する二人がタッグを組んだ楽曲です。
Da Beatfreakzが手掛けた滑らかでラグジュアリーなサウンドと、二人の落ち着いたフロウが絡み合う本作は、一度聴いたらクセになりますよね。
歌詞では富や成功を手にした豪華なライフスタイルが描かれていますが、その根底にはストリートで培ったプライドや仲間への忠誠心が確かに感じられます。
この楽曲は、アスコさんが2025年8月にリリースしたアルバム『Perfect Timing』に収録された作品。
パリで撮影された美しいミュージックビデオを眺めながら聴けば、日常が少し特別なものに感じられるはずです。
Mr. PresidentBabyChiefDoit

燃え上がるような野心と成功への渇望がダイレクトに伝わってくるのが、ベイビーチーフドゥイットさんが2025年8月に手がけた一曲です。
アメリカ・シカゴ出身で、権威ある『XXL Freshman 2025』にも選ばれた彼の本作は、自身を国のトップになぞらえ、シーンの頂点に立つという強い意志が込められているのではないでしょうか。
デビューアルバム『Animals Only』などで聴かせた重厚なトラップサウンドは健在で、聴く者の心を奮い立たせる力強さがありますよね。
目標に向かって突き進みたいときや、自分を鼓舞したいときにピッタリの楽曲です!
Hell At Night (feat. Ella Langley)BigXthaPlug

力強いバリトンボイスで知られるアメリカのラッパー、ビッグエックスザプラグさんと、カントリー歌手エラ・ラングレーさんによるコラボレーション楽曲です。
2023年2月にリリースしたデビューアルバム『Amar』がゴールド認定されるなど、注目を集める彼が本作で挑んだのは、ヒップホップとカントリーの異色の融合。
軽快なギターで描かれる穏やかな時間は束の間、突如として激しいトラップビートが鳴り響き、聴く者の心を鷲掴みにします。
別れた恋人への「許さない」という強烈な復讐心が、二人の掛け合いの中で生々しく描かれており、その容赦のない言葉の数々に胸がざわつく方もいらっしゃるかもしれませんね。
ありきたりな失恋ソングでは物足りない、という方には間違いなく刺さる一曲です。
The Edge (ft. Killer Mike)Droogie Otis

伝説的プロデューサーと実力派ラッパーによる注目のユニット、ドゥルーギー・オーティスの楽曲です。
メンバーはカリフォルニア出身のマッドリブさんと、ウクライナ生まれニューヨーク育ちのユア・オールド・ドゥルーグさん。
この楽曲は、マッドリブさんが山火事による喪失を乗り越えて最初に制作したビートの一つなのだとか。
そんな背景もあってか、哀愁漂うジャジーなサウンドの上で繰り広げられるラップには、逆境を乗り越えた者だけが持つ気高さが宿っています。
ユア・オールド・ドゥルーグさんが「まるで授賞式のよう」と語る本作は、ゲストのキラー・マイクさんと共に、まさにエリート同士の火花散るセッションが堪能できますよね。
2025年8月に公開され、多くの音楽メディアでも取り上げられた本作。
困難を乗り越え、次の一歩を踏み出したい時に聴けば、静かな勇気をもらえるのではないでしょうか。






