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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

もくじ

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(181〜200)

Pop n OliveSamara Cyn, Sherwyn

Samara Cyn, Sherwyn – Pop n Olive [Official Video]
Pop n OliveSamara Cyn, Sherwyn

テネシー州出身で現在ロサンゼルスを拠点に活動するサマラ・シンさんとシャーウィンさんが生み出した心温まるコラボ作品が2025年3月にリリースされました。

ヒップホップとファンクを見事に融合させた楽曲は、レトロな雰囲気とモダンなサウンドが絶妙なバランスで調和しています。

サマラ・シンさんの魅力的なボーカルと、シャーウィンさんのグルーヴィーなプロダクションワークが見事にマッチし、耳に残るメロディと印象的なベースラインが織りなす独自の世界観を作り上げています。

本作は複数のファッションブランドやスポーツブランドのCMソングとしても起用が決定しており、今後の展開が楽しみですね。

自己表現や前向きな生き方について歌ったメッセージ性の高い歌詞は、自分らしさを大切にしたい全ての人に響くはずです。

BOUNCEAitch

マンチェスター出身のエイチさんが独立レーベルNQ Recordsから第一弾シングルを発表。

UKヒップホップシーンで独自のポジションを確立してきた彼の新たな一歩を飾る本作は、軽快なフローとウィットに満ちたパフォーマンスが光る作品に仕上がっています。

プロデューサーMojamさんとのタッグで生み出した遊び心溢れるビートは、エネルギッシュな音の広がりを感じさせるダンサブルなナンバーとなっており、MVでは地元マンチェスターの活気ある雰囲気を見事に切り取っています。

イギリスのヒップホップの「今」を知りたい方にも、ぜひチェックしてほしいですね!

KING OF CALIFORNIALil Darkie

ジャンルの壁を軽々と飛び越え、ヒップホップ、トラップ、パンク、メタルまで幅広い音楽性で知られるアメリカのラッパー、リル・ダーキーさん。

インド系アメリカ人としてのアイデンティティと独自のビジュアルアートセンスを武器に、アンダーグラウンドシーンで確固たる地位を築いています。

そんな彼が2025年3月に公開した本作は、プロデューサーWendigoとのタッグで生み出したカントリー調の意欲作。

温かみのあるアコースティックギターと彼特有の個性的なボーカルが絶妙なハーモニーを奏でています。

アルバム『THIS DOES NOT EXIST』や『SWAMP』で示した実験精神は健在で、新境地を開拓する意欲作となっています。

エネルギッシュなサウンドとメッセージ性の強い楽曲を好むリスナーにおすすめの一曲です。

FreeLittle Simz

Little Simz – Free (Official Audio)
FreeLittle Simz

ヒップホップの新世代の旗手として注目を集めるイギリス・ロンドン出身のリトル・シムズさん。

ナイジェリアにルーツを持つ彼女は、名プロデューサーのインフロさんと共にアルバム『Sometimes I Might Be Introvert』を2021年に制作し、マーキュリー賞を受賞する快挙を成し遂げています。

2025年5月のニューアルバム『Lotus』に収録されるこちらの1曲は、すでに先行で公開されている楽曲「Flood」と比べるとジャジーでソウルフルな要素をちりばめた意欲作に仕上がっています。

重い現実を見つめながらもポジティブなメッセージを強く打ち出すスタイルが際立つ本作は、深い言葉に共感できる人にぜひ聴いてほしい1曲ですね。

Could’ve Been Different (feat. Blu & Shamir)McKinley Dixon

McKinley Dixon – Could’ve Been Different (feat. Blu & Shamir) (Official Lyric Video)
Could've Been Different (feat. Blu & Shamir)McKinley Dixon

アメリカはバージニア州リッチモンドを拠点とするマッキンリー・ディクソンさんは、ジャズやソウルの要素を取り入れた洗練されたヒップホップで、独自の音楽世界を築いてきました。

そんな彼が2025年6月に発売予定のアルバム『Magic, Alive!』から、ブルーさんとシャミールさんをフィーチャーした先行曲を公開。

ストリングスやサクソフォン、ピアノなど多彩な楽器が織りなすソウルフルな広がりのあるアレンジの中で、人生の岐路や現在の視点、そして未来への問いかけを詩的なラップで綴っています。

本作は、完璧なエンディングクレジットを目指したという彼の野心的な試みであり、2025年3月からButcher Brownの全米ツアーでもパフォーマンスが予定されています。

ジャンルの垣根を超えた音楽表現に触れたい方におすすめですよ。

DILEMMA (FEAT. CENTRAL CEE)NEMZZZ

NEMZZZ – DILEMMA (FEAT. CENTRAL CEE) [OFFICIAL AUDIO]
DILEMMA (FEAT. CENTRAL CEE)NEMZZZ

イギリスはマンチェスター出身の若手ラッパー、2004年生まれのネムズさんはUKドリルやヒップホップを融合させた独自のスタイルで注目を集めている期待の新鋭です。

2025年3月にアルバム『RENT’S DUE』に収録された本作は、イギリスの実力派ラッパー、セントラル・シーさんをフィーチャーした意欲作となっています。

重厚なビートと鋭いリリックが織りなす独特の世界観が展開されており、都市生活や個人的な経験をリアルに描写した歌詞と、両者の巧みなフロウが魅力的です。

UKヒップホップシーンの最前線を体感したい方や、リアルな都市の物語に触れたい方におすすめの一曲ですね。