【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(211〜220)
IMMA RIDE 4 U$NOT

アメリカのラッパー、スノットさんが新たな音楽的挑戦を見せつける素晴らしい一曲を2025年4月にリリースしました。
フロリダ州出身のスノットさんは、2018年の『GOSHA』が100万回再生を突破するなど、10代からSoundCloudで頭角を現したアーティストです。
サックス奏者MADILLAが参加した本作は、R&Bとソウルの要素を取り入れた新たな一面を見せつける作品。
スノットさんの個性的なラップスタイルと、メロディアスなサックスの演奏が美しく調和し、これまでにない魅力的なサウンドを作り上げています。
心地よい大人の雰囲気が漂う一曲なので、夜のドライブや、穏やかな休日のリラックスタイムにもぴったりですよ。
Fat Juicy & WetSexyy Red & Bruno Mars

スリリングでセクシーな楽曲が、アメリカのラッパー、セクシー・レッドさんとポップスターのブルーノ・マーズさんによって2025年1月に発表されました。
セクシー・レッドさんの大胆なラップとブルーノさんのキャッチーなフックが見事に融合した本作は、女性の魅力を称える内容で話題を呼んでいます。
ダニエル・ラモスさんとブルーノさん自身が手掛けたミュージックビデオも注目を集め、レディー・ガガさんやROSÉさんがサプライズ出演するなど豪華な仕上がりとなっています。
パーティーシーンを盛り上げたい方にぴったりの一曲ですよ。
VacayAminé

アフリカ系アメリカ人のラッパー兼シンガーソングライター、アミーネさんが2025年5月に発売予定のニューアルバム『13 Months of Sunshine』から、夏のバカンスをテーマにした先行曲を公開しています。
DJ DahiさんとEly Riseさんがプロデュースを手がけたヒップハウス曲で、軽快なビートとダンサブルなリズムの上で、マルセイユのリゾートやブティックホテルでの滞在を描いた楽しいリリックを展開。
本作では、あのデュア・リパさんや『ホワイト・ロータス』への言及も織り交ぜながら、現代的なポップカルチャーとの結びつきも感じさせます。
エレクトロニックミュージックとの融合を図った前作アルバム『Kaytraminé』に続き、より明るく軽やかなサウンドで、夏の到来を感じさせる一曲となっていますよ。
【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(221〜230)
How I’m FeelingBAK Jay

アトランタ出身のラッパー、BAK Jayさんはトラップやドリルなどのジャンルを融合した魅力的なスタイルで若い世代の支持を集めています。
本人の声を活かしたオートチューンの効果音と、トラップビートに乗せたメロディックなヴォーカルが印象的な本作は、リリース直後からSNSを中心に話題となっているんですね。
2025年5月に公開されたこの作品は、プロデューサーのフィンゴットイットさんが手がけ、MVの再生回数は公開からわずか5日で50万回を突破。
アルバム『Meet The Reap』でも魅せた彼の音楽性が見事に結実した一曲となっています。
ストリートライフや人間関係について歌ったリアルなメッセージと、エモーショナルなサウンドの融合を楽しみたい方にぴったりの一曲ですよ。
DELILAHBktherula

アメリカ・アトランタを拠点に活動するラッパー、ビーケーザルーラさんが提示する強烈な個性が光る1曲です。
2025年5月に向けて準備中のアルバム『Lucy』からの先行配信曲で、トラップビートとメロディックなラップスタイルを巧みに融合させ、恋愛の裏切りや自己肯定をテーマにした魅力的な内容となっています。
ワーナーレコードと契約後に手掛けた本作は、彼女自身の音楽性をさらに昇華させた意欲作です。
2024年にはアイス・スパイスさんのヨーロッパツアー「Y2K!」のオープニングアクトを務めるなど、着実にキャリアを積み重ねています。
オルタナティブなヒップホップを好む音楽ファンにはぜひ聴いていただきたい1曲ですね。
what i preferDDG

ミシガン州ポンティアック出身のディーディージーさんが2025年5月にリリースしたアルバム『Blame The Chat』から公開されたこの楽曲は、メロディックなトラップビートに乗せて紡がれる柔らかな歌声が印象的なラブソング。
理想のパートナー像や人間関係における価値観を繊細に表現しており、青と紫の照明が印象的なMVでは、モデルのウェンディ・オルティスさんとの共演で幻想的な世界観を魅せています。
人気ラッパーのウィズ・カリファさんやオフセットさんらが参加した本作は、YouTuberからアーティストへと転身を遂げた彼の音楽性の幅広さがよく分かる一曲。
ムーディーな雰囲気が心地よく、ゆったりとした夜のドライブにぴったりな楽曲です。
Different (ft 42 Dugg)Lil Tjay

ニューヨーク出身のリル・ティジェイさんが、デトロイトのラッパー、フォーティーツー・ダグさんを迎えた壮大なコラボレーション作を2025年5月にリリースしました。
ストリートの経験と成功への道のりを重厚なトラップビートに乗せて語り合う本作は、二人の異なるバックグラウンドが生み出す化学反応が見事です。
リル・ティジェイさんのメロディアスなフロウとフォーティーツー・ダグさんの独特なリズム感が融合し、感情豊かな表現力で魅了します。
アルバム『222』以来の意欲作で、若くして音楽業界で実績を残してきた二人だからこそ表現できる世界観が広がっています。
ストリートカルチャーやヒップホップミュージックに魅了される音楽ファンにぜひ聴いてほしい一曲です。