【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(241〜250)
Never Let GoOFFSET & John Legend

サザンヒップホップで一時代を築いたミーゴスのメンバーとしても知られるラッパー、オフセットさん。
近年はソロ活動へ本格移行し、自己プロデュースにも力を入れています。
そんな彼が、現代R&Bシーンを代表するシンガー、ジョン・レジェンドさんと共演したのが、今回ご紹介する作品です。
この楽曲で歌われているのは、2022年にこの世を去ったかつての盟友への想い。
オフセットさんのラップからは喪失の痛みと消えない絆が赤裸々に語られています。
そこにジョン・レジェンドさんの荘厳な歌声が重なり、悲しみを優しく包み込むような感動的な一曲に仕上げられています。
2025年8月に公開されたアルバム『KIARI』に収録。
大切な人を想う時間に聴くことをオススメします。
STILL (feat. Ab-Soul, Rapsody)Joey Bada$$

90年代ヒップホップ黄金期のサウンドを現代に継承するラッパー、ジョーイ・バッドアスさん。
近年は俳優としても高い評価を集めており、その多才ぶりを発揮していますね。
そんな彼がアブ・ソウルさんとラプソディーさんという実力派を迎えたのが、2025年8月に公開されたアルバム『Lonely At The Top』に収録されている一曲。
本作は、スタティック・セレクターさんが手がけたソウルフルで落ち着いたビートの上で、3人の哲学的なリリックが交わる内省的な作品です。
派手さよりも精神的な深みに焦点を当てており、まるでGang Starrを思わせるメディテーション的な雰囲気が漂います。
静かな夜、一人でじっくりと考え事をしながら聴きたい、そんな深みのある一曲ではないでしょうか。
Rain Every Season (feat. The Alchemist)Evidence

ウェストコースト・ヒップホップを牽引してきたエヴィデンスさんと、盟友ジ・アルケミストさんのコラボ曲です。
本作は、人生で降りかかる雨、つまり様々な試練や感情の波を静かに受け止めるための、まるでサウンドトラックのような一曲。
エヴィデンスさんが紡ぐ内省的な言葉と、ジ・アルケミストさんが手掛けるジャジーでスモーキーなビートが溶け合う世界観は、聴く人の心に深く染み渡りますよね。
2025年8月リリースのアルバム『Unlearning Vol. 2』に収録され、SNSでも話題となっています。
どんな季節にも雨が降るように、人生の困難もまた自然なことなのだと、そっと寄り添ってくれる気がしませんか?
1995Freddie Gibbs & The Alchemist

ムーディーなギターの音色が心を揺さぶる、ヒップホップファン注目のコラボレーションです。
米インディアナ州出身のラッパーであるフレディ・ギブスさんと、プロデューサーのジ・アルケミストは、2020年のアルバム『Alfredo』で第63回グラミー賞にノミネートされた最強タッグ!
本作は、ジ・アルケミストさん特有の空間的なビートの上を、フレディ・ギブスさんのアスリートのように鋭いラップが駆け巡る、唯一無二の世界観が魅力です。
ストリートの現実と成功への渇望を描いた歌詞には、聴く者の感情を深く揺さぶる力が込められています。
日本で撮影された短編映像『Alfredo: The Movie』のエンドクレジットを飾り、物語に深い余韻を与えているのも印象的ですよね。
一人の時間にじっくり音楽と向き合いたい、そんなあなたにぴったりの一曲です。
Not To Be DefinedLazarus & Rakim

ヒップホップの伝説と異色の経歴を持つラッパーの邂逅が、魂を揺さぶります。
アメリカの伝説的MCラキムさんと、医師でもあるデトロイト出身のラザルスさんによるこの一作は、「何者にも定義されない」という強い意志が込められたアンセムです。
ラキムさんの威厳に満ちたフロウと、ラザルスさんの知性と文化的背景から生まれるリリックが、重厚なビート上で見事に融合しています。
本作は2025年7月に公開された、ラキムさんのアルバム『The Re-Up』からの先行シングル。
彼がラッパーとして初めてピーボディ・メダルを受賞した直後の作品という点も話題です。
既存の枠を壊し、自分らしくありたいと願う人の背中を押してくれるはずですよ。
【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(251〜260)
Woke Up / The FaceTrippie Redd

アメリカ出身のラッパー、トリッピー・レッドさんが放つ新曲『Woke Up』は、内面の天使と悪魔が激しくせめぎ合うような、まさに魂の叫びそのもの!
穏やかなシンセの音色と共に「天使が見守っている」と歌う神聖な幕開けから一転、激しいビートと共に「暴力を選ぶ」と狂気へ堕ちていく展開は圧巻です。
彼の代名詞である“レイジ”ラップのスタイルで、死の恐怖と神への祈り、そして破壊衝動という相反する感情が渦巻く様子を巧みに表現しています。
目まぐるしく変わる感情のジェットコースターは、聴く者の心を激しく揺さぶること間違いなし。
ツイン・シングルのもう一曲『The Face』は、内省的な『Woke Up』とは対照的に、自信と挑発に満ちたクールなパーティーチューンです。
DJ Dramaさんの煽りも加わり、フロアを揺らすような攻撃的なサウンドがたまりません!
歌詞では「私の顔の上に座りたいんだろ」と、非常に直接的で官能的な言葉を投げかけ、聴く者を試すかのような不敵な態度を貫いています。
激しいビートの中に繊細なフックを織り交ぜることで、単なる攻撃性で終わらない洗練された雰囲気を作り出すのがトリッピー・レッドさんらしいですよね。
彼の持つ危険で官能的な魅力に、あなたもきっと引き込まれてしまうはずです。
Iced Tea (feat. 21 Savage, Project Pat & Coupe)Young Nudy

ストリートで成功を掴むためには、弛まぬ努力が不可欠なのかもしれません。
アメリカ・アトランタを拠点に活動するヤング・ヌーディさんによる本作は、そんなハスラーの哲学が込められた力強い一曲です。
2019年にはグラミー賞にノミネートされた実力派の彼が、従兄弟の21サヴェージさんやレジェンドのプロジェクト・パットさんを招き、ストリートでのし上がるリアルを表現。
プロデューサーのクープさんが作り出す、夢の中を漂うようなストリングスと重厚なビートが、3人のラップと見事に融合していますよね。
2025年8月にリリースされるアルバム『PARADISE』からの先行シングルで、何かを成し遂げようと奮闘している時に聴けば、目標へ突き進む勇気がもらえるはずです。






