RAG MusicHIPHOP-Rap
おすすめのヒップホップ・ラップ
search

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(231〜240)

No CommentFredo

Fredo – No Comment (Official Video)
No CommentFredo

ロンドン出身でUKヒップホップシーンを牽引するラッパー、フレドさん。

2018年にはデイヴさんとの共作『Funky Friday』でUKシングルチャート1位を記録した実力者です。

そんな彼が2025年8月にリリースした復帰シングルは、数ヶ月にわたる沈黙を破る待望の作品。

本作は、自身を取り巻くゴシップや憶測に対する揺るぎないスタンスを表明するような、緊張感に満ちています。

Adb BeatsさんとSwidomさんがプロデュースした硬質なドリル調のビートと、彼の決意を感じさせるストリート感あふれるフロウが絶妙にマッチしています。

UKラップの最前線を追いかけている方なら、間違いなくチェックすべきドープな一曲なので、ぜひ聴いてみてください。

Million CashConnor Price & Armani White

Connor Price & Armani White – Million Cash (Official Video)
Million CashConnor Price & Armani White

コナー・プライスさんとアルマーニ・ホワイトさんのコラボ曲『ミリオン・キャッシュ』は、2023年12月29日に大きな期待を背負ってリリースされました。

まさに洋楽ヒップホップの最先端を走るものであり、そのサウンドは多くのリスナーの心を鷲掴みにしたことでしょう。

彼らの自立した成功がリリース前から感じられ、特にプライスさんは、自らの才能を十分認識されていないというメッセージを音楽を通じて伝えています。

個性あふれるビートと共に、未来のヒップホップシーンをリードしていく宣言のようなカットですね。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(241〜250)

FEVERBuckshot & fakemink

国際的なアンダーグラウンド・ラップ・コレクティブ、ホーンテッド・マウンドに所属するラッパー、バックショットさん。

アイルランド出身で、グラフィックアーティストとしても活動する彼のダークな世界観は、コアなファンから支持されていますね。

そんな彼がイングランドのラッパー、フェイクミンクさんと共演したのが、2025年8月に公開された作品です。

プロデューサーにオスカー18さんとグリモワールさんを迎え、エレクトロポップの要素が交わるヒップホップに仕上がっています。

本作は、熱に浮かされたような高揚感と、その裏にある冷え切った自己矛盾がつづられています。

ラグジュアリーなファッションと刹那的な快楽が入り乱れる退廃的なイメージが、中毒性のあるサウンドと見事にマッチしています。

ダークで前衛的な雰囲気が好きなリスナーは必聴の1曲でしょう。

Hey CurtisDave Blunts

Dave Blunts – Hey Curtis (Official Music Video)
Hey CurtisDave Blunts

ミッドウェスト・ヒップホップを基盤に、物議を醸すスタイルで注目を集めるラッパー、デイヴ・ブランツさん。

2024年にアルバム『Well Dude Here’s My Thing』などをリリースし、TikTokでのバイラルヒットをきっかけにその名が広まりました。

そんな彼が制作したのが、50セントさんの本名を冠した痛烈なディストラックです。

この楽曲は、カニエ・ウェストさんを擁護する立場から、彼を揶揄した50セントさんへの返答として作られました。

ユーモアと辛辣な皮肉を織り交ぜ、相手のキャリアや言動を攻撃するリリックはまさに圧巻。

MVで相手の過去の映像をコミカルにパロディ化するなど、その徹底した挑発スタイルも魅力です。

ヒップホップのビーフカルチャーが好きな方は要チェックの作品と言えるでしょう。

Hell At Night (feat. Ella Langley)BigXthaPlug

BigXthaPlug – Hell At Night feat. Ella Langley (Official Visualizer)
Hell At Night (feat. Ella Langley)BigXthaPlug

力強いバリトンボイスで知られるアメリカのラッパー、ビッグエックスザプラグさんと、カントリー歌手エラ・ラングレーさんによるコラボレーション楽曲です。

2023年2月にリリースしたデビューアルバム『Amar』がゴールド認定されるなど、注目を集める彼が本作で挑んだのは、ヒップホップとカントリーの異色の融合。

軽快なギターで描かれる穏やかな時間は束の間、突如として激しいトラップビートが鳴り響き、聴く者の心を鷲掴みにします。

別れた恋人への「許さない」という強烈な復讐心が、二人の掛け合いの中で生々しく描かれており、その容赦のない言葉の数々に胸がざわつく方もいらっしゃるかもしれませんね。

ありきたりな失恋ソングでは物足りない、という方には間違いなく刺さる一曲です。

Drugs Callin RemixHurricane Wisdom & Lil Baby

Hurricane Wisdom & Lil Baby – Drugs Callin Remix (Official Music Video)
Drugs Callin RemixHurricane Wisdom & Lil Baby

フロリダから現れた注目の新星ハリケーン・ウィズダムさんと、アトランタのシーンを牽引するスター、リル・ベイビーさんがタッグを組んだ一曲です。

抗いがたい誘惑と心の葛藤を歌ったかのような、切なくも中毒性の高いメロディが胸を打ちます。

リル・ベイビーさんの物憂げな歌声と、ハリケーン・ウィズダムさんの感情的なフレーズが絡み合うサウンドは、一度聴けば忘れられない魅力がありますよね。

2025年8月に公開された本作の元となった楽曲は、動画再生数が1600万回を超えるなど多くのリスナーを虜にしています。

一人でじっくり音楽に浸りたい夜に、この奥深い世界観に身を委ねてみてはいかがでしょうか?

Count Me OutKendrick Lamar

世界でもトップクラスの実力をほこるラッパー、ケンドリック・ラマーさん。

現代のヒップホップシーンはオートチューンを多く用いるため、ラップのスキルはおざなりになりがちです。

そんな風潮のただようシーンのトップで活躍するケンドリック・ラマーさんですが、彼は他のラッパーとが違い圧倒的なスキルを持っています。

また、リリシストの側面も持っており、こちらの新曲『Count Me Out』でもそういった一面が見えます。