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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(251〜260)

Could’ve Been Different (feat. Blu & Shamir)McKinley Dixon

McKinley Dixon – Could’ve Been Different (feat. Blu & Shamir) (Official Lyric Video)
Could've Been Different (feat. Blu & Shamir)McKinley Dixon

アメリカはバージニア州リッチモンドを拠点とするマッキンリー・ディクソンさんは、ジャズやソウルの要素を取り入れた洗練されたヒップホップで、独自の音楽世界を築いてきました。

そんな彼が2025年6月に発売予定のアルバム『Magic, Alive!』から、ブルーさんとシャミールさんをフィーチャーした先行曲を公開。

ストリングスやサクソフォン、ピアノなど多彩な楽器が織りなすソウルフルな広がりのあるアレンジの中で、人生の岐路や現在の視点、そして未来への問いかけを詩的なラップで綴っています。

本作は、完璧なエンディングクレジットを目指したという彼の野心的な試みであり、2025年3月からButcher Brownの全米ツアーでもパフォーマンスが予定されています。

ジャンルの垣根を超えた音楽表現に触れたい方におすすめですよ。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(261〜270)

DILEMMA (FEAT. CENTRAL CEE)NEMZZZ

NEMZZZ – DILEMMA (FEAT. CENTRAL CEE) [OFFICIAL AUDIO]
DILEMMA (FEAT. CENTRAL CEE)NEMZZZ

イギリスはマンチェスター出身の若手ラッパー、2004年生まれのネムズさんはUKドリルやヒップホップを融合させた独自のスタイルで注目を集めている期待の新鋭です。

2025年3月にアルバム『RENT’S DUE』に収録された本作は、イギリスの実力派ラッパー、セントラル・シーさんをフィーチャーした意欲作となっています。

重厚なビートと鋭いリリックが織りなす独特の世界観が展開されており、都市生活や個人的な経験をリアルに描写した歌詞と、両者の巧みなフロウが魅力的です。

UKヒップホップシーンの最前線を体感したい方や、リアルな都市の物語に触れたい方におすすめの一曲ですね。

FOMDJPlayboi Carti

Playboi Carti – FOMDJ (Official Visualizer)
FOMDJPlayboi Carti

暗く重厚なビートと実験的なサウンドスケープが織りなす圧倒的な世界観で、ヒップホップシーンを更なる高みへと導くプレイボーイ・カーティさん。

アメリカ・ジョージア州アトランタ出身のアーティストが、アルバム『MUSIC』で示した音楽的進化は目を見張るものがあります。

攻撃的なトラップビートの上で展開される独特なフローとエネルギッシュなヴォーカルワークは、まさに彼の真骨頂。

3月14日に公開されたアルバムは初日に1億4000万回のストリーミング再生を記録し、収録された全30曲がBillboard Hot 100にランクインするという快挙を成し遂げました。

パワフルかつ革新的なサウンドは、クラブやフェスでの盛り上がりはもちろん、ワークアウトのBGMとしても抜群の効果を発揮するでしょう。

Danger DangerGodfather of Harlem, Swizz Beatz, Pusha T, Jadakiss

Godfather of Harlem, Swizz Beatz, Pusha T, Jadakiss – Danger Danger (Official Music Video)
Danger DangerGodfather of Harlem, Swizz Beatz, Pusha T, Jadakiss

西海岸のプロデューサー兼DJとして知られるスウィズ・ビーツさんが、イーストコーストを代表するプシャ・Tさん、ジェイダキスさんとの強力なコラボレーションを実現させました。

MGM+の人気犯罪ドラマ『Godfather of Harlem』シーズン4のサウンドトラックから放たれた本作は、力強いドラムパターンとシャープなスネアが映像作品の緊迫感を見事に表現しています。

プシャ・Tさんの印象的なフロウに加え、ジェイダキスさんの鋭いラップが重厚なビートと絡み合い、ストリートの息吹を感じさせる1曲となりました。

2025年4月に制作された本作は、過去にそれぞれ異なる組み合わせでヒット曲を生み出してきた3人だからこそ実現できた、緻密なアンサンブルを楽しめます。

ヒップホップの本質を知り尽くした重鎮たちによる、グルーヴ感溢れる作品を求めている方にぜひ聴いていただきたいですね。

PrezzyMIKE & Tony Seltzer

ニューヨークのアンダーグラウンド・ヒップホップシーンで頭角を現してきたマイク・ジョーダン・ボネマさんとトニー・セルツァーさんによる、サイレン音のようなシンセサイザーと不規則なビートが絶妙に絡み合う実験的なサウンドが魅力的な楽曲です。

2025年5月に発売予定のアルバム『Pinball II』からの先行シングルで、本作では自身を「トニー・ソプラノ」に例えながら、ロレックスなどの高級品と自己肯定感をテーマにしたリリックが印象的。

ニコラス・スタッフォード・ブリッグス監督によるミュージックビデオもブルックリンで撮影され、楽曲の世界観を見事に表現。

実験的なサウンドと遊び心のあるリリックを楽しみたい方におすすめの一曲です。

Girls Like GirlsSleepy Hallow

Sleepy Hallow – Girls Like Girls (Visualizer)
Girls Like GirlsSleepy Hallow

USブルックリン出身のスリーピー・ハロウさんが、メロディックなラップを基調としつつ、新たな挑戦を見せる意欲作です。

彼はブルックリン・ドリルシーンの重要人物として知られ、2020年に大ヒットした『Deep End Freestyle』でプラチナ認定を獲得。

その後も『2055』で4倍プラチナを達成するなど、着実にキャリアを重ねてきました。

本作は柔らかなビートと感情的なリリックが絶妙にマッチし、彼の持ち味であるメロディックな要素をさらに進化させた印象深い仕上がり。

また、プロモーションの一環として『Fortnite』内でのバーチャルイベント「The Hallow Heist」も開催。

恋愛や自己表現をテーマにした歌詞は深い共感を呼び起こすはずです。

ヒップホップファンはもちろん、メロディアスな楽曲を好む方にもおすすめしたい一曲ですよ。

Pickle JuiceT-Pain

T-Pain – Pickle Juice (Official Audio)
Pickle JuiceT-Pain

アメリカ・フロリダ州タラハシー出身のティー・ペインさんが贈る遊び心満載のオンラインゲーム『Fortnite』とのコラボレーション楽曲です。

本作はゲーム内の架空のキャラクター「Big Dill」に向けて放たれた愉快なディストラックで、彼の代名詞であるオートチューンを駆使した独特のボーカルワークが光ります。

先鋭的なヒップホップビートに乗せて繰り広げられる攻撃的でエネルギッシュなサウンドは、2025年2月のリリース以降、音楽ファンとゲーマーの双方から好反応を得ています。

パーティーシーンでの選曲はもちろん、ゲームプレイ中のBGMとしても最適な一曲。

ティー・ペインさんらしい遊び心とスキルが融合した意欲作として注目を集めています。