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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

もくじ

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(241〜260)

CluckKodak Black

Kodak Black – Cluck [Official Audio]
CluckKodak Black

アメリカ・フロリダ州ポンパノビーチ出身のコダック・ブラックさんから、2025年2月の注目作が届いています。

ドレイクさんに見出され、デビュー時はマンブルラップとも言われた時期もありますが、本作ではよりミニマルでシリアスな雰囲気へと進化しているのが印象的です。

重厚な808ベースを効かせたトラックと抑制的なフロウのコントラストが、ストリートライフや薬物依存の問題を描いた歌詞の世界観を一層際立たせています。

2021年1月にドナルド・トランプ元大統領から恩赦を受けた彼の心情も垣間見える、深みのある一曲となっていますよ。

静かな夜に、一人で深く聴き込みたい楽曲ですね。

Sugar Water (feat. Quelle Chris & Anjimile)McKinley Dixon

McKinley Dixon – Sugar Water (feat. Quelle Chris & Anjimile) (Official Lyric Video)
Sugar Water (feat. Quelle Chris & Anjimile)McKinley Dixon

アメリカ・バージニア州を拠点に活動するマッキンリー・ディクソンさんは、ジャズやソウル、ゴスペルなど多様なジャンルを融合させた独自の音楽性で知られるラッパーです。

2025年2月に発表された本作は、6月発売予定のアルバム『Magic, Alive!』の先行曲として届けられました。

クエル・クリスさんとアンジミレさんをゲストに迎え、人生の儚さや記憶を通じて永遠に生き続けることの意味を探る深いテーマが込められています。

ゴスペル風のコーラスとソウルフルなメロディ、ハンドクラップが印象的なビートが融合した独創的なサウンドは、夜にじっくり向き合いたくなる一曲。

故郷リッチモンドで録音されたアルバム『Magic, Alive!』には、ピンク・スーフィさんやシャミアさんなど注目アーティストも参加しています。

PublixMick Jenkins

Mick Jenkins – Publix (Official Video)
PublixMick Jenkins

シカゴを拠点に活動するミック・ジェンキンスさんは、ポエトリーからヒップホップへと転身したストーリーを持つアーティスト。

2014年には、アンダーグラウンドシーンで注目を集めたミックステープ『The Water[s]』をリリースして以来、独特な詩的表現とジャズの要素を取り入れたサウンドで支持を集めています。

2024年2月にリリースされた本作は、音楽業界への批判を込めた楽曲で、ジャズテイストの滑らかなビートとともに、彼の率直な思いが込められています。

ホーンセクションを多用したクラシカルなサウンドに、2020年代らしい洗練されたプロダクションが融合した一曲となっていますよ。

夜にゆったりとした気分で音楽に浸りたい方にぴったりの作品です。

TENOffset

Offset – TEN (Visualizer)
TENOffset

アメリカ・ジョージア州出身のオフセットさんが2025年2月に発表した新曲は、UKダンスホールとトラップを融合させた意欲作です。

プロデューサーのロンドン・ジェイが手掛けたビートに乗せて、ラブロストと金銭的成功の間で揺れ動く心の内を吐露した本作。

離婚の申請をしたカーディ・Bさんとの関係を想起させる自信と寂しさの入り混じった歌詞は、リスナーの胸を打つはずです。

セカンドアルバム『SET IT OFF』のヒットに続き、グラミー賞にもノミネートされた実力派ラッパーならではの説得力のある表現力とメッセージ性を感じられる楽曲となっています。

失恋の痛手を抱えながらも前を向こうとする、そんな人の心に響く一曲でしょう。

MF BossLil Gnar ft. Rich Homie Quan

Lil Gnar – MF Boss ft. Rich Homie Quan (Official Video)
MF BossLil Gnar ft. Rich Homie Quan

アメリカのヒップホップシーンに新しい風を吹き込むリル・ナーさんとリッチ・ホーミー・クアンさんのコラボ楽曲が話題を呼んでいます。

リル・ナーさんはカリフォルニア州オークランド出身で、スケーターとしても活躍するマルチな才能の持ち主。

一方のリッチ・ホーミー・クアンさんは、2024年9月に34歳で亡くなったアトランタの伝説的ラッパーです。

本作では、ストリートの成功と権力をテーマに、エネルギッシュなビートとメロディックなフローが絶妙にマッチ。

2025年1月22日にリリースされたこの曲は、彼らの独自のスタイルが融合した魅力的な一曲となっていますよ。

Handling BusinessDDG & Tory Lanez

DDG & Tory Lanez – Handling Business (Official Video)
Handling BusinessDDG & Tory Lanez

世界的な注目を集めるカナダのヒップホップシーンから、実力派アーティストのディーディージーさんとトリー・レインズさんが届けた意欲作。

これぞヒップホップの真髄と言わんばかりの力強いラップとリズムが炸裂する、聴く者を圧倒するナンバーです。

成功への意志と音楽業界での連帯感を訴えかけるリリックは、聴く者の心に深く刻まれることでしょう。

2024年12月にリリースされたこの楽曲は、ディーディージーさんの4曲入りEPのタイトル曲としても収録されており、ヒップホップファンの間で大きな話題を呼んでいます。

仲間との絆を大切にしたい人や、自分の道を切り開こうとしている人にぴったりな一曲ですよ。