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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(301〜310)

ExtraLJENNIE & Doechii

JENNIE, Doechii – ExtraL (Official Video)
ExtraLJENNIE & Doechii

ブラックピンクのジェニーさんと最近グラミー賞受賞で一気に知名度を上げたアメリカの若手注目ラッパー、ドーチーさんによる女性の自立を高らかに歌ったコラボレーション作品です。

エレクトロポップとヒップホップを融合させた斬新なサウンドに、ジェニーさんのクールなボーカルとドーチーさんのエネルギッシュなラップが見事にマッチしており、聴く人の背中を押してくれるような魅力に溢れています。

2025年2月にリリースされた本作は、ジェニーさんの初のソロアルバム『Ruby』に収録予定の楽曲で、グローバルファッションブランド「Calvin Klein」のCMソングとしても起用されています。

アメリカの人気番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』でのパフォーマンスも話題を呼びました。

自分らしさを大切にしながら、前向きに人生を歩みたいと考えている方にぴったりの一曲ですよ。

Kiss The SkyG-Eazy

アメリカ出身のジー・イージーさんが野心と成功への渇望を壮大なスケールで描き出す意欲作。

従来のヒップホップスタイルを基調としながら、ケイジ・ザ・エレファントのマット・シュルツさんをフィーチャリングに迎え、オルタナティブロックとの融合を実現しています。

アルバム『Freak Show』に収録された本作は、自己実現への強い意思と限界を超えようとする情熱が詰まった一曲です。

2025年2月に公開された本作は、スタジオアルバム『When It’s Dark Out』『The Beautiful & Damned』に続く、さらなる進化を遂げた楽曲として注目を集めています。

ロサンゼルスのスタジオで録音され、ロデイ・マクドナルドとウェスタン・ワイスがプロデュースを手掛けました。

自己表現を追求したい方や、新しい音楽の可能性を探っている方におすすめの一曲です。

S.U. FT. Denzel CurryIDK

IDK – S.U. FT. Denzel Curry (Visualizer)
S.U. FT. Denzel CurryIDK

重厚でダークなビートに乗せて、メリーランド州出身のアイディーケーさんとフロリダ州出身のデンゼル・カリーさんが、裏切りや変節をテーマに力強いメッセージを届けます。

二人の深い友情から生まれた本作は、2025年2月に発表されたアルバム『BRAVADO + INTiMO (CONTiNUED…)』のリードシングルです。

Kal BanxとCalvin Valentineが手掛けたプロダクションは、ストリートの現実を反映した生々しさと、内省的な心情を見事に表現しています。

アイディーケーさんは2019年のアルバム『Is He Real?』で注目を集め、アルバム『USee4Yourself』など次々と傑作を世に送り出してきました。

ハードコアなヒップホップファンはもちろん、内省的な歌詞に心を揺さぶられたい方にもおすすめの一曲です。

ACTIN UPTommy Richman

Tommy Richman – ACTIN UP (Official Visualizer)
ACTIN UPTommy Richman

アメリカのバージニア州出身のトミー・リッチマンさんが、ファンキーでエネルギッシュなビートと心に響くメッセージを届けてくれます。

自己表現の自由や、周囲の目を気にせず自分らしく生きることの大切さを歌い上げた本作は、シンプルながらも力強いベースラインと彼の独特なヴォーカルが印象的です。

2024年9月には待望のデビューアルバム『COYOTE』をリリースし、その後も精力的に活動を続けています。

2024年の『Million Dollar Baby』は全米チャート2位を記録し、音楽シーンで注目を集めました。

SNSでの口コミをきっかけに人気が広がり、オバマ元大統領の夏のプレイリストにも選出されるなど、その実力は高く評価されています。

自分らしく生きたい人、前向きな気持ちになりたい人におすすめの一曲です。

CRG FEAT. DAVECentral Cee

CENTRAL CEE – CRG FEAT. DAVE (LYRICS)
CRG FEAT. DAVECentral Cee

イギリス出身のセントラル・シーさんとデイヴさんがタッグを組んだ楽曲が話題を呼んでいます。

成功への道のりと自己成長をテーマに、リズミカルなビートとメロディアスなフローが融合した一曲です。

西アフリカ風のパーカッションが印象的で、聴く者を遠くのビーチバーへと誘います。

2025年1月にリリースされたこの曲は、セントラル・シーさんのアルバム『Can’t Rush Greatness』に収録。

英国シングルチャートで6位を記録し、高い評価を得ています。

自分探しの旅の中にいる方や、人生の岐路に立つ人におすすめの一曲です。

Raw6ix, Joey Valence & Brae, FELIX!, Buddy, KYLE & Blu

シックスさんのプロデュースのもと、豪華なアーティストが集結したヒップホップサウンドが2025年3月に話題をさらっています。

USヒップホップのメインストリームとアンダーグラウンドを代表するアーティストたちが迎え入れられ、ジョーイ・ヴァレンス & ブレイの90年代を思わせるエネルギッシュなフロウ、フェリックスさんとバディさんのスムースなラップ、カイルさんとブルーさんの個性的なリリックが見事に調和しています。

アメリカ・カリフォルニア州を拠点に活動するシックスさんならではの洗練されたビートメイクに、各アーティストの個性が光る本作。

Redditのヒップホップコミュニティでも早くも高評価を集めており、ストリートからクラブまで、あらゆるシーンで楽しめる一曲となっていますよ。

Straight Rhymz 2Aitch

イギリス・マンチェスター出身のラッパー、エイチさんが2018年にブレイクスルーの切っ掛けとなった楽曲の第二弾を2025年3月に発表しました。

本作は、彼の洗練されたフロウと独自のスタイルが見事に調和した意欲作です。

エッジの効いたリリックと、彼らしいユニークなアプローチが生み出すグルーヴィーなサウンドは、UKヒップホップシーンの新たな境地を切り拓いていると言えそうです。

メジャーデビュー以来、『Taste (Make It Shake)』や『Rain』といったヒット曲を生み出してきたエイチさんの本領が発揮された楽曲で、2023年にBRITアワードでBest Hip Hop/Grime/Rap Act部門を受賞した彼の実力を改めて印象付ける作品となっています。

UKヒップホップファンなら必聴の一曲といえるでしょう。