【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(301〜310)
Won’t Diss YouLil Yachty

2023年1月にサイケデリック・ロックを取り入れた名盤『Let’s Start Here』で世界を驚かせたアメリカのアーティスト、リル・ヨッティさん。
彼が次に届けてくれたのは、ネット上の誹謗中傷に加わらないという強い意志を表明する楽曲です。
シンプルなビートの上でささやくようなラップは、まるで「自分は自分、他人の争いには乗らない」と宣言するお守りのよう。
この楽曲は、2025年7月に行われたタイラー・ザ・クリエイターとの共演ライブに先駆けて公開されました。
SNSの心ない言葉に疲れたとき、本作を聴けば、クールに自分を保つ強さをもらえるかもしれませんね。
3AM GANGSematary

歪んだサウンドと過激な美学でカルト的人気を誇るアメリカのラップ・コレクティブ、Haunted Moundによる楽曲です。
主宰するセマタリーさんに加え、盟友ゴースト・マウンテンとハックルが参加した本作は、深夜の狂騒をそのまま音にしたような、幻想的かつ暴力的な魅力に満ちています。
不穏な言葉で描かれる世界観は、まるでホラー映画の一場面のよう。
2025年7月に公開されたこの一曲は、一度は離れたゴースト・マウンテンとの関係修復を象徴しており、彼らの化学反応が再び燃え上がっているのが伝わってきます。
ダークで重厚なサウンドに浸りたい夜に聴けば、その唯一無二の世界観の虜になってしまうかもしれませんね。
【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(311〜320)
AGAIN?DC3

UKドリルとゴスペルを融合させたスタイルが印象的な、イギリス出身のラッパーDC3さん。
ジンバブエにルーツを持ち、自身の信仰を表現するためにクリスチャンヒップホップへと転向した注目のアーティストです。
2025年8月に公開された本作は、繰り返される試練に信仰の力で立ち向かう強い意志がテーマ。
ジャジーで軽快なビートとエネルギッシュなラップが、聴く人の心を奮い立たせるかのようですよね。
この楽曲は『I KNOW.』や『JUDGE』など2025年の一連のシングルに続く作品で、彼自身が映像編集を手がけている点も話題です。
人生の壁にぶつかった時や、前向きな力が欲しい時に聴けば、きっと勇気をもらえるのではないでしょうか?
LOOSE LEAFYeat

Auto-Tuneを多用したスタイルで注目されるアメリカのラッパー、イートさんの楽曲です。
2025年8月にリリースされたEP『DANGEROUS SUMMER』に収録されたこの楽曲は、攻撃的なレイジビートが印象的ですが、その世界観は制御不能な衝動や狂気を描き、スリリングな空気に満ちています。
映画監督ハーモニー・コリンがプロデュースしたMVでは、ワニと走り回る過激な演出が大きな話題を呼びました。
「ありきたりな日常から抜け出したい!」そんな気分を、本作の持つエッジの効いたサウンドが後押ししてくれます。
アドレナリンが駆け巡るような刺激を求める夜に聴けば、気分が高まること間違いなしです。
DoraSainté

イギリス・レスター出身、UKラップシーンで注目を集めるサンテさんの新作が2025年5月にリリースされています。
ジンバブエで生まれ、COVID-19のロックダウンを機に本格的に音楽制作を開始した彼は、2020年リリースのシングル『Champagne Shots』がSpotifyで1億回以上再生されるなど、そのメロウで洗練されたサウンドで人気を博しています。
本作はTrapやFuture Bassの要素を取り入れた滑らかなビートと、サンテさんの落ち着いたフロウが見事に融合し、リスナーにリラックスした雰囲気を提供。
自信に満ちたパフォーマンスと洗練されたスタイルが光る、UKラップの新たな波を感じさせる楽曲となっていますね。
2024年のミックステープ『Calm & Collected』に続くこの楽曲は、彼の音楽的進化を示す一作。
ドライブやチルアウトしたい時にぴったりのサウンドと言えそうです。
StretchMazza L20

監房から音楽を発信するという特異な経歴で、UKシーンに衝撃を与えたイギリス・リバプール出身のラッパー、Mazza L20さん。
2025年8月にリリースされたこの楽曲は、彼の持ち味であるUKドリルサウンドが全面に押し出されたナンバーです。
不穏で重厚なビートの上を、剃刀のように鋭利なフロウが駆け抜けるスリリングな展開が印象的ですよね。
ストリートの現実や拭えない葛藤をありのままに綴るその言葉に、誰もが心を鷲掴みにされてしまうはずです!
本作はアルバム『Concrete Jungle 1』にも収録されています。
本場のリアルなヒップホップに触れたいときや、緊張感のある世界に没入したい夜に聴いてみてはいかがでしょうか?
GUILT TRIPPINCentral Cee x Sexyy Red

UKラップの覇者にして、今や世界を席巻する英国のセントラル・シーさんと、パワフルな表現でヒップホップ界を揺るがす米国のセクシー・レッドさん。
そんな大西洋を越えた二人が組んだ強力な一曲が2025年6月に公開されました。
本作は、UKドリルのクールなビートにアマピアノの陽気なリズムが見事に融合しており、夏の高揚感を誘うダンサブルなサウンドがたまりませんよね。
感傷的な男性心理をのぞかせるラップと、自信に満ちた奔放なフロウが対話するように交錯する構成は、二人の化学反応を最大限に引き出しています。
2025年1月にリリースされたアルバム『Can’t Rush Greatness』以来となる本作は、ジャンルを超えた刺激を求める音楽ファンにこそ聴いてほしいですね。






