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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(321〜330)

Double Trio 2By Storm

アリゾナ州出身のエクスペリメンタル・ヒップホップユニット、バイ・ストーム。

Injury Reserveとしての活動を終えたリッチーさんとパーカー・コーリーさんの新たなプロジェクトとして人気を集めています。

サンプリングとジャズ要素が織りなすアヴァンギャルドなサウンドに、サックス奏者のパトリック・シロイシさんが絶妙な演奏で花を添える7分間の壮大な楽曲。

フットワークを意識したビートと内省的なリリックが融合し、聴き手を魅了する独創的な作品です。

2025年4月6日にリリースされた本作は、ジャンルの枠を超えた実験的なアプローチでファンから高い評価を得ています。

ヒップホップやジャズファンはもちろん、新しい音楽体験を求めるリスナーにもおすすめの一曲ですね。

April 7Russ

Russ – April 7 (Official Video)
April 7Russ

ニュージャージー州出身のラッパー・シンガーソングライター、ラスさんによる恋人への愛を綴った甘美な楽曲が2025年4月に公開されました。

彼のプロデュース・作詞による本作は、優しさに満ちた歌詞とスムーズなプロダクションが心地よく、2025年夏頃までにリリース予定の待望のアルバム『W!LD』からのシングル曲となっています。

初期2010年代のヒップホップを思わせる温かみのあるサウンドと、恋人への深い愛情と献身を表現したメロディアスなヴォーカルは、恋する人の心を優しく包み込むはず。

誰かを深く愛する喜びや幸せを感じたい時、夜のドライブのBGMとして聴きたい一曲ですね。

Kiss The SkyG-Eazy

アメリカ出身のジー・イージーさんが野心と成功への渇望を壮大なスケールで描き出す意欲作。

従来のヒップホップスタイルを基調としながら、ケイジ・ザ・エレファントのマット・シュルツさんをフィーチャリングに迎え、オルタナティブロックとの融合を実現しています。

アルバム『Freak Show』に収録された本作は、自己実現への強い意思と限界を超えようとする情熱が詰まった一曲です。

2025年2月に公開された本作は、スタジオアルバム『When It’s Dark Out』『The Beautiful & Damned』に続く、さらなる進化を遂げた楽曲として注目を集めています。

ロサンゼルスのスタジオで録音され、ロデイ・マクドナルドとウェスタン・ワイスがプロデュースを手掛けました。

自己表現を追求したい方や、新しい音楽の可能性を探っている方におすすめの一曲です。

S.U. FT. Denzel CurryIDK

IDK – S.U. FT. Denzel Curry (Visualizer)
S.U. FT. Denzel CurryIDK

重厚でダークなビートに乗せて、メリーランド州出身のアイディーケーさんとフロリダ州出身のデンゼル・カリーさんが、裏切りや変節をテーマに力強いメッセージを届けます。

二人の深い友情から生まれた本作は、2025年2月に発表されたアルバム『BRAVADO + INTiMO (CONTiNUED…)』のリードシングルです。

Kal BanxとCalvin Valentineが手掛けたプロダクションは、ストリートの現実を反映した生々しさと、内省的な心情を見事に表現しています。

アイディーケーさんは2019年のアルバム『Is He Real?』で注目を集め、アルバム『USee4Yourself』など次々と傑作を世に送り出してきました。

ハードコアなヒップホップファンはもちろん、内省的な歌詞に心を揺さぶられたい方にもおすすめの一曲です。

ACTIN UPTommy Richman

Tommy Richman – ACTIN UP (Official Visualizer)
ACTIN UPTommy Richman

アメリカのバージニア州出身のトミー・リッチマンさんが、ファンキーでエネルギッシュなビートと心に響くメッセージを届けてくれます。

自己表現の自由や、周囲の目を気にせず自分らしく生きることの大切さを歌い上げた本作は、シンプルながらも力強いベースラインと彼の独特なヴォーカルが印象的です。

2024年9月には待望のデビューアルバム『COYOTE』をリリースし、その後も精力的に活動を続けています。

2024年の『Million Dollar Baby』は全米チャート2位を記録し、音楽シーンで注目を集めました。

SNSでの口コミをきっかけに人気が広がり、オバマ元大統領の夏のプレイリストにも選出されるなど、その実力は高く評価されています。

自分らしく生きたい人、前向きな気持ちになりたい人におすすめの一曲です。

Paint The Town RedDoja Cat

Doja Cat – Paint The Town Red (Official Video)
Paint The Town RedDoja Cat

数々の音楽賞を受賞しているラッパー、ドージャ・キャットさん。

彼女の新たな代表曲の1つになりそうなのが『Paint The Town Red』です。

こちらは寄せられたさまざまな声に対するアンサーソング的な楽曲。

その中でドージャ・キャットさんは「ありのままの自分が好き」ということと、「他人の声をいちいち気にしない」という2つのメッセージを歌っています。

かなりクールな内容なので、ぜひ確かめてみてくださいね。

CRG FEAT. DAVECentral Cee

CENTRAL CEE – CRG FEAT. DAVE (LYRICS)
CRG FEAT. DAVECentral Cee

イギリス出身のセントラル・シーさんとデイヴさんがタッグを組んだ楽曲が話題を呼んでいます。

成功への道のりと自己成長をテーマに、リズミカルなビートとメロディアスなフローが融合した一曲です。

西アフリカ風のパーカッションが印象的で、聴く者を遠くのビーチバーへと誘います。

2025年1月にリリースされたこの曲は、セントラル・シーさんのアルバム『Can’t Rush Greatness』に収録。

英国シングルチャートで6位を記録し、高い評価を得ています。

自分探しの旅の中にいる方や、人生の岐路に立つ人におすすめの一曲です。