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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(321〜330)

Whale FishingBoldy James & Chuck Strangers

Boldy James & Chuck Strangers – Whale Fishing (Official Music Video)
Whale FishingBoldy James & Chuck Strangers

ニューヨークのチャック・ストレンジャーズさんとデトロイトのボールディ・ジェームスさんによるストリートの雰囲気漂うコラボレーション。

どこか緊張感のある独特なジャジーなブーンバップビートに乗せて、ストリートライフや犯罪的な要素などのリアルな世界観が描かれた、2025年2月のリリース作品です。

2人の初のフルアルバム『Token of Appreciation』の先行シングルとなる本作は、ジャズやソウルのエッセンスを巧みに取り入れたプロダクションと、重厚な語り口のラップが見事な調和を生み出しています。

都会的でありながらダークな雰囲気を持つこの楽曲は、90年代のヒップホップを好む方や、生々しいストリートの物語に興味がある方におすすめです。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(331〜340)

Raw6ix, Joey Valence & Brae, FELIX!, Buddy, KYLE & Blu

シックスさんのプロデュースのもと、豪華なアーティストが集結したヒップホップサウンドが2025年3月に話題をさらっています。

USヒップホップのメインストリームとアンダーグラウンドを代表するアーティストたちが迎え入れられ、ジョーイ・ヴァレンス & ブレイの90年代を思わせるエネルギッシュなフロウ、フェリックスさんとバディさんのスムースなラップ、カイルさんとブルーさんの個性的なリリックが見事に調和しています。

アメリカ・カリフォルニア州を拠点に活動するシックスさんならではの洗練されたビートメイクに、各アーティストの個性が光る本作。

Redditのヒップホップコミュニティでも早くも高評価を集めており、ストリートからクラブまで、あらゆるシーンで楽しめる一曲となっていますよ。

Straight Rhymz 2Aitch

イギリス・マンチェスター出身のラッパー、エイチさんが2018年にブレイクスルーの切っ掛けとなった楽曲の第二弾を2025年3月に発表しました。

本作は、彼の洗練されたフロウと独自のスタイルが見事に調和した意欲作です。

エッジの効いたリリックと、彼らしいユニークなアプローチが生み出すグルーヴィーなサウンドは、UKヒップホップシーンの新たな境地を切り拓いていると言えそうです。

メジャーデビュー以来、『Taste (Make It Shake)』や『Rain』といったヒット曲を生み出してきたエイチさんの本領が発揮された楽曲で、2023年にBRITアワードでBest Hip Hop/Grime/Rap Act部門を受賞した彼の実力を改めて印象付ける作品となっています。

UKヒップホップファンなら必聴の一曲といえるでしょう。

Classy GirlGunna & Turbo

Turbo & Gunna – Classy Girl [Official Visualizer]
Classy GirlGunna & Turbo

アメリカ出身のアトランタを代表するラッパー、ガンナさんとプロデューサーのターボさんによる珠玉のデュエット作品が発表されました。

甘美でメロディアスなトラップサウンドの中で、ガンナさんの艶のあるフロウとターボさんの洗練されたプロデュースが絶妙にマッチした一曲です。

2024年5月に発表されたアルバム『One of Wun』でも全米2位を記録したガンナさんは、2023年6月には代表曲『FukUMean』で全米シングルチャート4位という快挙を成し遂げています。

そうした輝かしい実績を持つ二人のケミストリーが存分に堪能できる本作は、ラグジュアリーな雰囲気とスタイリッシュな魅力にあふれた都会的な一曲。

週末のドライブや、静かな夜のBGMとして聴きたい、大人のムード漂う楽曲となっています。

Dennis RodmanK.A.A.N. x Jonah Renna

アメリカのヒップホップシーンで異彩を放つカーンさんとプロデューサーのジョナ・レンナさんによるコラボレーション作品が注目を集めています。

NBAの伝説的選手からインスパイアされた本作は、K.A.A.N.さんの圧倒的な高速ラップとレンナさんの洗練されたプロデュースワークが見事に調和した一曲となっています。

2025年3月7日にリリースされた本作では、ジャズやソウルの要素を織り交ぜたビートに乗せて、情熱的なフローが展開されており、まさに両者の真骨頂といえるでしょう。

パワフルでエネルギッシュな楽曲に仕上がっているため、モチベーションを高めたい時や、ワークアウト中のBGMとしてもぴったりですよ。

BIG DUMMY!Lil Nas X

ボーカルとビートに大胆さを兼ね備えた、アメリカの新鋭アーティスト、リル・ナズ・Xさんによる圧巻のパフォーマンスで注目を集めています。

ヒップホップとポップスを見事に融合させた本作は、彼の個性的なスタイルと自信に満ちたヴォーカルが光る印象的な仕上がり。

2025年3月11日に発表され、同時に公開されたミュージックビデオでは、彼のカリスマ性あふれるパフォーマンスが存分に発揮されています。

アルバム『Montero』で世界的な成功を収めた彼の進化を感じさせる一作で、クラブミュージックファンから熱いラップを求めるリスナーまで、幅広い音楽ファンに響く作品に仕上がっています。

Real LifeNino Paid

Nino Paid – Real Life (Music Video)
Real LifeNino Paid

メリーランド州出身のラッパー、ニノ・ペイドさんが2025年3月に発表した、重厚なDMVクランクビートに内省的なリリックを乗せた渾身の1曲。

過酷な里親生活を経験し14歳で刑務所に収監された彼の半生が、荒々しくも繊細なサウンドに重なり合い、痛みと希望を見事に描き出しています。

アルバム『Love Me As I Am』収録の本作は、ソニー・ミュージックエンタテインメント傘下のSignal Recordsからリリース。

プロデュースを手掛けたウィリアム・スレイトン・ランバートさんとのタッグで、ストリートの現実と未来への決意を鮮烈に表現。

人生の痛みを抱えながらも前を向いて歩もうとする方の心に、きっと響くはずです。