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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(331〜340)

NosebleedsDoechii

グラミー賞で最優秀ラップ・アルバム賞を受賞した直後、アメリカ出身のドゥイーチーさんが勝利の凱歌を上げるように発表したのが本作です。

ワシントン州から音楽シーンに登場したドゥイーチーさんは、ヒップホップにポップやソウルを融合させた独自の音楽性で注目を集めています。

本作では、故郷フロリダ州タンパを思わせる攻撃的なベースラインと共に、華々しい成功への誇りと、批判者への反論を力強く表現。

栄光を掴むまでの道のりや、支えてくれた仲間への感謝の念を綴っています。

トラップビートを基調としながらもドラムンベースを取り入れた多彩なサウンドは、彼女の革新性を象徴するものとなっています。

2024年8月にリリースされたアルバム『Alligator Bites Never Heal』で高い評価を受け、自信に満ちた表現力でリスナーの心を掴むアーティストとして、今後の活躍が期待されます。

Back 2 Back ft. Potter PayperTunde

Tunde – Back 2 Back ft. Potter Payper [Music Video]
Back 2 Back ft. Potter PayperTunde

その物語性に引き込まれる、『Back 2 Back ft. Potter Payper』を紹介します。

こちらはタンデさんがポッター・ペイパーさんをフィーチャーして手掛けた作品。

曲はある男性がドアをけ破るところから始まり、そこから物語が転がっていきます。

その中に世の中への皮肉が込められているのが聴きどころです。

それから2人のマイクリレーや、ハモるようなカ所にも注目ですよ。

息ピッタリなパフォーマンスが披露されています。

Pardon MeJoey Bada$$

アメリカ・ニューヨーク出身のジョーイ・バッドアスさんが2025年2月に自身の新たな楽曲をリリースしました。

90年代に黄金期を迎えたブームバップスタイルを踏襲しながら、自己の内面と向き合う率直な言葉が胸に響きます。

2022年にリリースしたアルバム『2000』以来の新作となる本作は、スムーズなフロウと共に、自己反省と成長をテーマにした深いメッセージ性を持っています。

彼のシグネチャーとも言えるジャジーなサンプリングとソウルフルなビートは健在で、プロデューサー陣の卓越したアレンジが光ります。

一人で過ごす夜にも、長距離ドライブのBGMとしてもおすすめの一曲ですね。

Sugar Water (feat. Quelle Chris & Anjimile)McKinley Dixon

McKinley Dixon – Sugar Water (feat. Quelle Chris & Anjimile) (Official Lyric Video)
Sugar Water (feat. Quelle Chris & Anjimile)McKinley Dixon

アメリカ・バージニア州を拠点に活動するマッキンリー・ディクソンさんは、ジャズやソウル、ゴスペルなど多様なジャンルを融合させた独自の音楽性で知られるラッパーです。

2025年2月に発表された本作は、6月発売予定のアルバム『Magic, Alive!』の先行曲として届けられました。

クエル・クリスさんとアンジミレさんをゲストに迎え、人生の儚さや記憶を通じて永遠に生き続けることの意味を探る深いテーマが込められています。

ゴスペル風のコーラスとソウルフルなメロディ、ハンドクラップが印象的なビートが融合した独創的なサウンドは、夜にじっくり向き合いたくなる一曲。

故郷リッチモンドで録音されたアルバム『Magic, Alive!』には、ピンク・スーフィさんやシャミアさんなど注目アーティストも参加しています。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(341〜350)

TENOffset

Offset – TEN (Visualizer)
TENOffset

アメリカ・ジョージア州出身のオフセットさんが2025年2月に発表した新曲は、UKダンスホールとトラップを融合させた意欲作です。

プロデューサーのロンドン・ジェイが手掛けたビートに乗せて、ラブロストと金銭的成功の間で揺れ動く心の内を吐露した本作。

離婚の申請をしたカーディ・Bさんとの関係を想起させる自信と寂しさの入り混じった歌詞は、リスナーの胸を打つはずです。

セカンドアルバム『SET IT OFF』のヒットに続き、グラミー賞にもノミネートされた実力派ラッパーならではの説得力のある表現力とメッセージ性を感じられる楽曲となっています。

失恋の痛手を抱えながらも前を向こうとする、そんな人の心に響く一曲でしょう。

Lonely RoadRoddy Ricch

Roddy Ricch – Lonely Road (feat. Terrace Martin) [Official Music Video]
Lonely RoadRoddy Ricch

2024年12月にリリースされた楽曲は、アメリカ人ラッパー、ロディ・リッチさんの3枚目のスタジオアルバム『The Navy Album』からのセカンドシングルとなっています。

サックス奏者のテラス・マーティンさんをフィーチャーし、プロデューサーのターボが制作に参加した本作は、ヒップホップとジャズの要素を融合させたメロウなトラックとなっていますね。

リリックでは、ロディ・リッチさんのこれまでの道のりと未来への展望が語られており、人生の試練や孤独、救済への渇望をテーマにしています。

ミュージックビデオではロサンゼルスの街並みを背景に、守護天使に見守られる姿が描かれていますね。

ヒップホップファンはもちろん、ジャズ要素を取り入れた新しいサウンドに興味がある方にもおすすめの一曲です。

InsecuritiesLil Baby

アトランタ出身人気ラッパーであるリル・ベイビーさんが、自身の内面的な不安や葛藤をテーマにした楽曲を発表しました。

パートナーとの関係における不安や欠点を率直に描写し、愛と献身の姿勢を示しています。

2024年11月にリリースされた本作は、彼の特徴的なラップスタイルとメロディアスなビートが融合しており、多くのリスナーの共感を呼んでいます。

リル・ベイビーさんの感情的な深みと人間関係における成熟度が表現された本作は、彼の次回アルバムへの期待も高めています。

恋愛や人間関係に悩む方々に、共感と癒しを与えてくれる一曲です。