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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(251〜260)

Count Me OutKendrick Lamar

世界でもトップクラスの実力をほこるラッパー、ケンドリック・ラマーさん。

現代のヒップホップシーンはオートチューンを多く用いるため、ラップのスキルはおざなりになりがちです。

そんな風潮のただようシーンのトップで活躍するケンドリック・ラマーさんですが、彼は他のラッパーとが違い圧倒的なスキルを持っています。

また、リリシストの側面も持っており、こちらの新曲『Count Me Out』でもそういった一面が見えます。

Off The Meter (ft.Playboi Carti & Destroy Lonely)Ken Carson

Ken Carson – Off The Meter (ft.Playboi Carti & Destroy Lonely)
Off The Meter (ft.Playboi Carti & Destroy Lonely)Ken Carson

異次元のビートメイクとして話題のケン・カーソンさんが、アトランタのトラップシーンの頂点に立つプレイボーイ・カルティさんとデストロイ・ロンリーさんを迎えて魂の共演を実現しました!

初のレーベルメイト共演となる本作は、8ビットゲームのような懐かしさを感じるデジタルなサウンドと、現代的なトラップビートが融合した意欲作。

アルバム『More Chaos』の重要な1曲として2025年4月に公開された本作からは、自己肯定感に満ちた3人の個性が溢れ出ています。

ケン・カーソンさんの音楽に魅了され、未来のヒップホップに触れてみたい方におすすめの1曲ですよ。

methamphetamine bluesScrim

Scrim- methamphetamine blues (official lyric video)
methamphetamine bluesScrim

憂いを帯びたメロディと重厚なトラップビートが織りなす、深い内省的な雰囲気が印象的な一曲です。

アメリカのルイジアナ州出身のラッパー、スクリムさんが2025年4月にアルバム『via crucis』からの先行シングルとして公開した本作は、$uicideboy$としての活動とは異なる一面を見せています。

薬物依存からの回復という体験に基づいた赤裸々な表現や、独特な音響設計が織りなす楽曲世界は、彼の新境地を感じさせる仕上がり。

プロデューサーのウェットさんとの強力なタッグにより生み出された本作は、内なる闇と向き合う勇気を与えてくれる一曲となっていますよ。

They Shot At TrumpTee Grizzley

Tee Grizzley – They Shot At Trump [Official Video]
They Shot At TrumpTee Grizzley

デトロイト拠点のラッパーのティー・グリズリーさんが2025年4月のシングルで、ストリートライフと社会批評を織り交ぜた作品を発表。

デトロイトのストーリーテラーとして知られる彼らしい重厚なトラップビートと緊張感のあるシンセサウンドに乗せて、権力者から一般市民まで誰もが暴力に晒される現代社会への鋭い洞察を展開しています。

2017年のデビューミックステープ『My Moment』から数々のゴールド認定を受けてきた実力派で、2023年11月にはアルバム『Tee’s Coney Island』でクリス・ブラウンなどをフィーチャーして話題を呼びました。

ストリートライフの現実とサバイバルをテーマにした本作は、彼の真骨頂とも言えるリアルな物語性が光る一曲です。

tv offKendrick Lamar

Kendrick Lamar – tv off (Official Audio)
tv offKendrick Lamar

エネルギッシュなビートと鋭いリリックが融合した一曲です。

ケンドリック・ラマーさんの音楽的才能が存分に発揮されており、社会批判や自己反省を促す深いメッセージが込められています。

ウェストコースト・ヒップホップのスタイルを基調としながら、約2分で劇的にビートが変化する構成が特徴的です。

2024年11月にリリースされたアルバム『GNX』に収録され、同年11月26日にシングルカットされました。

ヒップホップの魅力を存分に味わいたい方や、音楽を通じて社会や自己について考えを深めたい方におすすめの一曲です。