【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】
欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。
細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。
そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!
米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。
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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(381〜390)
MARGARETSleepy Hallow

ジャマイカ生まれニューヨーク育ちのスリーピー・ハロウさんが、バレンタインデーである2025年2月14日に放つラブソングです。
本作は愛する人に向けた想いを歌い上げた心温まる楽曲で、ドリルビートと柔らかなメロディーをサンプリングで巧みに融合させています。
2024年末にリリースしたアルバム『Read This When You Wake Up』に続く意欲作で、プラチナムプロデューサーのプルート・ブレイジーさんとグラミーノミネート経験を持つケーエックスブイアイさんが手掛けています。
ドリルの荒々しさを残しつつ、恋愛の喜びや後悔、相手を大切に想う気持ちを素直に表現した歌詞が心に響く、深夜のドライブや静かな時間に聴きたくなる一曲です。
All Around The WorldLil Yachty

アメリカはジョージア州マブルトン出身のリル・ヤッティーさん。
2015年にインターネット上での「バブルガムトラップ」音楽で注目を集めたラッパーです。
2024年10月に発表した新曲は、リズミカルでボースティングスタイルのラップが特徴。
シングソング調の軽快なフローメロディが際立ち、多彩な表現力が見られる作品ですね。
歌詞では、友情や名声の重み、忠誠心について触れており、キャリアの中で得た成功と試練を反映しています。
また、現在の成功に至るまでの苦労や犠牲にも言及。
本作は、リル・ヤッティーさんの人生経験から得た教訓と複雑な感情を込めた楽曲と言えそうです。
444NLE Choppa

メンフィス出身のNLEチョッパさんが放つ本作は、彼の音楽的進化を象徴する一曲として注目を集めています。
エネルギッシュなフロウとメロディアスなフックが融合した楽曲は、従来のアグレッシブなスタイルを保ちつつ、より洗練された表現力を感じさせますね。
2025年1月にリリースされた本作は、スピリチュアルな成長や自己改革をテーマに、NLEチョッパさんの内省的な一面を描き出しています。
ミュージックビデオでは、モノクロや幻想的なエフェクトを駆使し、楽曲の世界観を見事に表現。
SNSでも話題を呼び、ファンからは「オールド・チョッパが戻ってきた」との声が上がっています。
心に響くメッセージと力強いビートが魅力の一曲、ぜひチェックしてみてください。
June 22ndLil Tjay

そのプライベートでも注目を集めているリル・ジェイさん。
彼の身に起こったおそろしいできごとを思わせる内容なのが『June 22nd』です。
身の危険を感じている様子がリアルに歌われているので、聴いている側もドキドキしてしまいますよ。
それからこの曲は巧みなフロウも聴きどころなんです。
紹介した通り緊迫した内容の曲で、激しいラップが披露されています。
しかし、時折1拍置くことで、微妙なニュアンスや緊張を伝えています。
SunstoryKal Banx ft. Isaiah Rashad

テキサス州ダラス出身のプロデューサー、カル・バンクスさんが、ラッパーのアイザイア・ラシャッドさんをフィーチャーした新曲をドロップしました。
メロウでソウルフルな雰囲気漂う本作は、自己成長や家族、そして黒人としてのアイデンティティをテーマにした意欲作。
2024年11月1日にリリースされたこの曲は、カル・バンクスさんの精力的な活動の一環であり、以前の『HOP OUT CHO FEELINS』に続く作品です。
二人のアーティストの深い友情と信頼関係に基づいて制作された本作は、シンプルながらも深いメッセージを持つリリックと、洗練されたプロダクションが見事に融合しています。
ヒップホップファンの皆さんは要チェックですよ。
【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(391〜400)
Daily DuppyScorcher

UKグライムシーンの重鎮、スコーチャーさんが放つ怒涛のフリースタイルが2024年10月に公開されています。
グリットに満ちたフロウと鋭いリリックで、彼の洗練されたラップスキルはまさに円熟味を増していると言えるでしょう。
イギリスの音楽プラットフォームGRM Dailyが提供する人気シリーズ「Daily Duppy」に4度目の出演を果たした彼が、ピアノを基調としたビートとドリルの要素を絶妙に融合させたトラックの上で、自身のキャリアや人生について語り尽くします。
北ロンドン出身のベテランらしい風格と、ストリートの空気感が見事に調和した本作。
UKラップに興味がある方はもちろん、鋭いメッセージ性を持つリリックに触れたい方にもおすすめの一曲です。
Can You Please (ft. GloRilla)GELO

カリフォルニア州出身のバスケットボール選手からラッパーに転身したジェロさんが、メンフィスの実力派ラッパーであるグロリラさんとタッグを組んだ渾身の一曲。
南部ヒップホップの伝統的なサウンドを現代的にアレンジした軽快なビートの上で、二人のラッパーが見事な掛け合いを披露しています。
2025年3月に発表された本作は、彼の代表作『Tweaker』と同様のバウンシーなメロディラインを基調としながら、グロリラさんの個性的な低音ボイスが新たな魅力を引き出しています。
2024年にはMTVビデオ・ミュージック・アワードで4部門にノミネートされたグロリラさんの勢いと、ジェロさんの洗練されたフローが見事にマッチした一曲となっています。
エネルギッシュなダンスミュージックを求めているリスナーには、心から推奨できる作品です。