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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(421〜430)

SUVY THEATERSFivio Foreign

FIVIO FOREIGN – SUVY THEATERS (Official Video)
SUVY THEATERSFivio Foreign

ニューヨーク・ブルックリン出身のフィヴィオ・フォーレンさんが2024年6月に放った新曲は、まさにブルックリンドリルの真骨頂。

ハードなビートに乗せて、ストリートライフの現実をリアルに描写しているんです。

自身の成功を誇示しつつ、ライバルへの挑発も忘れない攻撃的な歌詞は、ファンの心を掴んで離しません。

ロック・デイビス監督によるミュージックビデオも必見で、豪華な車やクルーと共にいるフィヴィオさんの姿が印象的。

2022年にリリースしたデビューアルバム『B.I.B.L.E.』以来の新作として、彼の音楽的成長を感じさせる1曲となっていますね。

ドリルファンはもちろん、今のヒップホップシーンに興味がある人にもおすすめの楽曲です。

Pissy (feat. Roddy Ricch & Nardo Wick)Gucci Mane

Gucci Mane – Pissy (feat. Roddy Ricch & Nardo Wick) [Official Music Video]
Pissy (feat. Roddy Ricch & Nardo Wick)Gucci Mane

2000年代から活躍するグッチ・メインさんが現代のヒップホップシーンで注目を集める若手ラッパーのナルド・ウィックさんとロディ・リッチさんをフィーチャリングした作品『Pissy (feat. Roddy Ricch & Nardo Wick)』。

小便臭いという非常に下品なタイトルからも分かるように、シーンにはびこるPissyなラッパーたちと自分たちは違うというメッセージがこめられています。

低音のトラックにまとめられているので、ドリルが好きな人にもオススメです。

Prada Dem (feat. Offset)Gunna

Gunna – Prada Dem (feat. Offset) [Official Video]
Prada Dem (feat. Offset)Gunna

ラグジュアリーブランドへの愛着と自信に満ちたリリックが魅力の楽曲です。

贅沢なライフスタイルを誇示しつつ、自己実現への強い意志も感じられますね。

Gunnaさんの流麗なフローにOffsetさんの力強いラップが絶妙に絡み合い、聴く者を引き込みます。

2024年3月にリリースされたこの曲は、Gunnaさんの4thアルバム以来の新曲。

ニューヨークのプラダストアで撮影されたMVも話題を呼んでいますよ。

自信に満ち溢れた気分を味わいたい時や、モチベーションを上げたい時におすすめです。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(431〜440)

back to the moonGunna

Gunna – back to the moon [Official Video]
back to the moonGunna

2013年にデビューして以来、シーンの最前線を走り続けているガンナさん。

彼の他のラッパーに対するディスソングが『back to the moon』です。

曲中では、ガンナさんをマネしたり攻撃したりする人たち向けて、批判が述べられています。

ただし、汚い言葉や過激な言葉に終始するのではなく、自分はもう気にしていないと伝えています。

タイトルにあるフレーズがどんな意味を持っているのかにも注目しつつ聴いてみてください。

DeliIce Spice & Nicki Minaj

TikTokでのバズがきっかけで、一躍スターとなったラッパーのアイススパイスさん。

彼女のデビューEP『Like..?』から5番目のシングルカットとしてリリースされたのが『Deli』です。

こちらは重低音のトラックにのせて、強い女性像を歌う内容に仕上がっています。

過激なワードが多く盛り込まれていて、その中で気持ちよく韻を踏んでいるのがポイントですね。

一度聴いたら忘れられないインパクトと中毒性があります。

Do It AgainKevin Gates

Kevin Gates – Do It Again (Official Music Video)
Do It AgainKevin Gates

起業家としても大活躍しているラッパー、ケビン・ゲイツさん。

2000年代後半から活動していますが、特に2010年代半ばの活躍がいちじるしかったラッパーですね。

そんな彼の新曲が、こちらの『Do It Again』。

彼はシンガーとしての一面も持っており、メロウなラップを得意としています。

本作でもそういった特徴は健在で、ハードコアなトラックにメロウなラップを乗せるという、一般的には相性の悪い組み合わせを難なくこなしています。

Daylight (ft. Teezo Touchdown, Cash Cobain)Lancey Foux

Lancey Foux – Daylight ft. Teezo Touchdown, Cash Cobain
Daylight (ft. Teezo Touchdown, Cash Cobain)Lancey Foux

ロンドン出身のラッパー兼シンガーソングライター、ランシー・フォックスさん。

実験的なスタイルを特徴とする彼の音楽は、同業者からの支持も厚いのですね。

そんな彼が2024年5月に発表した新曲は、ティーゾ・タッチダウンさんとキャッシュ・コバーンさんを迎えた話題作。

トラップやクラウドラップの要素を織り交ぜたサウンドはまさに夜の都会を彷彿とさせるようなムーディな雰囲気で、3人のアーティストたちのユニークなケミストリーが生み出す新境地とも言えるでしょう。

聴く者の心に響く深いメッセージ性と、夜明けを象徴するような希望に満ちた歌詞も印象的。

感情移入できる普遍的なテーマを持った本作は、ぜひ夜のドライブで聴いてほしい一曲です。