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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(421〜440)

Georgia WaysQuavo, Luke Bryan and Teddy Swims

Quavo, Luke Bryan and Teddy Swims – Georgia Ways ft. Luke Bryan
Georgia WaysQuavo, Luke Bryan and Teddy Swims

アトランタを拠点とするラップグループMigosのメンバーとして活躍し、ソロでも活動するクエイヴォさん。

カントリースターのルーク・ブライアンさん、ソウルシンガーのテディ・スウィムスさんとのコラボ曲は、3人の共通の故郷ジョージア州への愛情を表現した作品です。

トラップ、カントリー、ソウルを融合させた新しいサウンドが特徴的で、ジョージアの文化や日常を描写。

歌詞にはジョージア・ブルドッグスやワッフルハウスなど、地元ネタがちりばめられています。

2024年12月にリリースされた本作は、ジョージア大学の試合で使用されるなど、スポーツイベントとのタイアップも。

ESPNでも取り上げられ、カレッジフットボールプレーオフでの放送も予定されているそう。

ジョージア州の誇りを共有したい方に是非おすすめです!

SlaveTyga

Tyga – Slave (Official Visualizer)
SlaveTyga

タイガさんの楽曲は、彼の特徴的なラップスタイルと現代的なヒップホップのビートが融合した作品です。

2024年12月にリリースされた本作は、タイガさんのディスコグラフィーに新たな一章を加えました。

アメリカ出身のタイガさんは、2007年からデモテープやミックステープをリリースし始め、2008年のデビューアルバム『No Introduction』でシーンに登場。

2012年のアルバム『Careless World: Rise of the Last King』は全米No.1ラップアルバムとなり、彼のキャリアの転換点となりました。

本作は、彼の音楽性を再確認する良い機会となっています。

パーティーライフや成功、富といったテーマが織り込まれている可能性があり、ヒップホップファンにはぜひチェックしてほしい一曲です。

Clean & Dirty1900Rugrat

1900Rugrat – Clean & Dirty (Official Video)
Clean & Dirty1900Rugrat

アメリカのフロリダを拠点に活動する1900ラグラットさんの楽曲『Clean & Dirty』は2024年11月にリリースされ、TikTokやYouTubeで話題となったこの楽曲。

ユニークなフリースタイルの技術と即興のラップパフォーマンスが光ります。

リリックには個人的な経験やストリートカルチャーが反映されており、クリーンな生活とダーティな現実の間で葛藤する若者の姿が描かれています。

本作は、現代のヒップホップシーンを象徴するような、エネルギッシュでありながらクールな雰囲気を醸し出しています。

ストリートの雰囲気を感じたい方や、新しいタイプのヒップホップに興味がある方にぜひおすすめの一曲です。

CHROMEDamso

ベルギー出身のラッパー、ダムソさんの楽曲がフランス語圏のヒップホップシーンに新たな衝撃を与えています。

ダークな雰囲気と過激な表現で、現代社会における政治腐敗や人種差別、富の偏在といったテーマを取り上げる彼の作品。

トラップとラップを融合させたスタイルで、重低音のビートとミニマルなサウンドが特徴です。

テンポが速く、リズミカルである一方、ダムソさんの冷徹な声とリリックが耳に残ります。

本作は2024年10月に公開され、アルバム『J’ai Menti』の先行リリース曲として注目を集めています。

社会批判的な視点に共感する声が多く、ダークでシリアスなテーマに加え、強烈なリリックとパフォーマンスが評価されています。

LatitudeLil Peep

Lil Peep – Latitude (Official Video)
LatitudeLil Peep

古いフッテージを使ったダークな雰囲気のリリックビデオを見て、これはありがちなトラップとは一味違うぞと感じられた方も多いのではないでしょうか。

リル・ピープさんはアメリカ出身のラッパーで、エモとトラップを融合させた独自のスタイルで知られています。

1996年生まれの彼は、若くしてSoundCloudで支持を集め、トレンドセッターとしての地位を確立しました。

本作は2014年に録音された初期の楽曲で、2024年11月1日、彼の28歳の誕生日に遺族により正式リリースされました。

ローファイでミニマルなビートが特徴的で、リラックスしたリズムとキャッチーなフックがリスナーに強い印象を残します。

孤独感や自己破壊的な衝動を反映したリリックは、若者の心に強く響くことでしょう。