フランツ・リストの名曲。人気のクラシック音楽
ハンガリー出身でドイツやオーストリアなどヨーロッパで活躍したフランツ・リストの名曲たちを紹介します。
「ラ・カンパネラ」「愛の夢」などの名曲で知られるピアニスト、そして作曲家でもあったリストの作品の中から、ピアノ曲はもちろんオーケストラで演奏する交響曲を含めておすすめする名曲、代表曲をご紹介します。
どんな曲でも初見で弾きこなしたという逸話があることから「ピアノの魔術師」と呼ばれた作曲家の素晴らしき名曲の数々をお楽しみください。
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フランツ・リストの名曲。人気のクラシック音楽(101〜110)
コンソレーション(慰め)第3番Franz Liszt

ピアノの魔術師フランツ・リストが作曲したピアノ曲集『コンソレーション(慰め)』の中の1曲。
この作品集には、リストの特徴ともいえる「超絶技巧」を要する他の作品たちと異なる落ち着いた曲想の曲が収録されており、リスト作品の中でも比較的難易度が低いことで知られています。
第3番は特に有名で、発表会曲としても人気の高い1曲!
左手の伴奏の粒をそろえ、優雅なメロディを十分に歌いながら、情感を込めて演奏しましょう。
超絶技巧練習曲 第1番「プレリュード」Franz Liszt

ピアニスト、作曲家として活躍し、数々の高難度のピアノ曲を残したフランツ・リストの作品です。
『超絶技巧練習曲』には12のピアノのための練習曲がおさめられており、この作品集の幕開けとなる『プレリュード』は、これから続く作品たちへの期待を集めるようなワクワク感に満ちた1曲となっています。
難曲ぞろいの練習曲集の中では演奏時間が短く比較的弾きやすい曲のため、ピアノをされているという方はリストの世界観を味わいたい方はぜひチャレンジしてみてください!
リスト: 巡礼の年 第1年「スイス」 ,S.160/R.10,A159 3. 「牧歌」(パストラール) Pf.山本実樹子:Yamamoto,MikikoFranz Liszt

リストが手掛けた牧歌曲の一つです。
エクローグと呼ばれる音楽ジャンルに該当しており、パストラールを的確に表現しています。
田園地帯や羊飼いが日々の営みを行っている様子が、音楽を介して伝わってくるかのようです。
パガニーニによる大練習曲 S.141 第3番 嬰ト短調「ラ・カンパネラ」Franz Liszt

ピアノを弾く者にとって憧れの曲の一つであるフランツ・リスト作曲の『パガニーニによる大練習曲 S.141 第3番 嬰ト短調』。
「鐘」を意味する『ラ・カンパネラ』のタイトルで親しまれているこの曲は、超絶技巧を要するリストの代表作です。
高速で繰り返される2オクターブの跳躍をはじめとする、奏者を苦しめるパッセージが数多く盛り込まれた難曲ですが、弾きこなせたときの満足感はきっと格別!
ピアニストの演奏のようにテンポを上げるのは難しいですが、雰囲気を味わうためにゆっくり音を追ってみるのもよいのではないでしょうか?
パガニーニによる大練習曲「ラ・カンパネラ」Franz Liszt

ピアノの魔術師と呼ばれたリストによる練習曲。
思わず「え?練習曲?」と言いたくなってしまうような難しさ。
数多くの超絶技巧曲を作ってきたリストですが、この曲はパガニーニのバイオリン曲をピアノ用に編曲したもの。
その演奏技術のあまりの巧みさに「悪魔に魂を売った」とまで言われた鬼才・パガニーニと魔術師リスト……超絶技巧のオンパレードになるのもうなずけますね。
フランツ・リストの名曲。人気のクラシック音楽(111〜120)
死の舞踏Franz Liszt

フランスの作曲家であるサン=サーンスによる交響詩『死の舞踏』をピアノ・ソロ用にリストがアレンジしたものです。
この交響詩はフランスの詩人アンリ・カザリスによる詩に基づきサン=サーンスが作曲した歌曲を、のちに交響詩としてオーケストラ化したものです。
「死の舞踏」には死の恐怖を前に人々や死神が墓の周囲で踊り狂う様子が描かれており、真夜中を過ぎて墓の上で死神と骸骨がカチャカチャ骨の音を立てて踊り狂っている様子がピアノでも見事に表現されています。
超絶技巧練習曲 第4番 ニ短調 「マゼッパ」Franz Liszt

カシオのデジタルピアノ、プリヴィア(Privia)のCMで使われていました。
動画は楽譜付ですので、ぜひご覧いただきたいです。
ぎっしりつまった音符と怒涛のように流れる音に、目から耳から圧倒されっぱなしです。





