【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング
日本各地には、風土や古くから伝わる風習、郷土愛、名物料理など、さまざまなテーマで制作された「ご当地ソング」が存在します。
しかし、自分の生活圏や地元から遠く離れた土地の歌を知っているという方は少ないはず。
もしかしたら、長年暮してきた地域のご当地ソングすら、知らずに過ごしている方もいるかもしれませんね。
そこで本記事では、日本全国のご当地ソングのなかから、多くの皆さんに知っていただきたいインパクト大のオススメ曲をご紹介します。
訪れたことのある場所であれば現地を想像しながら、行ったことのない場所であれば歌からその土地や人々の暮らしをイメージしながら聴いてみてくださいね。
【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング(101〜110)
くまモン うまかモンケロポンズ

熊本の美味しい魅力が詰まった、ケロポンズによる元気いっぱいの楽曲です。
歌詞には、ばんぺいゆや馬刺し、いきなりだんごといった熊本自慢の「うまかモン」が次々と登場し、聴く人の心もお腹も満たしてくれます。
本作は2017年3月の「くまモン誕生祭」でお披露目され、同年4月にはDVD『くまモンミュージックビデオ よかモン♪セレクション』へ、さらに2020年3月にはCD『くまモン10th ANNIVERSARY CD&PHOTO BOOK~ハッピー&サプライズ~』にも収録されました。
子供たちが簡単に真似できる可愛らしい振付も魅力で、熊本の食文化に触れる楽しいひとときにピッタリの1曲です。
傷だらけの軽井沢ブレッド&バター

1969年9月にデビューシングルとして世に出た、避暑地リゾートでの恋を歌った初期の名曲です。
黒いレースのガウンをまとった女性との軽井沢でのひとときを描いた歌詞は、天国のような場所での甘い恋が、やがて枯葉のように傷ついていく切なさを美しく表現しています。
詩的な歌詞と洗練されたメロディが見事に融合し、フォークとポップスを結びつけた先駆的な楽曲として評価されている本作。
軽井沢の風景に思いをはせる方や、かつての恋を懐かしく振り返りたいときにピッタリの1曲ですね。
能登はいらんかいね坂本冬美

1987年にデビュー以来、独自の感性で日本の音楽シーンに多大な影響を与えてきた坂本冬美さん。
代表作『能登はいらんかいね』は、1990年5月9日にリリースされた7枚目のシングルで、能登半島の情景をたたえる歌詞が魅力です。
この曲は、リリース当時から高い評価を受け、第41回NHK紅白歌合戦でも披露されました。
坂本さんの歌声と歌詞からは、能登半島への深い愛と尊敬が感じられ、聴く人々に強い郷愁を呼び覚ますでしょう。
能登半島を訪れたことがある人も、そうでない人も、この曲を通してその美しい自然と人々の生活を想像してみてはいかがでしょうか。
みちのくひとり旅山本譲二

『みちのくひとり旅』は1980年にリリースされた楽曲で、本作のヒットによって山本譲二さんの名が広まることとなりました。
この曲が描くのは、切ない別れと再会を信じる強い愛情の物語です。
歌詞に込められた男性の孤独と切ない願いは、聴く人の心を深く打つことでしょう。
別れを経験した人、あるいは深い愛情について考えたい人にとって、この曲は特別な意味を持つはずです。
山本譲二さんの温かみのある声と、情感豊かなメロディが、これまでにない感動を与えてくれます。
木曽路の女原田悠里

美しい木曽路を舞台に、女性の切ない恋心と未練を情緒豊かに歌い上げた演歌の名作です。
哀愁を帯びたメロディに日本の伝統的な情景が美しく織り込まれ、原田悠里さんの力強くも繊細な歌声が心に深く響きます。
1985年9月に発売されたこの楽曲は、18万枚の売り上げを記録し、累計ではミリオンセラーを達成。
原田悠里さんの演歌歌手としての地位を確立するきっかけとなりました。
故郷への思いや人生の別れを経験された方、日本の美しい風景に心を寄せる方にぜひ聴いていただきたい1曲です。