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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介

クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。

さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。

本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。

オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。

誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(71〜80)

弦楽セレナードPeter Ilyich Tchaikovsky

Tschaikowsky: Streicherserenade ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Alain Altinoglu
弦楽セレナードPeter Ilyich Tchaikovsky

スタッフサービスのCM『企業 オー人事オー人事』BGMとして、記憶に新しいですよね。

ほかには東京ディズニーシーやKracieのCMにも使われています。

仕事や勉強で疲れた心と体を、いたわるようなメロディーが特ちょう。

ストリングスが美しく、聴く人の心をやさしく包み込みます。

たとえば人間関係でストレスをためこんでいたら、この曲がそのモヤモヤを洗い流してくれる。

そんな力を持っているのです。

お風呂に入りながら聴くといいですよ。

ホルン協奏曲第1番Wolfgang Amadeus Mozart

W.A.Mozart Horn Concerto Nr.3 KV.447 I.Allegro Radek Baborák
ホルン協奏曲第1番Wolfgang Amadeus Mozart

ホルンの音色がメインの協奏曲。

映画やCMの作業風景のBGMに向いています。

比較的一定のテンポで聴きやすく、クラシック初心者の人でもその世界に入っていけます。

ホルンは、聴き手にとってクラシックをなじみやすいものにするだけではありません。

イメージで、人が目の前のことに没頭しているさまを、音で表しているんです。

交響曲第2番第3楽章Sergei Rachmaninov

尾高忠明(指揮)・ 東京フィルハーモニー交響楽団/ラフマニノフ_交響曲第2番第3楽章/2014年7月21日オーチャード定期演奏会
交響曲第2番第3楽章Sergei Rachmaninov

美しさと哀愁が織りなす感動の旋律が心に染みわたります。

クラリネットの独奏から始まり、オーケストラ全体へと広がる音の世界は、聴く人の心を揺さぶります。

郷愁や遠い記憶を呼び起こすような叙情的な旋律は、まるで愛する人への想いを歌っているかのよう。

映画『ブリジット・ジョーンズの日記』でも使用されており、ロマンティックな場面を彩る名曲として知られています。

失恋の痛みを癒したい人や、大切な人との思い出に浸りたい人におすすめ。

1908年1月の初演で大成功を収め、作曲家の再生を象徴する作品としても有名です。

春の祭典Igor Stravinsky

スヴェトラーノフ指揮:ストラヴィンスキー:春の祭典
春の祭典Igor Stravinsky

ロシアの作曲家、イーゴリ・ストラヴィンスキーによって制作されたバレエのための作品です。

いわゆる「近代音楽」と呼ばれる作品群の一つで、その独創性の高さから発表された当時は賛否両論。

公演での初めての演奏で、客たちによる大乱闘が起こったことが広く知られています。

それぐらい、人々の心の琴線に触れるものが、曲の中に込められているのかもしれませんね。

現代において超絶技巧の類に入るこの名曲を、ぜひ一度あなた自身の耳で味わってみてください。

交響詩「ローマの噴水」Ottorino Respighi

レスピーギ「ローマの噴水」ニューヨークフィル アラン・ギルバート
交響詩「ローマの噴水」Ottorino Respighi

1913年にローマに移り住んだレスピーギは、ここでインスピレーションを受け「ローマ三部作」を作曲しました。

その第1作である「ローマの噴水」は1916年に作曲されました。

ローマには噴水がとても多く、時代背景を強く感じます。

美しく、気品があり、繊細な「ローマの噴水」ですが、「ローマの祭」「ローマの松」もとてもにぎやかでいい曲です。