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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介

クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。

さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。

本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。

オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。

誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

もくじ

【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(61〜80)

G線上のアリアJ.S.Bach

ブロッサム・フィル 3.11 チャリティコンサート (G線上のアリア)
G線上のアリアJ.S.Bach

音楽の父として知られるヨハン・ゼバスティアン・バッハの楽曲を、アウグスト・ウィルヘルミがピアノ伴奏付きのバイオリン独奏のために編曲したものの通称。

バイオリンのG線のみで演奏できることからこの名前が付けられ、日本では卒業式などでも耳にすることが多い楽曲ですよね。

また、1997年にドイツ出身の音楽グループ・Sweetboxの『Everything’s Gonna Be Alright』においてサンプリングしたことでも、さらに幅広い層のリスナーが知ったのではないでしょうか。

バイオリンのG線だけで演奏されているとは思えない美しく広がりのあるメロディーが心を癒やしてくれる、クラシックの定番です。

主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

教会カンタータのなかの第6曲。

バッハは聖書に基づく作品も数多く作りました。

ピアノ版などもよく演奏されていますが、オーケストラではやはり深く広がるような響きが味わえます。

喜ばしい希望にあふれたメロディが繰り返されます。

交響組曲シェヘラザードNikolai Rimsky-Korsakov

Rimsky-Korsakov : Scheherazade / リムスキー・コルサコフ 交響組曲シェヘラザード
交響組曲シェヘラザードNikolai Rimsky-Korsakov

交響曲「シェヘラザード」は1888年に作曲されました。

この曲は、かの有名の千夜一夜物語をもとにしてできた曲です。

冒頭に流れる、威厳のあるメロディは「王サルタン」のテーマです。

そして、それを溶かしいやすように入るバイオリンは、曲のタイトルにもなる「シェヘラザード」のテーマです。

この曲は4楽章からなり、それぞれに物語的な題名がついています。

幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz

チョン・ミョンフン指揮 ベルリオーズ 《幻想交響曲》
幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz

この曲はベルリオーズが1830年に作曲した最初の交響曲です。

幻想交響曲の特徴は「固定観念」です。

現代では普通のことですが、当時は斬新な発想だったそうです。

この曲には「ある芸術家の生涯の挿話」という表題がつけられています。

彼自身の失恋体験をもとに作られたと言われています。

交響詩「ローマの噴水」Ottorino Respighi

レスピーギ「ローマの噴水」ニューヨークフィル アラン・ギルバート
交響詩「ローマの噴水」Ottorino Respighi

1913年にローマに移り住んだレスピーギは、ここでインスピレーションを受け「ローマ三部作」を作曲しました。

その第1作である「ローマの噴水」は1916年に作曲されました。

ローマには噴水がとても多く、時代背景を強く感じます。

美しく、気品があり、繊細な「ローマの噴水」ですが、「ローマの祭」「ローマの松」もとてもにぎやかでいい曲です。