【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。
さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。
本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。
オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。
誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(91〜100)
ピアノ協奏曲第21番Wolfgang Amadeus Mozart

日本では幸楽苑のCM『ヤバい中華そばクラシック』編で使われました。
料理するときの作業用音楽にぴったりですね。
おそばをゆでて、おなべから取り出して水で洗う……からのスープに入れてうつわに盛る……。
料理ができあがっていくプロセスを、美しく描いています。
おはしでめんを取り、すするようすさえもこの曲の力で芸術的に見えちゃいます。
交響曲第41番「ジュピター」Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトの最期の交響曲です。
『ジュピター』と名付けられていますが、あくまで通称であって正式な曲名ではありません。
ジュピターはローマ神話のトップ神です。
この曲は、まさに彼のほこり高く壮大なイメージを表しています。
神話の神様は、基本的に突拍子もなく超感情的です。
つまるところ人間にそっくりなんですね。
ダイナミックな交響曲ではありますが、聴き込んでいくと、ジュピターの頑固おやじさも伝わってきます。
シンコペイテッド・クロックLeroy Anderson

「シンコペーション」とは拍子、アクセント、リズムを意図的にずらし、ノリやメリハリをつけることをいいます。
シンコペイテッド・クロックではその技法を使っていてそのずらし方がとても絶妙で、1度聴いただけで忘れられなくなる曲です。
レクイエムWolfgang Amadeus Mozart

この曲は、モーツァルトが亡くなるギリギリまで作曲を続けた曲です。
作曲中にモーツァルトが亡くなったため、残りの部分は弟子のフランツ・クサーヴァー・ジュースマイヤーにより書かれ完成されました。
1791年に見知らぬ男から高額の報酬と引き換えに『レクイエム』の作曲を依頼されたのですが、この依頼がきた時のことをモーツァルトは「この曲は自分自身のレクイエムだ」と手紙に残しています。
交響曲ニ短調César Franck

フランクはフランスで活躍した作曲家ですが、実はベルギー生まれです。
この曲は第3楽章からなっています。
第1楽章は冒頭から、暗めな感じです。
暗く、重い感じから入りますが、はいあがってくるような印象を与える曲です。