【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(161〜170)
君の姿蝶々P

こちらに問いかけてくるような歌詞が魅力なのが『君の姿』です。
こちらは蝶々Pさんが音街ウナを使って手掛けた作品。
その優しい歌声をいかし、聴く人をいやすようなバラードソングに仕上げています。
歌詞の内容は私たちが普段何気なく使っている「強い」、「幸せ」という言葉の意味を問いかけるというもの。
聴いているといろいろと考えるきっかけになりそうです。
それからオフボーカルが配信されているので、BGMを探している方や、カラオケで歌いたい方にもオススメです。
じゃあ君の思想が死ねばいい椎乃味醂

エレクトロニックミュージックにロックをかけ合わせた独自の作風で知られる椎乃味醂さん。
彼女がflowerを使用して制作したのが『じゃあ君の思想が死ねばいい』です。
こちらの歌詞は、現代社会に物申すような、過激かつ皮肉的な内容に仕上がっています。
それでいて、聴いた後は自分の生き方について考えさせられるんですよね。
ちなみに、曲中のギターはきっと、ずっと、ぼっちさんが手がけているんですよ。
話題のボカロPがコラボした曲としても注目です。
へーこーせん蟹木しとお

現代人の孤独感と疎外感を鋭く切り取った楽曲です。
蟹木しとおさんによる作品で、2024年10月に公開されました。
重音テトSVの力のこもっていない歌声が、世界観をしっかり表現しています。
サウンドアレンジはジャズのエッセンスも感じられる、オシャレでゆるい仕上がり。
人との関係に悩んでいるとき、自分の気持ちを整理したいときに聴いてみてはいかがでしょうか。
生きてさえ傘村トータ

思いっきり泣いて気持ちをリセットしたいときにぜひ聴いてみてください。
バラードナンバーに定評のある人気ボカロP、傘村トータさんの楽曲で、2023年にリリース。
ピアノの優しい音色と芯のある歌声、そのハーモニーに聴き入ってしまいます。
そして「無理しなくていいんだよ」という歌詞のメッセージ……心が震えますね。
もちろん自分で聴くのもいいですが、悩みを抱えている友だちがいるなら贈ってあげると、もしかしたら助けになるかもしれません。
白絵にもならないrinri × Kyiku

記憶と感情のはかなさを表現した、切ないボカロ曲です。
rinriさんとKyikuさんによる本作は2024年7月にリリース。
繊細なメロディーラインと詩的な歌詞が特徴的で、波にさらわれる思いを歌う主人公の心情が染みわたります。
広がりと奥行きの素晴らしいサウンドスケープにも引き込まれますね。
物思いにふける静かな夜や、大切な人を思い出す時間に聴くのがオススメです。