【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(211〜220)
Reach for the Sky傘村トータ

ピアノバラードのボカロ曲を多く手掛けている傘村トータさん。
彼がGUMIを使い全編英語で製作したのが『Reach for the Sky』です。
こちらは海に身を投げた女性を描く1曲。
海の底から見た風景が美しくも残酷に描写されています。
歌詞の中に登場する海や石をさまざまなものに置き換えて聴いてみてください。
それからGUMIを使った表現力豊かな歌唱も魅力ですよ。
歌詞の一言一言に、気持ちが込められています。
罪愛去女

ローファイなサウンド、ウィスパーボイスに聴き入ってしまいます。
ボカロP、去女さんによる楽曲で、2023年にリリース。
ボカコレ2023春ルーキーランキングへの参加曲でした。
浮遊感と緊張感が絡み合うストリングスの音色が印象的。
またぽとりぽとり、歌が口からこぼれ落ちているような感じもします。
曲全体にただよう憂鬱な雰囲気が、不思議と心地いいんですよね。
一歩間違えば道を踏み外してしまいそうな歌詞もまた、良しです。
Smile to Smile市瀬るぽ

頭を、心を埋め尽くしてしまったモヤモヤを吹き飛ばすために聴いてみてください!
『alive』『Step by step』などの作者としても知られているボカロP、市瀬るぽさんによる作品で、2023年にリリース。
ニコニコ超会議2023のテーマソングに起用され話題になりました。
壮大かつ爽快感のあるサウンドアレンジは、それだけでも笑顔になれてしまいます。
ミクの歌声も、どこまでも真っすぐに飛んでいくかのよう。
「自分らしくやりたいことをやろう」という歌詞にはげまされる、胸が高鳴るポジティブソングです!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(221〜230)
命に重さがあるのなら葵木ゴウ

2020年4月までは午後ティー名義で活動し、演奏してみたやゲーム実況のフィールドでも活躍しているボカロP、葵木ゴウさん。
2023年4月に投稿された『命に重さがあるのなら』は、自分と重ね合わせて考えさせられるリリックが印象的なナンバーです。
疾走感のあるタイトなロックサウンドと絶妙な浮遊感とのコントラストは、ずっと聴いていたくなる心地よさがありますよね。
爽やかなメロディーが心を震わせる、エモーショナルなボカロナンバーです。
逃げちまおうぜ葵木ゴウ

逃げを選ぶのも、一つの勇気なんじゃないでしょうか。
落ち込んだ背中を支えてくれるエモーショナルなロックナンバー『逃げちまおうぜ』は、午後ティー名義でも知られている葵木ゴウさんが手がけた作品で、2020年に発表されました。
さわやかでちょっぴり切ないバンドサウンドに音街ウナの張りある歌声がよく合っています。
だからか、歌詞のメッセージがダイレクトに頭の中に入ってくるんですよね。
立ち上がるためのパワーがもらえると思いますよ。
逃避行記雪見

幻想的にも感じられる、奥行きのあるロックサウンドにひかれます。
歌い手として活動している雪見さんによる楽曲で、2024年2月にリリースされました。
今いる場所から逃げ出したい、大切な人に連れていってほしいと願う歌詞とミクのはかなげな歌声が印象的。
ただ悲壮感のただよう作品ではなく、とくに終わりには希望と開放感が伝わってきます。
「自分の殻を破りたい」「新しい道へ進んでいく勇気が欲しい」そういうときにぴったりだと思います。
救われていたんだrinri

心に染みる歌詞とメロディが印象的な一曲です。
rinriさんが手がけた本作は、鳴花ヒメと鳴花ミコトのハーモニーが魅力的。
2023年にリリースされました。
「逃げたい」「痛みを抱えている」といった心情を歌っていますが、同時に「大丈夫」と優しく寄り添う言葉も。
雨の音を背景に、ゆったりと流れるサウンドが心地よいですね。
落ち込んでいるときや、誰かを励ましたいときにおすすめの曲。
きっと温かな気持ちになれるはずですよ。





