【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】
ボカロの魅力と言えば、打ち込んだ歌詞、作者の思いをそのままに歌ってくれること。
「この気持ちを歌にしたい」をかなえてくれる、最高の音楽ツールです!
ボカロPたちは日々、胸の奥から湧き出る感情を音と歌詞に込めて、私たちへ届けてくれています。
今回この記事では、歌詞に注目して聴いてみてほしいボカロ曲をたくさんご紹介していきます!
感動で心が温かくなったり、言葉の切れ味にハッとさせられたり。
きっと、あなたの心に刺さる作品が見つかるはずですよ!
【思い】歌詞が響くボカロ曲特集【メッセージ】(161〜180)
じゃあ君の思想が死ねばいい椎乃味醂

エレクトロニックミュージックにロックをかけ合わせた独自の作風で知られる椎乃味醂さん。
彼女がflowerを使用して制作したのが『じゃあ君の思想が死ねばいい』です。
こちらの歌詞は、現代社会に物申すような、過激かつ皮肉的な内容に仕上がっています。
それでいて、聴いた後は自分の生き方について考えさせられるんですよね。
ちなみに、曲中のギターはきっと、ずっと、ぼっちさんが手がけているんですよ。
話題のボカロPがコラボした曲としても注目です。
ソルティメロウMIMI

ボカロP、MIMIによる本作は、2025年2月にリリース。
「りぼん×ボカコレ×魔法のiらんど 小説&まんがコンテスト」という企画から生まれた作品です。
夜の寂しさや不安、大切な人との温かい繋がりを求める心情が描かれており、その思いが胸に迫ります。
ピアノの繊細な音色と可不の真っすぐな歌声が、曲の世界観を見事に表現しているんですよね。
あなたの心に寄り添ってくれる音楽です。
愛の砂時計せきこみごはん

時間のはかなさと思いの永遠性を描いた、心に染み入る楽曲です。
せきこみごはんさんが2024年10月に発表したこの作品は、初音ミクの透明感のある歌声とピアノの旋律が印象的。
ストリングスを絡めた音の広がりで、失われた時間の切なさと、それでも前を向く意志を表現しています。
大切な人との思い出にひたりたいときや、未来への一歩を踏み出したいときにぴったり。
優しく背中を押してくれる1曲です。
てのひら青屋夏生

青屋夏生さんが2024年2月に発表したこの楽曲は、重音テトの真っすぐな歌声が魅力的。
社会で感じる孤独や不安に寄り添った作品で「うまくいかないかもしれない不安はあるけど、明日を信じて生きていこう」という気持ちが歌われています。
自身の存在価値を問いかける歌詞に共感できる人はたくさんいらっしゃるはず。
気分が沈みそうなタイミングで、この曲が心強いと思いますよ。
ぐずったれゆくえわっと

バンドサウンドともエレクトリックサウンドともニュアンスの違う、奥行きのある音像に聴き入ってしまいます。
ボカロP、ゆくえわっとさんによる『ぐずったれ』は2023年8月にリリース。
ボカコレ2023夏のTOP100ランキング参加曲でした。
ノスタルジックな雰囲気がただよう、リズミカルな曲調が印象的。
メロディーラインのクールさがそこへぴたりとハマっています。
そして、変わらない自分への悪態をつきながら、それでも「それこそが自分自身だ」と歌うリリックには胸が熱くなるんです。