「ま」から始まるボカロ曲
最近のボカロシーンって、ライブラリがめちゃくちゃ増えてきましたよね!
可不や裏命など新しい音源がブームになったり、長らくUTAU音源として親しまれてきた重音テトのSynthesizer V版が登場したり。
音楽の可能性がどんどん広がっていく感じ、たまりません!
さて今回この記事では、タイトルが「ま」から始まる作品をご紹介していこうと思います!
こういうまとめ方ができるということは、それぐらいに大きな音楽ジャンルになっているということ。
ぜひ最後までチェックしていってくださいね!
「ま」から始まるボカロ曲(21〜30)
魔法少女とチョコレゐトピノキオP

魔法少女の葛藤を描いた、人間性について考えさせられる楽曲です。
マルチクリエイターのピノキオピーさんによる作品で、2022年2月に発表されました。
アルバム『META』収録作で、シニカルなメッセージ性が魅力の作品。
「理想の魔法少女」を押し付けられていることへの不満が歌詞につづられています。
魔法少女がこんなことを考えながら戦っていると思うと、何だか複雑な気持ちになりますが、確かにこう思っていても不思議ではないのかも。
現代社会を生きる私たちの姿を重ね合わせながら聴いてみてください。
魔法少女幸福論トーマ
曲名から受ける印象はかわいいですね。
その通り、最初はかわいらしい曲調とともに、かわいらしい魔法の呪文のような単語をちりばめられた歌詞で始まりますが、そのままでは終わりません。
突然、雰囲気がダークな感じに染まります。
いい意味で予想を裏切られますよ。
ぜひ、聴いて確かめてみてください。
マザーデイズChinozo

「かわいいのに怖い」両極端な感想が出るダウナーな4つ打ちチューンです。
『グッバイ宣言』の大ヒットで知られるボカロP、Chinozoさんが手がけた作品で、2023年1月に発表。
サンリオによるメディアミックスシリーズ『まいまいまいごえん』登場キャラである、マリアのテーマソングとして書き下ろされました。
ポップに聴こえるのに不思議と影が見えるんですよね。
『まいまいまいごえん』のストーリーを知らなくてもハマれますよ!
マッチ売りの転売ヤー謎J

現代社会の闇を描いた、印象的なボカロソングです。
人間社会の矛盾と倫理観の揺らぎを鋭く切り取った歌詞が心に刺さります。
謎Jさんらしい独特の世界観と、鏡音リンの透明感のある歌声が見事にマッチしています。
2024年3月にリリースされた本作は、リスナーの心に強い余韻を残す楽曲に仕上がっています。
エレクトロニックな音色と鏡音リンの歌声が織りなすハーモニーは、耳に心地よく響きます。
現代社会について深く考えたい時や、心に余裕がある時に聴くのがオススメです。
まだまだ続くよかぐお

『まだまだ続くよ』はかぐおさんによる楽曲で、2025年3月にリリースされました。
スタイリッシュなビートと式狼縁をメインにすえたボーカルワークが印象的。
歌詞では無気力や自己嫌悪に苦しむ主人公の姿を通じて、誰もが感じる生きづらさ、挫折感を表現しています。
悩みを抱えていたり、自分の道を見失いかけていたりする時にとくに刺さるはずです。
この曲を聴きながら、思考を巡らせてみては。
マジカル・ライブ・ストリーマーヤマギシコージ

バーチャルアイドルの世界観が見事に表現された胸キュンナンバーです!
ヤマギシコージさんによる楽曲で、2025年2月に公開されました。
アップテンポなリズムに、自然とテンションが上がってしまう仕上がり。
歌詞には配信者の心情がたっぷりと込められていて承認欲求、自己表現など、現代的なテーマ性が伝わってきます。
心躍るサウンドと初音ミクのキュートな歌声をぜひ堪能していってください!
マヤの時辰儀Heavenz

美しいサウンドスケープが広がる楽曲です。
Heavenzさんが2022年5月にリリースした作品で、初音ミクの透明感のある歌声が胸に響きます。
、ロックやポップスの要素を含んだ緻密なサウンドワークが印象的。
また「自分だけの幸せ」を描き出した歌詞世界が感動的で、まるで映画を観ているような気分になります。
1日の終わりに聴く音楽を探している方にこの曲をオススメいます。