「せ」から始まるボカロ曲を新旧まとめて紹介!
「せ」から始まるボカロ曲の世界には、多彩なミュージックシーンが広がっています。
しゃいとさんの透明感ある情感表現から、かめりあさんのダイナミックなサウンドまで。
切なく響くバラッド、疾走感あふれるロック、スタイリッシュなエレクトロポップなど、様々な音楽性が詰まった楽曲たちが、あなたの心に新鮮な感動を届けてくれます。
歌詞に込められた思いと、魅力的な音作りの数々をご紹介します。
「せ」から始まるボカロ曲を新旧まとめて紹介!(81〜100)
洗脳エイハブ

別れた恋人への未練をアンニュイに歌う、レトロポップな失恋ソングです。
ボカロP、エイハブさんが手がけた『洗脳』は2023年3月に公開された作品。
「自分は相手にとっての全てではなかった」その悲しみが痛いほど伝わってきて、胸がぎゅっと締め付けられます。
曲調がリズミカルなのもまた、主人公の気持ちがとめどなくあふれ出ているよう感じる理由の一つでしょう。
孤独な気分のとき、1人きりの夜にこの曲が合うかもしれません。
1212エイハブ ✕ A4。

人気ボカロPのコラボレーションが話題に!
『クィホーティ』などの作者としても知られるエイハブさんと、ボカコレ2022秋のルーキーランキング1位を獲得したA4さんがタッグを組んだ、こちらの楽曲。
小気味いいギター、ファンキーなベースラインにシビれますね!
リズム感の良いメロディーラインもまた魅力。
聴き進めるうちに自分で歌いたくなってしまいます。
ドライブのBGMなんかに合いそうですね、ハンドルを切るのが楽しくなっちゃうかも。
鮮やかな惨状サツキ

可愛らしいアキバポップを得意とするボカロP・さつきさんの楽曲。
イントロからパニックとヒステリックに満ちたアレンジで幕を開け、まさにメンヘラといった狂気的な歌詞をVOCALOID特有の無機質で超高速なメロディーに乗せた、現代的とも言えるナンバーと言えるのではないでしょうか。
また、Aメロの畳みかけるようなメロディーとサビのキャッチーさのコントラストがより狂気を浮き彫りにさせている、まさにボカロ曲でしか表現できないアレンジがクセになる作品です。
刹那の渦バルーン

ジャジーな雰囲気ただよう、大人っぽくて感傷的な作品です。
シンガーソングライター須田景凪としても活動しているボカロP、バルーンさんの楽曲で、2020年に公開されました。
アンビエントな音像にflowerの張り裂けそうな歌声がマッチして、聴き進めていくうちに涙腺が緩みます。
思い出すたびに苦しくなる「君」との記憶を胸に、今日を生きていく。
そんな主人公の気持ちが歌詞につづられており、こちらまで胸が痛くなってしまいます。
生活についての考察ヒロモトヒライシン

『生活についての考察』は、ヒロモトヒライシンさんによる楽曲で、2024年4月に動画公開されました。
もともとは2023年にリリースされたEP『whitescape』への収録曲。
バンドサウンドを基調にした、さわやかさと切なさが入り混じる曲調が印象的。
ジャズやマスロックのエッセンスも取り入れられており、かなり多面的な魅力をもっています。
日々の暮らしを見つめ直したいとき、ちょっと違った視点から考えてみたいときにぴったりの1曲です。