「せ」から始まるボカロ曲を新旧まとめて紹介!
「せ」から始まるボカロ曲の世界には、多彩なミュージックシーンが広がっています。
しゃいとさんの透明感ある情感表現から、かめりあさんのダイナミックなサウンドまで。
切なく響くバラッド、疾走感あふれるロック、スタイリッシュなエレクトロポップなど、様々な音楽性が詰まった楽曲たちが、あなたの心に新鮮な感動を届けてくれます。
歌詞に込められた思いと、魅力的な音作りの数々をご紹介します。
「せ」から始まるボカロ曲を新旧まとめて紹介!(1〜20)
宣夜説wotaku

孤独と夜の静寂を見事に切り取った1曲です。
wotakuさんによる楽曲で、2025年2月に公開されました。
Synthesizer V AI 氷山キヨテルのデモソングとして制作されたこの作品。
日常の風景を詩的に描写しながら、現代を生きる人々の寂しさや違和感を繊細に表現。
スタイリッシュなエレクトロニックサウンドと透明感のある歌声が、幻想的な世界観を見事に引き立てています。
聴けば聴くほどに味の増す、ハイセンスなナンバーです。
せんぱい!OSTER project

甘く切ない片思いの心情がつづられた、魅力的な楽曲です。
OSTER projectさんの作品で、2024年6月にリリースされました。
先輩への恋心を抱く主人公が、カーディガンを伸ばしたり、髪を整えたりと、一つ一つの仕草に思いを込める姿が印象的。
もどかしい距離感を落とし込んだ歌詞と、春日部つむぎβの透明感のある歌声が相まって、恋する気持ちの純粋さがしっかり伝わってくるんです。
青春の甘酸っぱい気持ちにひたりたい方にオススメ!
先生、僕死にたいんですよ。世界22番

押し寄せてくるような情感と、切ない歌声が心に刺さる1曲です。
世界22番さんが手がけた本作は、2024年7月にリリースされました。
タイトルからも感じ取れる主人公の葛藤が、初音ミクの歌声を通して鮮烈に描かれています。
生きづらさや将来への不安を抱える若者の心情を見事に表現していて、聴く人の心を揺さぶってくるんです。
つらい時や泣きたい時に聴きたい、そんなボカロ曲です。
ゼネレタKish.

生成AIが投げかける問いかけを、クールな曲調に乗せて表現。
Kish.さんの『ゼネレタ』は、不思議な魅力を持った1曲です。
2024年10月18日にリリースされた本作は、もともとショート版で話題になっていたもののフルバージョン。
デジタルな音響とエモーショナルなメロディーが融合した曲調に、思わず引き込まれてしまいます。
自己認識や存在意義を探る歌詞の世界観も魅力的。
デジタル時代を生きる私たちに刺さります。
隻眼の告白しとお

ダークな世界観と中毒性のあるメロディーがクセになる曲です。
しとおさんによる楽曲で、2017年に公開されました。
義理の姉弟間の歪んだ愛情を描き出した歌詞、リズミカルなメロディー、flowerの力強い歌声が見事に融合しています。
サビへと向かう盛り上がりがたまらなく、また静かな部分と激しい部分のコントラストがドラマチックです。
愛と執着が交錯するストーリー性が、聴く人の心を強く揺さぶるはず。
ぜひじっくりと味わってみてください。