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【2025】タイトルがAから始まる洋楽まとめ

こちらの記事では1950年代から2020年代の現在に至るまで、ロックやポップスなどポピュラー音楽を中心としたさまざまな洋楽の中から「A」で始まるタイトルの曲だけをまとめて紹介しています。

そもそも曲名の頭文字を意識して音楽を聴かれている方は少ないかもしれませんが、だからこそ特定のアルファベットに注目して曲のタイトルを並べてみるとさまざまな発見があって実に興味深いのですね。

なかなか他のサイトでは見かけない企画ですし、曲名しりとりにも活用いただけますよ。

ぜひチェックしてみてください!

【2025】タイトルがAから始まる洋楽まとめ(131〜140)

Angels Standing Guard ‘Round the Side of Your BedA Silver Mt Zion

ポストロックの枠組みを大胆に壊しながら、魂の叫びを奏でるカナダの音楽集団、ア・シルヴァー・マウント・ザイオン。

Godspeed You! Black Emperorの中心メンバーらが1999年に始動させたことでも知られています。

2000年のデビュー作が、アルバム『He Has Left Us Alone but Shafts of Light Sometimes Grace the Corner of Our Rooms…』です。

静かな弦楽器の響きから、次第に轟音ギターや全員での合唱が加わるドラマティックなサウンドへと進化していきました。

アルバム『13 Blues for Thirteen Moons』は、2008年にカナダの権威ある音楽賞のロングリストに選ばれた実力派。

単なる実験音楽ではなく、パンクの精神を宿した「抗議の歌」として、その力強いメッセージが胸に迫ってきます。

壮大で心を揺さぶる音楽体験を求めるなら、彼らの音世界に身を委ねてみませんか?

Absent FriendBark Psychosis

「ポストロック」という言葉が生まれるきっかけを作った、英国の伝説的バンドがバーク・サイコシスです。

1986年にロンドンで結成された彼らは、教会の地下を拠点に、その空間の響きごと録音してしまうという独特な手法で音楽を制作。

1994年に発表されたデビューアルバム『Hex』は、従来のロックの常識を覆すサウンドで、ある音楽評論家に「ポストロック」と言わしめたのだそうです。

ささやくような静けさから、全てを飲み込むような轟音へと展開するサウンドスケープは、まるで一本の映画を観ているかのようですよね。

ありきたりな音楽では満足できない方や、音の響きそのものが織りなす壮大な世界にどっぷりと浸りたい夜に、ぜひ聴いてみてほしいバンドです。

ABUSEY JUNCTION // WE OUT HEREKokoroko

都市のざわめきをそっと遠ざける音像が、耳と心に残る。

ロンドン拠点のココロコは、ジャズとアフロビートを軸に多文化の呼吸をアンサンブルへ結ぶバンドです。

この楽曲は、静かなギターに柔らかなホーンが重なり、言葉のない物語性で内省へ誘う構成。

屋上の風景を想起させる余白と、後半でひらく旋律が不安と安堵のあわいを映します。

2018年2月にコンピレーション・アルバム『We Out Here』の締めに収録、2019年3月にはEP『KOKOROKO』にも収録。

2019年のWorldwide Awardsで高評価を得て、映画『Rocks』でも使用。

夜更けの作業や静かな移動時間、休日の朝に、呼吸を整えたい人へ。

Ascension DayTalk Talk

シンセポップで一世を風靡したバンドが、のちにポストロックの扉を開く存在になるとは、当時誰も想像しなかったのではないでしょうか?

イギリス出身のトーク・トークは、1981年のデビュー後、『It’s My Life』などのヒットで世界的な人気を博しましたが、次第に実験的な領域へと足を踏み入れていきます。

1988年のアルバム『Spirit of Eden』は、商業主義と決別し、即興演奏やジャズを取り入れた静謐なサウンドを追求した意欲作!

この作品はレーベルから「商業的でない」と訴えられるほどでしたが、後世の多くのアーティストに影響を与え、ポストロックの礎を築いた名盤として語り継がれています。

静寂や音の余白に美しさを見出す、そんな深遠な音楽体験をしたい方にピッタリなバンドかもしれませんね。

A Gallant GentlemanWe Lost The Sea

We Lost The Sea – A Gallant Gentleman – Live at Studios 301 (Official Video)
A Gallant GentlemanWe Lost The Sea

壮大な音の風景で聴く人の心をわしづかみにする、オーストラリア出身のポストロックバンド、ウィー・ロスト・ザ・シー。

2007年に結成され、2015年に発表された名盤『Departure Songs』は、ファンから「2010年代最高傑作」と称されるほど高い評価を得ています。

このアルバムの楽曲がNetflixドラマ『After Life』で印象的に使われていたのを覚えている方もいるかもしれませんね。

ボーカルの逝去という悲劇を乗り越え、完全にインストゥルメンタルへと舵を切った彼らの音楽は、言葉以上に雄弁に感情を物語ります。

まるで壮大な映画を一本観終えたかのような感動と余韻に浸れるはず。

インスト音楽の世界に深く身を沈めてみたい、そんな気持ちに応えてくれるバンドです。

AttentionCharlie Puth

Charlie Puth – Attention [Official Video]
AttentionCharlie Puth

卓越した音楽理論と絶対音感を武器に、プロデューサーとしても活躍するアメリカのシンガーソングライター、チャーリー・プースさん。

YouTubeへの投稿からキャリアをスタートさせ、2015年にウィズ・カリファと共演した楽曲は、映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』の主題歌として世界的な大ヒットとなりました。

全米チャートで12週1位を記録した本作をきっかけに、彼の名は一気に世界へ。

デビューアルバム『Nine Track Mind』やグラミー賞にノミネートされた名盤『Voicenotes』など、キャッチーな名曲を生み出し続けています。

甘く透き通るようなファルセットと心地よいメロディラインは、洗練されたポップスを求める人の心に深く響くのではないでしょうか。

a thousand years (lullaby)Christina Perri

永遠の愛の誓いを壮大なメロディーにのせた、アメリカのシンガーソングライター、クリスティーナ・ペリーさんの代表曲の一つです。

元々は2011年10月に公開された映画『トワイライト・サーガ』の主題歌として作られ、結婚式の定番曲を経て、ペリーさん自身の子供たちのために子守唄バージョンが作られました。

千年の時をも超えて愛し続けるという揺るぎない想いは、聴く人の心を温かく包み込みます。

作者の人生と共に成長してきた本作を聴けば、お子様との絆がより一層深まっていくのを感じられるでしょう。

ぜひ、おやすみ前の穏やかな時間に流してみてくださいね。