「H」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「H」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
普段、特定の頭文字で始まる曲ばかりを集めて聴くということはあまりないかもしれませんが、だからこそこれまで知ることがなかった曲と出会えたり、新たな発見があるかもしれません。
「H」で始まる英単語というと「Help」「Hello」「High」をはじめ、たくさんの言葉があります。
どれも曲名に使われていそうですし、音楽が好きな方であればすでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
それでは、どんな曲があるのかさっそく記事を見ていきましょう!
「H」から始まるタイトルの洋楽まとめ(71〜80)
Have You Seen My Sister Evelyn?Evelyn Evelyn

姉妹の絆は、ときに甘く、ときに皮肉です。
エヴリン・エヴリンはアメリカのコンセプト・デュオ。
アマンダ・パーマーさんとジェイソン・ウェブリーさんが結合双生児を演じ、この楽曲は跳ねるラグタイムとキャバレーの語り口で、片割れを探す語りを展開。
離れられない運命と自我の芽ばえ、嫉妬や独占欲をユーモアで滲ませます。
本作はアルバム『Evelyn Evelyn』収録。
初出は2007年当時にリリースのEP。
MVは2011年10月公開で、2012年にWebby Awardsノミネート、Byron Bayで受賞。
約2分13秒、さっと聴けて深い余韻。
短時間で気持ちを切り替えたい時や、家族愛の陰影を軽やかに味わいたい人に。
HopoponoGoGo Penguin

ゴーゴー・ペンギンは英国マンチェスターのピアノトリオで、洗練された先進的なスタイルが特徴で日本でも人気の高いグループです。
この楽曲はミニマルな動機が波紋のように広がり、都会の夜を駆ける高揚と内省の往復を描写。
ビートの粒立ちとクラシカルな和声が、焦燥と希望を同居させます。
2014年3月に発売されたアルバム『v2.0』収録で、同年10月のDeluxe Editionにも収録。
深夜のドライブや集中作業にぴったりですし、ぜひ細部まで耳を澄ませて、低音のうねりとピアノの反復を味わいましょう。
Hind’s HallMacklemore

権力への怒りを隠さない、あまりにもストレートな一曲です。
アメリカ出身のラッパー、マックルモアさんが2024年5月に公開した本作は、大学での抗議活動に連帯し、イスラエル軍に命を奪われた6歳の少女の名を冠しています。
見て見ぬふりをする音楽業界への痛烈な批判は、聴く者の胸に突き刺さります。
収益の全額寄付を表明し、Rage Against the Machineのトム・モレロも称賛したこの曲を聴いていると、「沈黙は加担と同じだ」という彼の声が聞こえてくるような気がしてなりません。
世界の不正義にどう向き合うべきか、深く考えさせられます。
「H」から始まるタイトルの洋楽まとめ(81〜90)
HushabyeDawn Landes

穏やかなアコースティックギターの響きに、優しい歌声がそっと寄り添うようです。
歌っているのはアメリカ出身のシンガーソングライター、ドーン・ランデスさん。
フォークを基盤にした温かい音楽性で知られ、2015年にはノラ・ジョーンズも参加したアルバム『Bluebird』で賞を獲得した実力派です。
本作は2019年5月に公開されたEP『My Tiny Twilight』収録の一曲。
花には水が、友情には時間が必要なように、赤ちゃんには健やかな眠りが必要なのだと、その歌詞は教えてくれます。
まるで母親が優しく語りかけるような慈しみに満ちた音色は、きっと親子の心を穏やかに包み込んでくれるでしょう。
一日の終わりに、安らぎのひとときを過ごしたい時にぴったりの一曲かもしれませんね。
Hung AroundKing Nun

DIY精神と荒々しいサウンドが魅力のキング・ナンは、2013年にロンドンで結成された5人組バンドです。
インディー・パンクの勢いとグランジのヘヴィさを融合させた音楽性が特徴で、フー・ファイターズのサポートを務めた経験もあります。
メンバーはボーカルのセオ・ポリゾイディスさんたちで、アートワークからプロデュースまで自ら手掛けています。
2016年にデビューし、2019年発表のアルバム『Mass』はNME誌に「過激かつ素晴らしい」と絶賛されました。
ローリングストーン誌にBonnarooフェスティバルで「Best Rock Newcomers」と称された実力派で、その生々しいライブパフォーマンスは必見です。
90年代グランジの魂を受け継ぐサウンドは、多くのロックファンを魅了すること間違いなしです!
HawkAlgernon Cadwallader

エモ・リバイバルの象徴としてシーンに君臨するアメリカのバンド、アルジャーノン・キャドワラダー。
彼らは2012年に一度活動を終えましたが、2022年の再結成を機に再び世界中のファンの注目を集めています。
複雑に絡み合うギターと予測不能なリズム展開が魅力の本作は、彼らの技巧的でエネルギッシュなサウンドが存分に堪能できる一曲です。
社会的なテーマを扱いながらも、その根底にはDIY精神に根ざした温かい視点が感じられますよね。
2025年9月リリースの14年ぶりとなるアルバム『Trying Not to Have a Thought』からの先行シングルで、ミュージックビデオも制作されています。
技巧的なバンドサウンドに心を揺さぶられたい時に、ぜひ耳にしてほしい作品です。
Hunting SeasonBiffy Clyro

猛烈な勢いで駆け抜けるサウンドが鼓膜を突き刺す、スコットランド出身のロック・トリオ、ビッフィ・クライロの一曲です。
ヘヴィなギターリフと煽るようなボーカルが一体となり、誰かを標的にする現代の風潮へ強烈なカウンターを放つインパクト大の楽曲。
本作は2025年7月に公開され、9月発売の10枚目のアルバム『Futique』からの先行シングルです。
Radio 1で“Hottest Record”として紹介されるなど、大きな注目を集めました。
2013年のアルバム『Opposites』で初のUKチャート1位を獲得した実力派。
社会の不条理に立ち向かう勇気が欲しい時、背中を力強く押してくれるに違いありません!





