「H」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「H」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
普段、特定の頭文字で始まる曲ばかりを集めて聴くということはあまりないかもしれませんが、だからこそこれまで知ることがなかった曲と出会えたり、新たな発見があるかもしれません。
「H」で始まる英単語というと「Help」「Hello」「High」をはじめ、たくさんの言葉があります。
どれも曲名に使われていそうですし、音楽が好きな方であればすでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
それでは、どんな曲があるのかさっそく記事を見ていきましょう!
「H」から始まるタイトルの洋楽まとめ(51〜60)
Here Comes The Rain AgainEurythmics

1980年代にシンセポップで世界的な人気を集めたイギリスのデュオ、ユーリズミックス。
中性的な魅力を持つアニー・レノックスさんの歌声が非常に印象的ですね。
そんな彼らの作品のなかで、秋のムードにぴったりなのが、名盤『Touch』に収録された一曲。
この楽曲は、恋人との不安定な関係を、降り続く雨に重ね合わせた感傷的なバラードです。
オーケストラとシンセサイザーが織りなすサウンドは、物悲しさのなかに凛とした美しさを感じさせます。
1984年当時にシングルとして全米4位のヒットを記録した本作は、秋の雨の日に、一人で静かに聴きたい切ない一曲ではないでしょうか。
hey nowKendrick Lamar

2024年のヒップホップシーンは、ケンドリック・ラマーさんとドレイクさんのビーフで持ちきりでしたよね。
その勝者として圧倒的な存在感を見せつけたケンドリック・ラマーさんが、サプライズで世に送り出したアルバム『GNX』からの一曲です。
本作は、プロデューサーのMustardさんらしいミニマルなビートの上で、客演のDody6さんと共に勝利の凱歌をあげるような作品に仕上がっています。
歌詞を読むと10月が舞台になっていて、まるで長い戦いを終えた王者が、秋の静けさの中で自らの勝利を噛みしめているかのようです。
この楽曲は2024年12月7日付の全米チャートでトップ5入りを果たすヒットを記録。
秋の夜長のドライブや、部屋で一人じっくりと考えを巡らせたい時に聴くと、また違った味わい深さを感じられるかもしれません……。
Harvest FairSummer Salt

テキサス州を拠点とするインディー・ポップ・デュオ、サマー・ソルト。
1960年代のポップスやボサノヴァに影響を受けた、柔らかくレトロなサウンドが魅力です。
そんな彼らの作品のなかで、秋に聴きたいのがこちらの作品。
収穫祭を舞台に、過ぎ去った恋人との再会を願うロマンティックな物語が描かれています。
どこか切なくも温かい希望を感じさせるメロディーが、秋特有のセンチメンタルな気分に優しく寄り添ってくれるようですね。
本作は2018年11月に公開され、EP『Favorite Holiday, Vol. 1』に収録されています。
少し肌寒くなった夕暮れ時に、物思いにふけりながら聴くと、より一層世界観を楽しめると思います。
Here I Go AgainWhitesnake

元ディープ・パープルのボーカリストが率いるハードロックバンド、ホワイトスネイク。
ブルースロックを基盤としながらも、80年代には世界的な成功を収めましたね。
そんな彼らの作品のなかでも、特に秋にピッタリな作品がこちらのナンバー。
ヴォーカルのデイヴィッド・カヴァデールさんが自身の結婚生活の破綻を背景に書き上げたというこの楽曲は、孤独のなかで自分の道を歩むしかないという痛切な決意が表現されています。
物悲しさと力強さが同居するメロディーが、秋のセンチメンタルな気分に不思議とマッチするのではないでしょうか。
初出は1982年のアルバム『Saints & Sinners』で、1987年10月に再録版が全米1位を獲得。
映画『Man Up』でも使用された本作は、一人で考え事をしたい秋の夜長にうってつけです。
「H」から始まるタイトルの洋楽まとめ(61〜70)
HimmelsrandEQUILIBRIUM

ドイツ出身のメタルバンド、エクイリブリウムの楽曲。
原曲は人気ゲーム『The Elder Scrolls V: Skyrim』のテーマで、その荘厳なメロディーをバンドならではの重厚なサウンドでカバーしています。
激しいギターリフと力強いドラムに、壮大なシンフォニックアレンジが融合したアンサンブルは、聴く者を一気に雪深い北の大地へと誘いますよね。
本作は2013年8月に公開されたEP『Waldschrein』に収められた一曲です。
ゲームのファンはもちろん、ファンタジーの世界観にどっぷりと浸りたい時に聴いてほしい、エモーショナルでドラマチックなナンバーです。
Higher LoveSteve Winwood

ブルー・アイド・ソウルの代表格として知られるイギリスのミュージシャン、スティーヴ・ウィンウッドさん。
さまざまなバンドで成功を収めた彼ですが、ソロ活動期の本作はソフトロックの名曲としてオススメしたい作品です。
アルバム『Back in the High Life』に収録されており、1986年8月には全米1位を記録しました。
日常に感じる虚しさを乗り越え、より高次の精神的な愛を求める力強いメッセージが、高揚感あふれるサウンドに乗せて歌われています。
80年代らしい洗練されたプロダクションのなかで、チャカ・カーンさんのパワフルなコーラスが光る、ソウルフルな雰囲気がただよう作品に仕上げられています。
気分を上げてくれるので、何かを頑張りたい朝にピッタリだと思いますよ。
HeavyFlorence Road

アイルランドの幼馴染4人組バンドとして2019年に結成されたフローレンス・ロード。
ガレージでの活動から着実に実力をつけた彼女たちはカバー曲の公開などで注目を集め、いま世界的なブレイクの兆しを見せているのですね。
オルタナティブ/インディーロックを基盤とし、2022年に自主制作で最初のシングルを公開。
そして2025年3月にリリースされたメジャーデビュー作『Heavy』は、TikTokで1,000万以上の「いいね」を獲得し、一気にその名を広めました。
Warner Musicとの契約は、彼女たちの才能が業界から高く評価されている証拠と言えるでしょう。
The CranberriesやPhoebe Bridgersを彷彿とさせる、ヴォーカルのリリー・アーロンさんの心に突き刺さる歌声と力強いバンドサウンドは、まさに次世代のインディーロックといった趣。
エモーショナルな音楽が好きな方であれば、間違いなくチェックすべきバンドだと断言します。





