「H」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、「H」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
普段、特定の頭文字で始まる曲ばかりを集めて聴くということはあまりないかもしれませんが、だからこそこれまで知ることがなかった曲と出会えたり、新たな発見があるかもしれません。
「H」で始まる英単語というと「Help」「Hello」「High」をはじめ、たくさんの言葉があります。
どれも曲名に使われていそうですし、音楽が好きな方であればすでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
それでは、どんな曲があるのかさっそく記事を見ていきましょう!
「H」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
Hot LoveT-REX

グラムロック時代の幕開けを象徴する、イギリスのバンドのT. Rexが1971年2月に発売したシングルです。
UKチャートで6週間にわたり首位を独占し、”Bolanmania”と呼ばれる社会現象を巻き起こすきっかけとなりました。
繰り返されるシンプルなギターリフと、マーク・ボランさんの甘くささやくような歌声が印象的ですよね。
歌詞から伝わるのは、抑えきれない熱烈な愛情と高揚感。
聴いていると思わず心が浮き立ち、恋の初期衝動にも似たきらめきを感じさせてくれます。
彼らがこの楽曲を音楽番組で披露したことが「グラムロック」の始まり、と言われていることも含めて、グラムロックに興味がある方であれば必ずチェックすべき楽曲と言えましょう!
Here With Med4vd

愛する人と共に歳を重ねる未来を夢見る、そのあまりにも純粋で切ない願いに胸が締め付けられるようです。
アメリカ出身のシンガーソングライター、デイヴィッドさんの作品で、ゲーム動画のBGM制作からキャリアを始めたZ世代のアーティストです。
本作は、映画『カールじいさんの空飛ぶ家』の物語に着想を得ており、これから先もずっと隣にいてほしいというひたむきな想いが、穏やかでドリーミーなサウンドに乗せて歌われます。
このまっすぐな恋心は、青春時代の輝きそのものかもしれませんね。
2022年9月に公開されたこの楽曲は、デビューEP『Petals to Thorns』に収録されています。
大切な人と過ごす夕暮れ時に聴きながら、何気ない日常こそが宝物だと感じてみませんか?
「H」から始まるタイトルの洋楽まとめ(31〜40)
HurricaneEden Golan

ロシアとイスラエルという異なる文化圏で育ったシンガーソングライター、エデン・ゴランさん。
6歳でロシアに移住しキャリアを始め、2022年に母国イスラエルでソロ活動を本格化させました。
ポップスやソウル、R&Bを基盤にした表現力と、作詞作曲やダンスもこなす多才ぶりでも注目されています。
2024年にはユーロビジョン・ソング・コンテストのイスラエル代表に選出。
そこで披露した楽曲は国内チャート1位を獲得しました。
本番では観客投票で323ポイントもの支持を集め総合5位に輝きましたが、その裏では厳しい警備体制が敷かれるほどの逆境があったことでも知られています。
どんな状況でも堂々と歌い上げる姿は、聴く人の心を強く打ちますね。
世界に挑戦する新世代の力強い歌声に触れたい方におすすめです。
Honey BucketMelvins

オルタナティブロックやグランジの先駆者としても知られるアメリカのロックバンド、メルヴィンズが1993年にリリースした名盤『Houdini』の収録曲です。
スラッジメタルの重厚さとパンクの疾走感を併せ持ったサウンドは、まさに音の暴力とも言えるほどの迫力!
脳内に直接響くようなギターリフと猛烈なドラムビートが、聴く者の理性を吹き飛ばします。
歌詞は断片的な言葉が連なるミステリアスなもので、作り手自身も明確な意味を語らないのだそうです。
この捉えどころのなさが、かえって想像力を刺激するのかもしれませんね。
本作を収録したアルバムはチャートで29位を記録し、バンドの知名度を大きく押し上げました。
頭を空っぽにして、ただ轟音に身を委ねたい時にぴったりの一曲でしょう。
Hunger StrikeTemple Of The Dog

アメリカ・シアトル出身のスーパーグループ、テンプル・オブ・ザ・ドッグのアルバム『Temple of the Dog』収録曲。
亡き友人を追悼するプロジェクトから生まれた本作は、富や権力を持つことへの違和感と、持たざる者の抵抗を描いているそうです。
サウンドガーデンのクリス・コーネルさんと、当時まだ無名だったパール・ジャムのエディ・ヴェダーさんの魂のデュエットは圧巻!
二人の歌声が交錯する様は、社会の不条理に対する心の叫びそのもののようです。
1991年リリースのこの作品は、後にMTVで注目を集め大ヒットしました。
内面の葛藤を赤裸々に描く、グランジの神髄に触れてみてはいかがでしょうか?
Have You Seen My Sister Evelyn?Evelyn Evelyn

姉妹の絆は、ときに甘く、ときに皮肉です。
エヴリン・エヴリンはアメリカのコンセプト・デュオ。
アマンダ・パーマーさんとジェイソン・ウェブリーさんが結合双生児を演じ、この楽曲は跳ねるラグタイムとキャバレーの語り口で、片割れを探す語りを展開。
離れられない運命と自我の芽ばえ、嫉妬や独占欲をユーモアで滲ませます。
本作はアルバム『Evelyn Evelyn』収録。
初出は2007年当時にリリースのEP。
MVは2011年10月公開で、2012年にWebby Awardsノミネート、Byron Bayで受賞。
約2分13秒、さっと聴けて深い余韻。
短時間で気持ちを切り替えたい時や、家族愛の陰影を軽やかに味わいたい人に。
HopoponoGoGo Penguin

ゴーゴー・ペンギンは英国マンチェスターのピアノトリオで、洗練された先進的なスタイルが特徴で日本でも人気の高いグループです。
この楽曲はミニマルな動機が波紋のように広がり、都会の夜を駆ける高揚と内省の往復を描写。
ビートの粒立ちとクラシカルな和声が、焦燥と希望を同居させます。
2014年3月に発売されたアルバム『v2.0』収録で、同年10月のDeluxe Editionにも収録。
深夜のドライブや集中作業にぴったりですし、ぜひ細部まで耳を澄ませて、低音のうねりとピアノの反復を味わいましょう。