「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、タイトルが「P」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
「P」で始まる英単語といえば「Peace」「Party」「Picture」などがあり、この単語を見てすでに何曲か思い浮かんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こうして特定のアルファベットで始まる曲のみを探して聴くこと機会ってこれまでにあまりないと思います。
しかし、こうして見てみると知らなかった楽曲を知るキッカケになったり新たな発見があったりするかもしれません。
これを機に新たな楽曲との出会いのお手伝いができればうれしいです。
「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ(71〜80)
Paper PlanePeder Elias

ノルウェー出身のシンガーソングライター、ペーダー・エリアスさん。
少年合唱団で培われた透き通るような歌声が魅力で、韓国の音楽賞を受賞するなどアジアでも広く支持されています。
彼が歌うのは、遠くにいる恋人へ紙飛行機のように想いを届けたいと願う、切なくもピュアなラブソング。
アコースティックなサウンドに乗せた優しい歌声は、会えない時間の寂しさだけでなく、相手を思う温かい気持ちも感じさせてくれます。
2023年3月に登場した本作は、恋人と離れて過ごす夜にそっと寄り添ってくれるはず。
会いたい気持ちが募ったときに聴けば、心が少し軽くなるかもしれませんね。
Pieces of a ManGil Scott-Heron

ソウルやファンクに詩を融合させた独自のスタイルで、「ラップのゴッドファーザー」とも呼ばれるアメリカのアーティスト、ギル・スコット=ヘロンさん。
この『Pieces of a Man』は1971年にリリースされたヘロンさんの初期傑作アルバムであり、ファンクやソウルはもちろん、先述した通りヒップホップの歴史を語る上でも欠かせないマスターピースです。
プログレッシブソウルとも称されるように、メロディアスでありながらも革新的なサウンドの中で、卓越したリリシストであるヘロンさんのリリックが生き生きと繰り出されるスタイルはリリース当時よりもむしろ現代において再評価され続けているのですね。
最初は取っつきづらいと感じるかもしれませんが、達者な歌声を披露する曲もありますし、ファンクに興味のある方はもちろんヒップホップリスナーもぜひヘロンさんの声と言葉、サウンドに耳を傾けてみてください。
Phase 4Jeff Mills

アメリカ出身のジェフ・ミルズさんの代表作であり、モダン・テクノの礎を築いたとされる『Waveform Transmission Vol. 1』。
硬質で金属的なビートが高速で打ち鳴らされる様は、まるで未来の都市を疾走しているかのような、スリリングな感覚を思い起こさせますよね。
無機質に聴こえるループの中に、実は微細な変化とファンキーな魂が宿っているのがこの作品のすごいところ!
「The Wizard」の異名は伊達ではありません。
このアルバムがなければ現代のテクノは生まれなかった、といっても過言ではないのではないでしょうか?
ぜひ、この鋼鉄のグルーヴに身を任せてみてくださいね。
Please Let Me WonderThe Beach Boys

1965年のアルバム『The Beach Boys Today!』に収録されている『Please Let Me Wonder』は、アメリカのバンド、ザ・ビーチ・ボーイズの音楽性が深化するきっかけとなった珠玉のバラードです。
ブライアン・ウィルソンさんが生み出す繊細なメロディと、幾重にも重なる美しいハーモニーが、心の奥まで染み渡る感動的な1曲です。
恋人の気持ちが分からず、答えを聞くのが怖いという歌詞は、気取った雰囲気が一切なく素朴でシンプル。
だからこそ、その切ない願いが聴く人の心の奥深くまで染み込んでくるような哀愁ただよう雰囲気に仕上がるんです。
甘くも切ないメロディに身を委ね、懐かしい思い出に浸ってみてはいかがでしょうか。
Prince GeorgeIDK, Cordae

同じ故郷を持つ二人の才能が共鳴する、ソウルフルなヒップホップが素晴らしい一曲です。
アメリカ・メリーランド州出身のラッパー、アイディーケイさんと、グラミー賞にもノミネートされた実力派コーデーさんによる初の公式コラボレーション!
穏やかなビートの上で描かれるのは、成功がゆえの警戒心や、ルービックキューブのように複雑な人生を乗り越えようとする強い意志です。
2025年6月に公開された本作のPVはイタリアのローマで撮影されており、地元から世界へ羽ばたく二人の姿を象徴しているかのよう。
故郷を離れて頑張る人の心に、きっと静かな勇気を灯してくれるはずです。
PoloKim Petras

グラミー賞受賞も果たしたドイツ出身のポップスター、キム・ペトラスさんによる、大胆不敵なクラブアンセムです!
足の指を三ヶ所も骨折している中で制作されたというエピソードが信じられないほど、エネルギッシュなビートが炸裂します。
本作で描かれるのは、他人の期待という服を脱ぎ捨て、ありのままの自分を解き放つ主人公の姿そのもの!
「私をもっと見て」と挑発するようなメッセージは、聴く人の心まで強く揺さぶるようです。
2025年6月の公式リリース前からPRIDEフェスで披露され話題を呼んだこの曲を聴けば、どんな壁も壊せる無敵の自分になれるかもしれませんね。
PotluckMAVI & Smino

詩的なラップで注目を集めるアメリカ出身のマヴィさんと、独創的なフロウが魅力のスミーノさん。
異なる個性を持つ二人の才能が化学反応を起こした一曲です。
本作は、それぞれの成功譚とそこに至るまでの道のりを分かち合うような、内省的で温かいメッセージに満ちています。
スミーノさんが過去から現在への飛躍を軽妙に語れば、マヴィさんは成功がもたらす非現実感をメロウなサウンドに乗せて詩的に表現します。
2025年6月に公開されたこの作品は、マヴィさんにとってアルバム『Shadowbox』に続く流れを汲むもの。
二人の自然な一体感は、まるで長年の相棒のようで聴き惚れてしまいます。
自分の歩みを肯定し、次の一歩を踏み出す勇気をくれるはずです。