「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、タイトルが「P」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
「P」で始まる英単語といえば「Peace」「Party」「Picture」などがあり、この単語を見てすでに何曲か思い浮かんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こうして特定のアルファベットで始まる曲のみを探して聴くこと機会ってこれまでにあまりないと思います。
しかし、こうして見てみると知らなかった楽曲を知るキッカケになったり新たな発見があったりするかもしれません。
これを機に新たな楽曲との出会いのお手伝いができればうれしいです。
「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ(1〜10)
PRESS + DELETENEW!$NOT

フードを被ったミステリアスなスタイルで知られるフロリダのラッパー、スノットさん。
2018年に『Gosha』で注目を集めて以来、独自の音楽性でファンを増やしてきました。
そんな彼の新作が2025年9月にリリースされていますよ。
この楽曲は、不要なものを即座に消し去るという冷徹な決意をテーマにしており、彼の持ち味であるクールな世界観が際立つ仕上がりが特徴です。
硬質なビートと鋭いハイハットの上を滑るような低音フロウが、わずか1分という尺の中で強烈なインパクトを放ちます。
アルバム『Ethereal』以来の作品ということもあり、彼の研ぎ澄まされた美学が詰まった本作は、ミニマルなヒップホップを好む方にも間違いなく響くはず。
Point Of ViewNEW!As Everything Unfolds

ポスト・ハードコアにメロディックな要素を落とし込んだ音楽性で人気を集めるイギリスのロックバンド、アズ・エヴリシング・アンフォールズ。
ヘヴィながらも繊細な表現力を持つ女性ボーカルが特徴で、2023年にはアルバム『Ultraviolet』が専門誌のアワードにノミネートされましたね。
そんな彼らの新曲が、こちらの一作。
この作品で歌われるのは、誰かを助けようとしても拒絶され、自尊心を失っていく中で、自分の心を守るために離れることを選ぶという痛切な決意です。
ボーカルの実体験が基になっており、そのリアリティが胸に迫ります。
ヘヴィなギターリフと浮遊感のあるシンセが複雑に絡み合うサウンドが、この感情の葛藤を表現しているのが見事ですね。
秋のヨーロッパツアーに合わせて公開されており、人間関係に疲れ、自分の視点を取り戻したいと願う人に聴いてほしい作品です。
Pink Money (ft. G Herbo)NEW!Coi Leray, Bktherula

グラミー賞へのノミネート経験を持つ実力派ラッパーのコイ・リレイさんと、実験的なサウンドで急成長中のビーケーセロラさん。
そんな2人がラッパーのG・ハーボさんを迎えて2025年9月に制作したのが、こちらのパワフルな一曲です。
この楽曲は、富や成功を誇示する自信に満ちたリリックが、エネルギッシュなトラックの上で展開されています。
コイ・リレイさんのキャッチーなフロウとビーケーセロラさんの独特なラップがみごとに交錯する、いわゆるスキルフルな掛け合いというやつですね。
気分を最高に高めたいときにぴったりの、力強いヒップホップ・アンセムに仕上がっています。
「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ(11〜20)
Por SupuestoNEW!Marina Sena

ミナスジェライス州北部出身のシンガー・ソングライター、マリナ・セナさん。
MPBを軸にポップやインディ、さらにはストリートミュージックまでを自在に横断するハイブリッドな作風で、現代ブラジル音楽シーンを象徴する存在です。
本作は、彼女の少し鼻にかかったような、揺らぎのある官能的な歌声が、ポップなメロディの上で切ない恋心を繊細に描き出すナンバー。
相手の笑顔に心を奪われながらも、その想いが一方通行であるもどかしさが、聴く人の胸を締めつけますよね。
2021年8月リリースのソロ・デビュー・アルバム『De Primeira』に収録されており、テレビシリーズ『As Five』のサウンドトラックにも起用されました。
リリース前からSNSで話題を呼び、ブラジル国内でダイヤモンド認証を獲得するほどの大きな反響を呼びました。
キャッチーなサウンドは、MPBに馴染みのない方でも心地良く聴けるはず!
Preta pretinhaNEW!Novos Baianos

ブラジルのカウンターカルチャーをけん引したグループ、ノヴォス・バイアーノス。
ロックを軸にサンバやボサノヴァなど多彩な伝統音楽を融合させ、MPBの新たな可能性を示した功労者的な存在です。
今回ご紹介するのは、1972年発表のアルバム『Acabou Chorare』に収められた一曲。
このアルバムはブラジル音楽のオールタイム・ベストで1位に選ばれたこともある歴史的な名盤ですよね。
作詞家の実体験である失恋から着想を得たという本作は、甘く切ない物語を歌いながらも、アコースティック楽器のアンサンブルがどこか温かい、不思議な魅力を持っています。
憂鬱な時代に喜びをうたった彼らの音楽の中でも、人の心の機微に優しく寄り添ってくれるような趣ですね。
PressureNEW!Paramore

2000年代のポップパンクシーンを代表するバンドというだけではなく、2020年代の女性アーティストたちへの絶大な影響も見逃せないパラモアが、デビューを飾った楽曲。
2005年発売のデビューアルバム『All We Know Is Falling』に収録されており、若さゆえの焦燥感や周囲からのプレッシャーに抗う感情が描かれています。
疾走感のあるギターリフと性急なビートが生み出すサウンドは、当時16歳だったヘイリー・ウィリアムスさんのエモーショナルなボーカルと相まって、聴く者の感情を揺さぶりますよね。
本作はゲーム『The Sims 2』で架空言語バージョンが使用されたことでも知られています。
3週間という短期間で制作されたアルバムが持つ荒削りな勢いは、どうしようもない閉塞感を打ち破るエネルギーとして機能しているのではないでしょうか。
初期衝動が凝縮された、エモーショナルなポップパンクナンバーです。
ProphetNEW!Buckshot

ウィッチハウスやクラウド・ラップを飲み込み、アンダーグラウンドで異彩を放つ音楽コレクティブ、ホーンテッド・マウンド。
その一員として活動するアイルランド出身のアーティストがバックショットさんですね。
彼が2025年9月に公開した作品は、そのダークで幻想的なサウンドスケープに思わず引き込まれてしまう一曲です。
まるで孤独な預言者が幻視する終末の世界を描いたかのような、深く内省的なテーマが心に響きます。
バックショットさん自身のボーカルもさることながら、オスカー18さんやセマタリーさんが手がけるプロダクションが圧巻で、不穏さと美しさが同居した唯一無二の音像を構築。
実験的なヒップホップを求めている方はもちろん、夜のドライブで物思いにふけりたい時にもおすすめですよ!