「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ
この記事では、タイトルが「P」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
「P」で始まる英単語といえば「Peace」「Party」「Picture」などがあり、この単語を見てすでに何曲か思い浮かんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こうして特定のアルファベットで始まる曲のみを探して聴くこと機会ってこれまでにあまりないと思います。
しかし、こうして見てみると知らなかった楽曲を知るキッカケになったり新たな発見があったりするかもしれません。
これを機に新たな楽曲との出会いのお手伝いができればうれしいです。
「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ(31〜40)
Papua New GuineaThe Future Sound of London

壮大なサウンドスケープと躍動するビートが融合し、聴く人を一気に非日常へと誘う一曲です。
英国出身の電子音楽デュオ、フューチャー・サウンド・オブ・ロンドンによる本作は、テクノロジーと有機的なメロディを掛け合わせる彼らの原点。
魂を揺さぶるような女性ボーカルは、具体的な言葉はなくとも神秘的な祈りのように響き、レイブの高揚感と一体感を体現しているかのようです。
アンビエントとブレイクビートが織りなす音の波に身を委ねれば、音楽に溶け込むような感覚を味わえるでしょう。
このデビュー作は1991年11月に公開、翌年にはUKシングルチャートで22位を記録し、アルバム『Accelerator』にも収録されました。
映画『クール・ワールド』のサントラにも起用されています。
90年代の熱気を肌で感じたい時や、日常から解放されたいあなたにぴったりの名曲です!
Possum KingdomThe Toadies

アメリカ・テキサス州の土埃を感じさせる、そんな骨太なサウンドが魅力のザ・トーディーズは、1989年に結成されたロックバンドです。
「テキサス的でありながら、紛れもなくグランジ」と評される、泥臭さとヘヴィネスを融合したスタイルが特徴。
1994年に発売されたデビューアルバム『Rubberneck』は、シングル「Possum Kingdom」などの大ヒットを記録し、1996年にはプラチナ認定されるほどの成功を収めました。
翌年にはMTVのビデオアワードも受賞し、その存在感はファンのみならずシーン全体に認められたとされています。
一度は解散するも、現在も精力的なライブでファンを熱狂させているのだとか。
シアトル勢とはひと味違う、乾いた質感のオルタナティブロックを聴きたい方にはたまらないのではないでしょうか。
Phải Chăng Em Đã Yêu (feat.REDT)Juky San

その歌声はまるで澄み渡る泉のよう!
ベトナムの伝統と現代ポップスを織りなすシンガー、ジュキー・サンさん。
2019年に本格的な活動を始め、V-POPを軸にバラードからダンスナンバーまで歌いこなす実力派です。
ヒット曲『Phải Chăng Em Đã Yêu』など、記憶に残るメロディーで多くのファンを獲得。
2022年にはEP『Symphonies』で、ベトナムの名曲にショパンの旋律を融合させるという斬新な試みで注目を集めました。
彼女は「アジアポップ界で最も有望な若手アーティストの一人」と評される逸材。
新しい音楽の世界に触れたい、そんなあなたのためのアーティストかもしれませんね。
PrettyNewDad

きらめくギターと浮遊感のある歌声が魅力の、アイルランド出身ロックバンド、ニューダッド。
2024年1月にリリースしたデビューアルバム『Madra』がNMEの「ベスト・デビュー10選」に選ばれるなど、高い評価を得ている実力派です。
2025年8月に公開された本作は、バンドが拠点とするロンドンから故郷へ向けた、切なくも美しいラブレターのような一曲。
都会で生まれたホームシックな感情が、ボーカルのジュリー・ドーソンさんの囁くような歌声と溶け合い、ノスタルジックな心象風景を描き出していますよね。
新しい環境で寂しさを感じるときや、故郷を思い出してセンチメンタルな気分に浸りたい夜に、そっと寄り添ってくれるはずです。
この作品はセカンドアルバム『Altar』に収録されています。
Por VocêBarão Vermelho

クラシック・ロックとMPB(ブラジル音楽)を融合させ、ブラジル・ロックの歴史そのものを体現してきたのがバロン・ヴェルメーリョです。
1982年にデビューし、1984年発売の3rdアルバム『Maior Abandonado』は「Bete Balanço」などのヒット曲を含み、6ヶ月で10万枚を超えるセールスを記録しました。
詩的なカリスマ、カズーザさんの時代から、ギタリストのフレジャットさんがボーカルを兼務する新時代まで、その音楽性はドラマチックに変化し続けます。
1992年にはハリウッド・ロックで最優秀バンドに選ばれるなど、国内外で確固たる評価を築き上げました。
40年以上にわたり進化を続ける彼らのサウンドは、ブラジル音楽の奥深さを探求したい方にピッタリではないでしょうか。
「P」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜50)
Precious Me & Feel Any PainMilledenials

デジタル時代の終わりのない焦燥感を、美しい轟音で優しく包み込んでくれるようなインドネシアのバンドがミレニアルズです。
2020年にバリ島で結成された5人組で、「emogaze」と称されるシューゲイザーとエモの激情を横断するサウンドが魅力。
2020年10月にシングル『Acceptance』で活動を開始し、2023年にリリースしたダブル・シングル『Precious Me & Feel Any Pain』で批評的な注目を集めました。
2025年5月には日本の音楽賞で「Special Award: Indonesian Popular Music」を受賞するなど、その存在感はアジアを越えて広がっています。
彼らの音楽は「共同療癒の場」とも評されており、誰にも言えない心の痛みにそっと寄り添ってくれるかのよう。
どうしようもない孤独を感じたとき、彼らの音楽があなたの心を軽くしてくれるかもしれませんね。
Pra dizer AdeusTitãs

ブラジルロックシーンの生きる伝説ともいえるティタス。
1982年にサンパウロで結成された彼らは、ポストパンクやオルタナを軸に、スカやポップロックまで多彩な音楽性でファンを魅了してきました。
1984年のデビュー後、アルバム『Cabeça Dinossauro』で確固たる地位を築き上げます。
1997年のライブで披露された『Pra Dizer Adeus』は、世代を超えて愛される名曲として多くの人の心に響いているのではないでしょうか。
ラテン・グラミー賞の受賞歴も持ち、2005年にはセールスが630万枚を超えるなど、その人気はまさに国民的ですよね。
メンバーの変遷を乗り越え、社会的なメッセージを歌に託し続ける彼らの音楽は、まるで時代を映す鏡のようです。
変化を恐れない骨太なロックサウンドを求めるなら、ぜひティタスの世界に触れてみてください。